1983年のアメリカ映画。

あの主題歌だけは知っていたけど、やっと映画も観れました。

主人公のアレックスは、プロのダンサーを目指しながら、溶接工として働く18歳女子。(このギャップがすでにカッコイイ)

街かどのダンスバトルとか、交通整理員と踊るところなんて、オシャレなCMのようにさらりとしてて、アメリカのストリートのにおいがする。

スタンダップコメディアンとか、フィギュアスケーターになりたい、夢見る若者たちがたくさん出てきて、でもどれもパッとしないところが現実的で好感。

夢やぶれてゆく仲間たちをどうすることもできないなか、アレックスがオーディションを受けに行くと、育ちのよさそうなバレエ畑の女の子たちしかいない。でもアレックスは決心し、自分の踊りたいダンスを、バシバシのシンセサウンドに合わせて踊りまくるのです。

で、そのダンスアカデミーに合格することではなくて、アレックスがオリジナルのダンスを披露し、「自分だけの満足感」をピークにもってくる、というのが最高でした。権威にたてつくパンクのようなカッコよさ!


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