のつづきです。
もはや何にも気力がわかない、という人は
内側が枯れたようになってしまっているので
エネルギーを内側に引き戻す
ことが必要です。
でも子供の頃からずっと
外側を向いて生きてきた人は
(詳しくは、「何にも気力がわかなくなる理由」に書きました)
放っておけば自然と意識が内側に向く
ということは、残念ながらありません。
何か「いい話」を聞いたことをきっかけに
(例えば、パッカンして)
急に意識が内側に向くこともありません。
誰かに意識の向きを変えてもらう
ということも出来ません。
意識の向きは長年のクセなので
今度は内側に向きを変えることを
時間と労力をかけて
自分でクセづけしていくしかありません。
(サポートを受けることは出来ます)
でも、心配しなくても
外向きの意識を育てた期間と
同じ期間が必要なわけではありません。
本気でやれば
数週間〜数ヶ月でも
かなり変わってきます。
そして、一度コツをつかむと
けっこうサクサク進みます。
だから焦らず、一歩一歩
進んでいきましょう。
外向きの能力は、これまで
何十年もかけて育ててきましたが
内側を向く能力は
ほとんど育ててきていません。
だから、初歩の初歩から
小学校一年生の気分で、
いちから育ててあげるようにします。
いきなり中高生レベルのことを
やろうとしない方が上手くいきます。
(これも、コツの一つ)
それで、そのやり方の
第一歩目ですが
(やっと本題！長〜い前置きに
お付き合いありがとう♪)
まずは、スタート地点の確認から
始めます。
それが
「自分で決めた」と思い出すこと。
一見、意識の向きとは
ぜんぜん関係なさそうですが
ここは実はとても大事なポイントです。
親や環境のせいで
いまこういう状態になっている、
という考え方をしていると
この先のプロセスがうまく進まないのです。
どこかの時点で自分が、
外側に意識を向けると決めたんだと
思い出すこと。
その時の自分には、それが
「良い選択」と感じたから、
それを選んだんだと
理解すること。
自分の過去の選択を尊重すること。
このプロセスがあると、ないとでは
この先の進み具合がぜんぜん違います。
長くなったので記事をわけます。
心屋認定カウンセラー 桜庭愛（あいちゃん）
(アドラー流メンタルセラピスト / 色彩心理メンタルトレーナー)
《持って生まれたものを活かして自分らしく》
うつ、引きこもり女子のための
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