出張サラリーマン見聞録 -8ページ目

出張サラリーマン見聞録

出張こぼれ話、各地のオススメ情報、安らぎのホテル、交通情報など、出張と旅とちょっとだけ人生について気ままな出張体験記

単身赴任中の友人・オッサンの話です。

 

飲み過ぎた週末、土曜の朝に寝ぼけたままにトイレへ直行。

無事に用をすませて、いざウォシュレットで洗浄となったのですが、もうろうとした中で、うっかりボタンの位置を間違い、一度も使ったことが無い『ビデ』をオンに。

 

すると、出てきたお湯は、肛門ではなく、玉袋筋太郎を直撃。

いつもと違う状況に、はじめはビックリしたものの、徐々に恍惚の境地へ。

これは癖になる、いやいや癖になったらアカン。

あわてて、スイッチを押し変えた、土曜の朝、寝ぼけ眼、単身赴任のオッサンです。

 

一難去ってまた一難を、前門の虎、後門の狼 と言いますが、

突然の快感によってはいけない、肛門の洗浄、前門のビデ、であります。

 

そりゃ~、男は黙ってビデ、なんて使わんがな。

 

昭和の時代に、『ヒデとロザンナ』というデュエットシンガーがいましたが、

令和のオッサンは、『ビデはツカウナ』です。

 

ウォシュレットのご利用は計画的に。

 

何かの拍子にスイッチが入ると、仕事への姿勢、取組、やりがいが、180度転換し、使命感にもえ、仕事に面白さや楽しさを感じるようになることも。

 

この境地にある時は、報酬、労働条件、周りからの視線などは、一切気になりません。正に仕事に没頭する楽しい日々とでも言いましょうか。

 

人間は本来は働きたいという意思があり、誰かの、あるいは、社会の役に立ちたいという意識を持っています。

楽しく働くことが、まずは、必要なこと。

 

働き方改革においては、デジタルな数字として見えやすい報酬や労働条件に目が行きがちですが、アナログな要素も重要です。

 

北海道の老舗・名門新聞ではあるものの、過酷な労働条件かつ低報酬で働かざるを得ない現状にある北海タイムス。

その北海タイムスに仕方なく入社した野々村青年が、何時やめてもおかしくない無為な日々を送る中、新聞発行の使命感や歴史ある会社への愛着を持ち低収入に苦しみながら働き続ける先輩や同僚社員と接する中で、タイムスにこの人ありと言われた権藤の涙ながらの退社決意をきかっけにスイッチが入り、仕事に目覚めて行く姿を描いた長編小説・北海タイムス物語

 

今では到底考えられないようなワーキングプアな職場環境において奮闘する姿が、少し誇張気味ではありますが、展開して行きます。

 

先輩・権藤が後輩・野々村に伝えた仕事の極意は、

冷静に急げ大胆に細心に

新聞の仕事でなくとも心したい言葉です。

先人の言葉を伝えて行くのも働き方改革の一つかもしれません。

 

小説の舞台となった北海タイムスは残念ながら廃刊になりました。

 

北海タイムス と言えば、夏の札幌競馬に『タイムス杯』というオープン特別がありましたが、北海タイムスの終焉とともにレースも無くなりました。

 

『北海タイムス』、何かにつけ懐かしくも何処か寂しい響きを持つ名前です。

 

 

オーヘンリーの短編小説・最後の一葉

病の床に伏した貧しく若い画家の窓から見えるのは色づきはじめた落葉樹。

すっかり弱気になっている画家は、あの葉が全て落葉した時は自らの命も尽きる時と思うようになります。

そんな時、晩秋の嵐が吹き荒れた翌朝、もう葉っぱは残っていないだろうと窓に目を向けると、まだ1枚の葉・最後の一葉が、しっかりと残っているではないですか。

画家はこの事実に気を取り直して、生きる気力を取り戻し快方に向かいます。

実は、この最後の一葉は、同じアパートに住む気難しい老画家が嵐の晩に懸命に書き上げた渾身の一葉だったのです。

残念なことに、老画家は嵐にうたれたことがきっかけで、病に倒れ亡くなってしまいます。

心優しくも、ちょっと悲しい、皮肉な結果の短編小説・最後の一葉。

 

札幌パークホテルの朝食会場・テラスレストラン ピアレ の窓から見える白樺

晩秋から初冬に入り、残る葉も少なくなってきました。

オー・ヘンリーの最後の一葉をふと思い出す札幌パークホテル朝食会場の窓辺の席です。

気持ちが良い晴天で迎えた晩秋の朝のひと時です。

 

 

 

