前回の記事
の続きです。
自分があきらめの極致のような状態で
生きていた時
何をあきらめてしまっていたかというと
自分と、自分の人生です。
なぜ自分と自分の人生を
あきらめるようになって
しまったかというと
「外側のもの」を基準に判断をして
生きてきたせいです。
自分と人生をあきらめるようになる
道順は、こんな感じです。↓
こうすべき、というラインに
沿って生きて
そこで合格点を取って
居場所と安心感を手に入れることを
目的にしていると
外側にある基準に
自分が届いているかどうか？が
とても重要になります。
いつも「基準」と自分とを
比べるようになります。
外側の基準に自分が100%見合うことは
まずないので
つねに
「自分は出来ていない」
「自分は足りていない」と感じます。
そのうち
「自分は出来てない、足りてない
ダメな奴なんだ」
と考えるようになります。
「自分が幸せになれないのは
自分がダメな奴だからなんだ」
と勘違いします。
なので、ダメな自分を
少しでも外側の基準に近づけようと
頑張ります。
でも、頑張っても
いまいち幸せになれません。
なぜなら、幸せは内側にしかないもので
外側に見つけることは
そもそも出来ないからです。
でもそれを知らないので
幸せになれないのは
まだ足りていないからだ、と考えて
さらに頑張ります。
さらに意識が外側に向きます。
外側のものごとに、ひたすら
エネルギーを注ぎます。
ひたすら意識を外側に向け続けて
不毛な努力がやめられない
悪循環に入ります。
どれだけ頑張っても
思い描いた幸せが手に入らないので
限界まで頑張り続けて
どこかの地点でボッキリと折れてしまうか
(うつになったり病気になったり)
何もかもをあきらめたようになって
生きていくことになります。
(人生は甘くない、人生はたいへんだ、
と思い込むなど)
そもそも
「外側のものを基準にして判断する」
というスタートが
すでに間違っているのです。
間違っているというか
幸せから遠ざかる方法を、スタート地点で
選んでしまっているから
頑張って進めば進むほど
幸せから遠ざかっていくのです。
だから最終的に折れるか、あきらめるか、
しかなくなってしまいます。
私の場合は
限界まで頑張ってウツになっても、まだ
元の場所へ戻ろうとして
逆走の頑張りがやめられず
こんなに頑張っても幸せになれないなんて
自分はどうしようもなくダメな人間なんだ、
って
自分と自分の人生に
希望が持てなくなって
あきらめるしかないんだ、という気分が
心の中を占めていくようになりました。
長くなったので
記事を分けます
(つづく♪)
心屋認定カウンセラー 桜庭愛（あいちゃん）
(アドラー流メンタルセラピスト / 色彩心理メンタルトレーナー)
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