出張サラリーマン見聞録

出張サラリーマン見聞録

出張こぼれ話、各地のオススメ情報、安らぎのホテル、交通情報など、出張と旅とちょっとだけ人生について気ままな出張体験記

人とのつながり、人との信頼関係を大切にしてきた日本。

 

失われた数十年と言われますが、失いかけているのは、人を大切に想う心や、信頼する気持ち、人への気遣いなんかもしれません。

 

北岡伸一、野中郁次郎 著

『知徳国家のリーダーシップ』には、このようなことが記されています。

 

現代の日本は、オーバーアナリシス、オーバープラニング、オーバーコンプライアンスのように、MBAで教えられる世界が行き過ぎてしまているのではないか。

数値やルール、仕組みにガチガチに締めつけられてしまって、人間の野生とか自由度とか想像性といったものがどんどん劣化してきているように思う。

 

出会いを大切にして、共感をベースに、徹底的に議論するとか、仕事に夢中になって時を忘れるとか、そういう主観的時間を生きることが大切です。それを客観的な時間で切って、『働き方改革ですから、もうお時間でございます』というのは、それはないだろうと思う。

 

日本は制度をどんどん精緻化して、それで自分を雁字搦めにしている。

コンプライアンス過剰になり、先例から外れてはいけないと言う。

 

今の日本企業の最大の問題は、分析過多になっていることです。

 

この本の各所でふれられているのが、

三現主義(現場に行き・現物を見て・現実を知る)、現場の大切さ。

目先にとらわれず長期的に視野にたち、利他の考えを基本として世のため人のためを旨とする。

 

グローバルな視点にたち、国際協調を旨としながら、

日本人のやり方・考え方・積み上げてきたものを、

自信を持って貫き通すことを、忘れてはならない、

と、感じ入った次第です。

 

 

勤務先にて必ずお世話になると言えば、いろいろ・様々あるものの、前頭筆頭は、トイレ

無くてはならない、毎度お世話になる、行きつけのスポットです。

 

清潔・使い易さ・気遣いがある日本のトイレ。

毎回お世話になるトイレの扉に、つい最近までは、こんな掲示が。

トイレ心得集とでも言いましょうか。

 

曰く、

彼女の家でも、同じようにトイレを使いますか?
無人島より、ひとりになれる。ただしキレイなトイレにかぎる。
そうじのおばさんに迷惑をかけることは、だれかのお母さんに迷惑をかけること。
初デート中のトイレが汚れていたら、思い出もちょっと汚れる。
シャワートイレより、クリーントイレで外国人を感動させよう。
いつもキレイに使っていただきありがとうございます。
トイレは借りるもの。借りたものを汚して返したら嫌われる。
快便は快適な場所から生まれる。
たった一度のつきあいを、たいせつにしたい。一期一会

 

 

ははあ、仰せの通り、心いたします。と、肝に銘じていたところ、

つい最近、掲示内容・啓示内容が変わりました。

ちょっとシリアスです。


 

確かに、緊急事態で駈け込むことが少なく無い場所柄、本来の目的以外での長時間の滞在や占拠は避けていただきたいものですが、
つらい体験の後、駆け込み場所としての役割もあるのかもしれません。
新入女子社員がトイレの個室で涙をふくなんてのは、ドラマによくありがちなシーンです。

とは言え、スマホに熱中したり、居眠りをする場所ではないことは、確かです。

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この機会に、印象に残ったトイレの注意書きを紹介します。

 

まずは、ちょっと衝撃を受けたのがコチラ。

 

トイレで体を洗わないでください !!  

ウォシュレットはシャワーではありません皆様のトイレです。きれいに使いましょう。

トイレットペーパーはタオルではありません !! 体を拭かないでください !!


シャワートイレがシャワーになり、

トイレットペーパーがタオルになる。

目の付け所はシャープですが、ちょっと首を傾げてしまうことも確か。

トイレには、本来の目的があることを再確認いたしました。


 

次は、

居酒屋・スナック・大衆割烹がひしめくように軒を連ねる地下街のトイレの中で、ちょっと目を引いた注意書き。

 

注意
スッキリした後でもう一度
ドアーの外に人が居る !!

