台湾の国民的絵本作家、ジミー(幾米)の絵本、日本語版出てたー!翻訳は、惜しくも2018年に亡くなられた、台湾文学翻訳家の天野健太郎さん。
男の子が、毎日窓の外を見ながら何かを待っています。やってくるのは、なぜか怪我をした動物たち。そこから、ちょっとビックリするエンディングへ。
怪我をした動物が来ることを、男の子は予感していたのか。外の世界で起こっていることを、どこまで知ってたのか。海の向うにも、おなじ月をみている人がいると、この子も大人になったら忘れてしまうのか。
手放してはいけない想像力のおはなし。
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●面白かった絵本(隠居の本棚より)
・『はんなちゃんがめをさましたら』(酒井駒子・著)
・『ちいさなねこ』(石井桃子、横内じょう・著)
・『Professor Crocodile』(Giovanna Zoboli・著, Mariachiara Di Giorgio・イラスト)
・『ぶす』(内田麟太郎、長谷川義史・著)
・『よあけまで』(曹 文軒・著, 和歌山 静子・イラスト)
・『ちいさいおうち』(バージニア・リー・バートン・著)
・『ピーナッちゃんとドーナッちゃん』(つつみあれい・著)
・『ぼくがラーメンたべてるとき』(長谷川義史・著)
・『サンタクロースはおばあさん』(佐野洋子・著)
・『どこいったん』(ジョン・クラッセン・著、長谷川義史・訳)