前の記事に取り上げた、懐かしくも心安らぐメロディー『赤い風車』と同じように、

地下街・商店街・アーケード街で良く耳にする、青春の頃を思い出す曲は、

チャールズ・ダンヴァース(Charles Danvers)作曲、カール・シグマン(Carl Sigman)作詞の

Till愛の誓い)。

おそらくは、誰しもが一度は聞いたことがあり、記憶に残った曲ではないでしょうか。

 

商店街でよく流れていたのは、マントヴァーニーオーケストラの Till

 

 

トランペットのソロに聞きほれる ベルト・ケンプフェルト楽団の Till

 

 

トニーベネットが唄う Till も忘れられません。

 

 

三者三様の Till、忘れ得ぬ名曲です。

 

地下街や商店街・アーケード街を通りかかると、控え目な音量で流れる曲に、思わず聞き入ることがあります。

懐かしいメロディーからよみがえる青春の思い出。

出勤や移動の途中で、ふと、ほろ苦くも少しだけあたたかい気持ちななります。

 

最近、心に響いたのは、赤い風車

 

70年以上前の名画のテーマ曲が、そっと心を呼び覚まします。

印象派の画家・ロートレックの生涯を描いた映画、華やかな19世紀末のキャバレーを舞台に、障害のある画家の苦しく悩み多い心、悲しい愛情、少しだけ明日が見える結末。

 

どんな方が選曲されたのでしょうか。、

忘れ得ぬ青春の頃と共に、メモにのこします。

 

 

 

 

 

お札の登場人物が変わって数か月、新旧の競演が続いています。

オッサン達の話題になることも少なからず。

 

『新千円札の北里柴三郎は、実直な研究者という感じだけど ・・・』

『歴史あるホテルにあるバーの重鎮支配人にも見えなくもない』

『恰幅と威厳があるよね』

北里柴三郎さんは、なかなか好印象のようです。

 

先代の野口英世は、どうかと言いますと、

『はじめて見た時は、連想ゲームに出ていた漫画家の加藤芳郎かと思った』

『そう言えば、ヘアスタイルうあ顔の形が似ているかも』

 

『似ていると言えば、先々代の五千円札の新渡戸稲造は、マジシャンのマギー司郎に似ているよね』

 

『居酒屋で支配いの時に、昔は聖徳太子1枚とか言ったけど、最近は福ちゃん1枚になって、今は渋ちゃん1枚だね。福ちゃんは縁起がいい感じだけど、渋ちゃんは、渋々支払う感じでイマイチかも』

 

オッサンにかかると、お札の肖像も酒の肴です。

 

新しいお札のラインアップも、使う内に自然に馴染んでくるのでは。

 

聞かなくなって久しい『有閑マダム』という言葉。

 

時間にも懐具合にも余裕がある奥様方。

そもそも、そういう方々が少なくなったということかと。

 

とは言え、地方都市の地元に馴染んだホテルの昼下がりには、喫茶コーナーやラウンジで、午後の紅茶を楽しむ奥様方を見かけます。

例えば、

札幌では、札幌グランドホテル東館1階のノーザンテラスダイナーや札幌パークホテル1階テラスレストラン ピアレ、

松山では、ANAクラウンプラザホテル松山のロビー ティーラウンジ、

山口県宇部では、ランドマーク的な存在でもあったANAクラウンプラザホテル宇部が、午後を過ごす格好の場所でしたが、残念ながら閉館しました。

 

マダムという呼称自体、あまり聞かなくなりました。

名探偵ポアロは、『マダム』、『ムッシュ』という言葉を普通に使いますが。

ポアロだからこそ、すんなり耳に入るのでしょう。

 

昭和の時代のオヤジギャグには、こんなのもありました。

『女性はマダム、男はマンダム、う~ん マンダム』なんてね。

『う~ん マンダム、髭剃り後は、う~ん メンタム』なんてのも。

(マンダムは、チャールズ・ブロンソンがCMキャラクターの男性化粧品、メンタムは、メンソレータムの略取)

 

解説をしないと、なかなか解りづらい時代になりました。

昭和は遠くなりにけり。

 

最近感動したことの一つが、

レコードプレーヤーを買って、何十年ぶりかでレコードをかけたら、変わることのない音を聞くことができてビックリした』という友人の体験談。

『アナログはスゴイ、デジタルなCDやUSBメモリでは、何十年も経って再生できるだろうか』ともつけ加えていました。

物理的に形を成すアナログな仕組みは、消失することなく、レコードの溝は、永久に不滅なのかもしれません。

 

