ミッフィーが名画を紹介する絵本シリーズ。

まじめな分厚い画集だと、絵ってそんなまじめに観なきゃいけないの…あと重い……とか思って途中でギブアップなんだけど、こんなふうにミッフィーがかわいく紹介してくれると、ホイホイ鑑賞できちゃうね。

アンリ・マティスの、晩年の切り絵作品を収録。目に見えたものをそのまま描かない画家シリーズですね。これのどこがカタツムリなのか、わけがわからん。でも、「描きたいものがどんな色なのかではなく、どんな色を使いたいのか、その気持ちが大切だ」私も明るい原色が好き。

で、これに対するミッフィーのコメントが、超つまんなくてウケる(笑)。せっかくミッフィーなんだから、もっとぶっ飛んだこと言っても許されるのに…。

この絵本はシリーズなんだけど、ミッフィーじゃなくてシンプソンズとか、サウスパークの子たちに紹介させたらどうでしょうか。


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●面白かった絵本(隠居の本棚より)
 
 
『ちいさなねこ』(石井桃子、横内じょう・著)
 
『Professor Crocodile』(Giovanna Zoboli・著, Mariachiara Di Giorgio・イラスト)
 
『ぶす』(内田麟太郎、長谷川義史・著)
 
『よあけまで』(曹 文軒・著, 和歌山 静子・イラスト)
 
『ちいさいおうち』(バージニア・リー・バートン・著)
 
 
『ぼくがラーメンたべてるとき』(長谷川義史・著)
 
 
『どこいったん』(ジョン・クラッセン・著、長谷川義史・訳)

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●文庫出ました