『未来のミライ』

細田守監督のアニメ映画。

とある街の、中庭に樫の木が生えた一軒家。そこに住む男児・くんちゃんは、最近、妹・ミライちゃんが生まれて両親がかまってくれないので嫉妬に狂い、妹に敵対心を燃やします。このくんちゃんが、最っ高にかわいくない！(笑)と、そんなある日、中庭の樫の木が発光して時空がゆがみ、未来から女子高生になったミライちゃんがやってきて…。

「現在のくんちゃん」は、樫の木をタイムリープの装置にして、「未来のミライちゃん」だけでなく、「過去のお母さん」や、「過去のひいじいじ」にも会いに行っちゃいます。そこでいろんな人と出会い、経験していくうちに、くんちゃんにある変化が訪れる。

ちなみに、「現在のくんちゃん」は、「未来のくんちゃん」にも会うんだけど、あれ？同じ人って同じ空間に存在できないんじゃなかったっけ？そして「未来のくんちゃん」は、この中庭での出来事を覚えてないの？「未来のミライちゃん」は覚えてるのに。これ夢オチじゃないよね？

しっかしこのくんちゃんのかわいくなさったら！なんでかわいくないって思うのかっていうと、自分は何をしても許されると思ってるかのような言動がむかつくのかな(笑)。世界がお前中心に回ってると思うなよ！っていう。それは自分が子どものころ、つい我慢して、あんなふうに泣きわめくことができなかったという…つまり嫉妬ですね(笑)。あー腹立った！