※「白血病からの社会復帰」シリーズが初めての方は、コチラ の「連載を始めるにあたって」を先にお読みください
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前回(第95話) の続きです。
「発病前のキャリア~発病~闘病~そして社会復帰」と順に、キャリアコンサルタント目線も添えてお伝えしています。
※なぜ闘病からお伝えしているかは、こちらへ
※これまでのお話の詳細は、目次1 、目次2 、目次3 、目次4 へ
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(これまでのあらすじ)
※ずっとお読みの方は、スクロールで(今日のお話)へ。
1話~92話までのお話は、あらすじ1 、あらすじ2 、あらすじ3 、あらすじ4 、あらすじ5 、あらすじ6 、あらすじ7 をご覧ください。
2003年10月初め。2年間の白血病闘病で、すっかり自信を失くしていた私は、再就職へ向けて、一旦動けなくなったものの(第92話)
徐々に、現実的な”半歩”ずつの社会復帰を、考え始めます。(第93話)
”当たり前にできていたこと”を一つずつ、、、、「決まった時間に決まった場所に行く」「長時間、外出する」etc. 、、、まずは、習い事で、その練習をすることにしました。(第94話)
そして、小さな成功を積み重ねながら、少しずつ、自信を取り戻し、仕事復帰に向けて、求人を探し始めます。
しかし、再びそこで動きがストップ!(第95話) 求人集めをするばかりで、応募できない日々が訪れました。
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(今日のお話)
2003年10月下旬。
ずっと気になりながら、問合せすらしていなかった ある求人に、勇気を出して応募してみることにしました。
街で手にした、いくつもの無料の求人誌で、繰り返し出されていた求人。
ある企業が、大量に募集していたコールセンター業務の求人でした。
勇気を出して、応募への一歩が踏み出せたのは、勤務時間の短さ。
一日4時間の勤務でした。
今、キャリアコンサルタントとして、客観的に考えてみると、コールセンター勤務の経験はなかったものの、それまでの経歴から、アピールできるものは、ありました。
語学スクールの営業職 の頃は、電話でのお問合せ対応も、営業活動もしていましたし、トップクラスの営業成績でした。そして、支店責任者の頃 には、電話でのクレーム対応も得意でした。
しかし、そんな過去の経験も、培った力も、当時の私の頭の中からは、すっかり消え去っていました。
2年間の白血病闘病、
2年間の社会生活からのブランク。
一旦は、階段が上れない位に落ちた体力(第81話) 。
「4時間なら、働けそう!」
「週5日間の勤務は、体力的にしんどそうだな・・・。週2~3日でもいいのかな・・・」
"自分目線”のみの就職活動に、陥ってしまっていました。
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仕事探しは、
相手目線(企業目線)が大事。
自分だけのハッピーを考えていても、相思相愛は難しい。
お金を出すのは、企業。
企業目線に立って、
自分が、どんな風に貢献できるのか、どんな風に役立てるのか、
それを考え、伝えることが大切なんです。
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さて、、、
ようやく応募の決心をしたものの、自分目線での再就職活動は、果たしてどんな結果に・・・。
こちらへ つづく・・・
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【シリーズ目次】(同じウインドウで移動します)
【目次1】発病前のキャリア~緊急入院~無菌室での闘病
【目次2】移植するのかしないのか~右足の手術
【目次3】移植直前~骨髄移植~GVDH~退院
【目次4】移植退院後~再入院~
【あらすじ】(同じウインドウで移動します)
(あらすじ1)第1話~第45話
(あらすじ2)第46話~第54話
(あらすじ3)第55話~第62話
(あらすじ4)第63話~第72話
(あらすじ5)第73話~第79話
(あらすじ6)第80話~第86話
(あらすじ7)第87話~第92話
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【幸せな就職のための具体的スキル記事】
◆就活/転職FAQシリーズ(目次)
【働くを楽しむための記事】
■どんな仕事も楽しめる♪目次集【1~67話、番外編1~54】
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ハッピーに働いて、ハッピーに生きる。
幸せな就職へキャリアカウンセラー木村典子
※症状などは私の場合の経験談で、白血病の症状を説明しているものではありません。また白血病に関する内容も、元患者の私の理解の範囲で、正確なものではありません。病に関しては、専門医にご相談くださいませ。