家電量販店に行ったおり、このことを思い出して、レコードプレーヤーのコーナーを覗いてみることに。

1万円代から高性能・高品質・マニア向けの製品まで予想以上の品揃え、

スピーカー付きでCDに録音できる一体型から、プレーヤー専用機まで、種類も豊富。

 

そこで、若い女性店員さんに特徴や違いを聞いてみました。

知識豊富で説明も分かり易くなかなか好感触。

 

一体型ではなく、レコードプレーヤー専用機の場合、

レコードをスピーカーやヘッドフォンから聞くだけなら、

Bluetooth でスピーカーにつなげるか、USBや接続端子でスピーカーにつなげて楽しむことができ、

レコードをCDに録音する場合は、

USB接続で、PCや録音可能なプレーヤーとつなげて再生・録音できる、

とのこと。

『レコードプレーヤーを買ったお客様から、たまに、レコードをかけたはいいけど、どうやって音を出すのかと問合せがくることがあるんですよ』と体験談までお知らせいただきました。

この若い女性から『CDにやく 場合は、USB接続できる機種が使い易いです』といった説明がありました。

説明もさることながら、『CDにやく』と表現されたことに、オッサンは好感触。

久々に聞く『CDにやく』、

それも平成生まれの女性から昭和オヤジの言い回しを聞くとは。

 

アナログは、機械にも言葉にも根強く残っています。

アナログは、永久に不滅です(by 長嶋茂雄)

 

イギリスのミステリードラマ、主任警部モースルイス警備。

モース警部の相棒はルイス、モース亡き後、時を経て、ルイス警部の相棒はハサウェイ。

 

モースからルイスへ、そして、ルイスからハサウェイへ、

時に反発しながら、ぶつかり合う中で、

伝わる気持ち、伝わってゆく捜査への執念と職人魂。

 

3人の警部それぞれの職人気質とは、

見落とさない捜査の糸口、着眼点・疑問点へこだわり続けること、そして事実から類推し事件の核心に迫る推理能力。

 

職人ゆえ、決して人当たりが良いとは言えず、組織の中では異端ともなりかねない場面もありながら、人の心・優しさもあり、人を見下さず、人と対等に接し、さりげない気遣いも忘れず、ユーモアもある。

 

モースは、主任警部(Chief inspector)というかなりの地位でありながら、

クロスワードパズルとクラシック音楽を愛し、酒好きで、ジャガーに乗り、女性に優しい、偏屈な独身オヤジ、

でも、一目おかれる捜査の達人。

 

若々しいルイスが、ベテラン警部となり、引退するまで、時と共に紡がれるシリーズ化されたドラマであることも、特筆すべきこと。

 

イギリスのオックスフォードを舞台にするドラマから、

歴史ある街並みや人々の暮らしぶりが垣間見えるのも、見どころ。

 

イギリスのミステリードラマでありながら日本人の心にも伝わる何かがあります。

 

モースが心臓の病で息を引き取る時に、相棒ルイスへ感謝を伝えようとしたシーン、

空港から旅立つルイスを見送るハサウェイの姿、

それぞれの別れが印象的でした。

 

↓ ルイスの歳の重ね方から感じるドラマの歴史。

 

 

 

『歌は世につれ世は歌につれ』と言いますが、

会話の中で耳にする言葉も時代背景により様々です。

 

居酒屋で耳に入ってきた会話から、

『いや~、やっぱり 633 だね』

『オヤジ世代は、633 だよ』

『とりあえず、はじまりは 633 ってことで』

と、何やら 633 への賛辞が続いています。

 

オッサン世代で 633 と聞いて、まず頭にうかぶのは、

小学校6年、中学3年、高校3年 の 633 ですが・・・・・、

どうやら全く違う意味のようで、

ビール大瓶のことを、その容量633mlから、633 と称しているようです。

言い得て妙、ウマイものをウマイ言い方で表現しています、

633 のオジサンに乾杯。

 

633 という数字で思い出すのは、

子供の頃に渋谷東急文化会館にあった渋谷パンテオンという映画館で観た

『633爆撃隊』という戦争映画。

東横線のホームからバスロータリーをはさんで正面にある東急文化会館にパンテオン上映中の巨大な映画広告が掲示されていました。

大脱走 や サウンドオブミュージック などを懐かしく思い出します。

 

ところで、ビール小瓶の容量は、334ml だそうで、

こちらは、中学3年、高校3年、大学4年に対応しているのでしょうか。

 

めぐるめぐるよ時代は巡る(By 中島みゆき)

めぐるめぐるよ居酒屋の会話(By 居酒屋の会話を耳にするオッサン)

おそまつさまでした。