バスツアー、最後に訪ねたのは 和歌山城。標高48.9mの虎伏山 (トラフスヤマ_ 海上から見ると虎が伏しているように見える~ とこの名があるそうな) の上に建てられたお城です。 徳川御三家の一つ紀州徳川家の居城として有名ですね。(って来るの初めてなんですが)
駐車場から見上げた天守閣の下に ちらちら桜が見えます。咲き加減はパっと見 6~7分でしょうか?
↓城内案内図。/天守閣へ上る道は複数あるようですね。最短ルート「裏坂」は石段の数が多く急 というので 大回りになりますが「表坂」から行きましょう。
西の丸庭園を抜けていきます。
突然左手に深い谷が現れ びっくり。
橋を渡りますが この橋も実は「あら」という高さにあるんですよ。
↓さっき 上から見下ろした池の中の建屋_「鳶魚閣(エンギョカク)」。/ 右奥に見えているのは屋根つきの橋「御橋廊下」です。
(鳶魚閣は水に面した窓が「火打窓」で 中は四畳半の畳敷き、だそうです)
御橋廊下をUPで。
(後で渡ってみました)
振り返って さっき渡った橋を見る。
お庭を南へ抜けて~
石垣沿いに東へ歩きます。
左の お庭の塀。瓦の紋は「紀州鍬形紋」。(紀州徳川家では表門が葵紋、裏紋がこの三つ鍬形 だそうです。)
塀の向こうの池は・・・ ああ、こうして見ると 池ではなく「城の濠」ですね。(色々「意外性」があって面白いお庭!)/ 手前の柳が植わっている小島は「柳島」。わかりやすいー。
二の丸曲輪に出ました。ここから御橋廊下を渡って西の丸へ 戻ります。。。 (御橋廊下は二の丸の「大奥」と、西の丸の藩主の趣味の空間だった「西の丸御殿」を結ぶものだったんですねー)
中は、板張りで 靴を脱いで歩くようになっています。
床板は 横向きに、滑り止め効果を出すためでしょう 2センチ程の厚みを「逆階段」(←適当な言葉を思いつけないのですが) にして貼っていました。 (板葺き屋根を上下逆にしたような感じ)
で、これが 「歩きにくい!」そして「痛い!」。(足の裏もだし 爪先を段差にぶつけちゃったりしたらもうー)
(↑御橋廊下の窓から見た堀)
西の丸の曲輪に出ました。(今は何もないんですねー)
戻ります・・・^^;)
お、上りは (あの下りにくらべると、だけど)そんなに辛くない。 / お殿様も大奥に行く時だけこの御橋廊下を使い、西の丸へ行く時は 大回りでも石垣の下を歩いたんじゃないかしらー?)
二の丸に戻りました。
このあたりの桜は7~8分、でしょうか よく咲いていましたよー。
↓天守への近道、「裏坂」入口。
見上げると天守が すぐそこに。
石垣の陰の桜もよく咲いてましたー。
ななな なんでだろー♪(日照時間って関係ないのかな?)
お城の東側には 出店が並んでいました。
その一角を過ぎると 「表坂」に出ました。
ゆるやかな道が続きます。
坂の途中からの眺め。/向こうに見えるのは「岡口門」かなー?(MAPを見ながら言ってます)
動物園もありましたー。
んー?不思議な角度で天守閣が見えてきましたよ。
(曲面を覆う石畳の うねりのせいでしょうかねー)
とまれ 着いたー!
しかし、 あれー? 桜が思った程咲いていません。
駐車場から見上げた時は もうちょっと 咲いてるように見えたんですがー・・・
裏へ回ってみましょう。(駐車場から見たのは北面ですからね)
そして西側に五分咲き程の木を発見。
北側へ~。
ああ、このあたりの桜ですね、駐車場から眺めたのは。
蔭になってて花色が綺麗に出ないのが残念だけど なんとか「お城と桜」を写真におさめられましたよー。
にしても どうして日当たりの悪い場所の桜の方がよく咲いてたのでしょう?(もしかして種類が違ったとかー?)
お城の西からは 紀の川の河口と その先の海が見えました。
天守へ上がれば きっともっと良い景色が撮れたのでしょうが・・・ 時間がなかったので駐車場へ戻りました。
おまけ_
マンホールの蓋。
♪てんてんてんまり てんてまり~
童謡「毬と殿様」の手毬ですね^^)
♪紀州は良い国 日の光~~~ (おしまい)