のつづきです。
前回の記事に書いたたように
過去の自分の選択を尊重して
『自分も誰も悪くなく
自分の感受性に従って
今はそうした方がいい、って
自分が自分の幸せのために
決断をした。
だから
それでうまくいかなくなったら
また、自分の幸せのために
新しく何かを決めたらいい。
自分が決めたのだから
今度もまた
自分が決めたらいいだけだよね』
っていう意識で始めると
この先がスムーズに進めます。
その時に
子供の頃のことを思い出して
怖かったこと
少しでも安心していたかったこと
お母さんの力になりたかったこと
など
その時の感情を一緒に思い出すと
なおいいです。
怖かったから、
自分を守ろうと決めたんだな。
お母さんが大好きで助けたかったから
いつもお母さんの様子を気にかけようと
決めたんだな。
って、
決めた時の自分の気持ちを
理解してあげて、
寄り添ってあげるようにすると
過去の自分とケンカしないですみます。
外側に意識を向けて生きることは
間違った、ダメな選択なんかじゃなく
その時の自分が「ベスト」と思って決めた
ベストな選択だったんだ
大切な思いがつまった選択だったんだ
ということを
わかってあげてください。
そこをわかってあげないと
過去の自分が悲しむし
「アンタなんかいらない」って
捨てられちゃう、と怖がるので
意識の向きを変えようとするのを
邪魔しようとします。
心の中にものすごく抵抗が起きます。
結果、なかなかうまくいかない、
ということになります。
だから
子供の頃の自分の判断を
自分がしっかりと受け入れてあげる
わかってあげる
それでよかったんだと言ってあげる
ここをやっておくことが
この先のためにすごく大事です。
逆に言うと
こういう風に考えることに
抵抗がある場合は
第一歩目に進む前に
「感情の処理」が必要かもしれません。
あいつのせいだ！って怒りたい自分を
否定しないで
それでいいよ、怒っていていいよ
って自分に言ってあげる。
好きなだけ自分に怒らせてあげて
嘆き、悲しませてあげれば
そのうち気がすんで、自然と
「ああ、自分がそうしたかったんだな」
って思えるようになります。
つづきます。
心屋認定カウンセラー 桜庭愛（あいちゃん）
(アドラー流メンタルセラピスト / 色彩心理メンタルトレーナー)
《持って生まれたものを活かして自分らしく》
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