かとうむつこさんの絵本。


あまりにも本が小さいので、気になって手にとった。


アメリカ在住のかとうさんが、日本にいる姪の質問「神さまってほんとうにいるの?」に答えてつづった文章だそうで。古今東西の神様を紹介しつつ、かとうさんの個人的な神様観へ。


たとえばアリが食べ物を運んでいるのを人間は上から俯瞰できるけど、アリ本人には見えない。そこで人間が急に食べ物を取り上げたら、アリたちにはそれが理解できずに「食べ物が消えた!」と思うでしょう、人間と神様もそういう感じかもしれないわね。というたとえ話、面白かった〜。


こんなていねいに答えてくれるアメリカの叔母さんがいたら、世界のふしぎをどんどん聞きたくなっちゃうね。

 

 

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●面白かった絵本(隠居の本棚より)
 
 
『ちいさなねこ』(石井桃子、横内じょう・著)
 
『Professor Crocodile』(Giovanna Zoboli・著, Mariachiara Di Giorgio・イラスト)
 
『ぶす』(内田麟太郎、長谷川義史・著)
 
『よあけまで』(曹 文軒・著, 和歌山 静子・イラスト)
 
『ちいさいおうち』(バージニア・リー・バートン・著)
 
 
『ぼくがラーメンたべてるとき』(長谷川義史・著)
 
 
『どこいったん』(ジョン・クラッセン・著、長谷川義史・訳)