恒川光太郎さんのデビュー作&第12回ホラー小説大賞受賞作&直木賞候補作。


ホラー小説と思って読み始めたけど、これはファンタジー?この世にときどき現れる、異界の夜市に迷い込んだ裕司といずみ。裕司は実は子供の頃、弟と夜市に迷い込んだことがあった。夜市の掟は、そこで買物をしないと元の世界に戻れない。そこで裕司がとった行動は…。


次々明かされる夜市のルール、いくつもの世界がパラレルに重なり合う場所、裕司の本当の目的。後半、主人公がガラリと転換して、またもとに戻ったり…というのを、平易な文章でこともなげにさらさらっとやってのけておもしろかった。


タイトルだけで手にとったので、台湾となんか関係ある?と思いましたが、一ミリも関係ありませんでした(笑)。

 

 

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