歌川たいじさんの漫画。


大人になるって、昔の親と同じ年齢になるってことですよね。


なんであのときお母さんはあんなことしたんだろう、っていうのが、母親ではなく「ひとりの女」としての角度から見える瞬間って、たしかにある。


でも自分が大人になってやっと獲得した視点から見てみると、かえってますます許せないと思うこともありますよね、だってひとりの大人ってことは、かつて自分と同じ子供だったってことじゃん。


「理解力のあるほうが先に気づかなきゃいけない」というのはきっと、親子に限らずどんな関係でもそうなんだろなあ。



てか、問題って、そもそも何で解決しなきゃいけないんだっけ?そのまんまじゃダメなんだっけ。私が歌川さんの立場だったら、超ふまじめだから、こんなこんぐらがった問題はさっさと放棄して、死ぬまで逃げ続けると思う。そして何も学ばないと思う…。ハイ成長なし!



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●おもしろかった漫画(隠居の本棚より)