田房永子さんのコミックエッセイ。
『母がしんどい』で毒母問題に向き合い、一応の解決を見た前作だったけど、これはそのトラウマの続編。
私はここまでじゃないけれど、放っておいてくれない、他人（親に限らず）の過干渉で自分の頭がおかしくなりそうなストレスってちょっとわかる。
私はもしかして、過干渉のストレスによって、ひとりでいることに過剰に突っ走ったのかもしれない、とたまに思う。人が過剰になにかに突っ走るときは、それ相応の理由がある。
それに目をそむけずに直視する田房さん、すごいと思う。どんだけ勇気のいったことか。
で、だ。
次に田房さんに描いてほしいのは、毒母の介護、どうするの？ということです。
離れていればとりあえず平和でいられる。でも、支配欲や依存心丸出しのまま「介護」を後ろ盾に親が迫ってきたら、どうするの…？考えただけで、なんちゅうホラー…。いや、これは、多くの人にとって、現実なんですからね。
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