 

スッキリした後こそ要注意。
満足のあまり・気持ち良さ故・勢い余って開けたドアーで、はちあわせなんてことが無い様にとのあたたかい気遣いなのか、
後を絶たない衝突事故に、たまらず注意喚起したものなのか。

 

 

トイレ百景とでも言いましょうか。

日頃お世話になる場所で印象にのこったことをメモいたしました。

これも、トイレの楽しみの一つかも。

 

 

 

 

 

高校生の頃、ふと頭によぎること、若い頃に思いがちなこと、

『勉強が生きる上、生活する上で、何の役にたつのだろう』、

『微分積分、確率や統計解析、ローマ帝国の興亡が、これから役にたつのだろうか』

でも、今にして思うと、はっきりと言えます、

『直接役に立つことは無くとも、間違いなく何処かで生きる糧になっています』

『学ばずにいるよりも学んだ方が良い』

『微分積分で考え込んだことが、答えを見つけた達成感こそが、結局わからずとも試行錯誤したことが、心の何処かで、生きる支えになっていることも』

 

NHK朝の連続テレビ小説『風、薫る』の中にもヒントがありました。

主人公の一人・りん に、父が遺した言葉がそれです。

『学ぶことは、時に世を渡る翼となり、時に身を守る刀になる』

 

人は一生、学び続けるのかもしれません。

 

 

コロナあけの札幌にも、爽やかな風が吹き抜けていました。

 

 

オッサンが即席で作った 津軽海峡冬景色 の替え歌です。

 

トランプ発のイラン攻撃はじめた時から

海峡通過は闇の中

石油載せた船の群れは誰も動けず

海鳴りだけをきいている
石油を求め固唾をのんで待つ

封鎖された海を見つめ困り果てた

ああホルムズ海峡冬景色

 

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元々の石川さゆりが唄う名曲は、

 

上野発の夜行列車おりた時から
青森駅は雪の中
北へ帰る人の群れは 誰も無口で
海鳴りだけをきいている
私もひとり連絡船に乗り
こごえそうな鴎見つめ泣いていました
ああ津軽海峡冬景色

 

お粗末様でした。

 

 

無人島に一つだけ持って行けるものがあったとしたら、
競馬新聞、時刻表、地図帳 などはいかがでしょうか。

 

何時まで眺めていても、飽きること・興味が尽きることがありません。

見方や観点を変えて、眺めなおすこともできます。

万が一、無人島から戻った時に、やってみたいことが様々と浮かんできます。

 

各種発行されている時刻表ですが、

手の平サイズ、文庫本より少し大きく、新書サイズに近い大きさの

小型全国時刻表 が交通新聞社から5年ぶりに発行されました。 

 

コレ1冊に、全国津々浦々の鉄道がダイヤと関連する情報が網羅されています。

本編759ページ プラス付録や料金表などの営業案内を加えた800ページ以上もあって、

税込み 770円 とは、物価高の今にあって格別の価格です。

 

この1冊に凝縮された鉄道ロマン。

小型時刻表、夢は枯野をかけ廻る。

手元に1冊いかがでしょうか。

 

 

 

BS朝日で平日朝9時から放映されている刑事ドラマ『はぐれ刑事純情派』。

朝から安心して見ていられる、毎回安定した内容の、何となく安らぐドラマ。

人情が最後を結ぶ、水戸黄門版刑事ドラマとでも言いましょうか。

2人の年頃の娘をかかえて公私に中年男の優しさと悲哀を醸し出す藤田まこと演じる安浦刑事を中心に、人情をベースとしたドラマが展開されます。

1988年~2009年まで、400回以上を重ねる長寿・定番ドラマであり、ともすればマンネリ化を感じるものの、そこが却って魅力にもなっています。

 

何かと殺伐としたニュースが少なくない朝に、どこかホッとさせられるドラマです。

格別に何が・何処が・誰がイイってわけでもないのですが、普通な人たちが普通に動いて普通にまとめあげる、そんな平凡さが、イイ感じです。

 

チームワークも格別って訳ではないですが、何となくまとまっています。

 

まだまだ、しばらくは続く、朝の定位置にあるドラマ、野球で言えば、スタメン6番・ライトといったポジションでしょうか。

 

 

CS放送・ミステリーチャンネルの朝6時半から放映されている日本の名作ミステリー。

3月から4月にかけては、『夏樹静子サスペンス 検事 霞夕子』。

桃井かおり、床嶋佳子、真矢みき、沢口靖子が、それぞれの霞夕子を演じましたが、役柄がピッタリと合うのは、鷲尾いさ子が一番かと。出演回数が一番多いのもうなずけます。

 

独自の着眼点、事件の背景の考察、人の心を読み取る透察力、進行するストーリーの其処彼処に、一人静かに物思いにふける霞夕子の姿が映し出されます。

実家の寺の住職である人の良さを絵にかいたような夫、明るくシャキシャキとした母親との、ほのぼのとした日常風景もドラマに一味加えます。

 

 

エンディングに流れるメロディーが、食後のコーヒーのような苦みと味わいを加えます。

この日は、高橋真梨子の『ごめんね』でした。

 

 

風邪をひいて早めに床に就き、夜中に目が覚めて、何故か過ぎ去った何十年も前のことを想い出すことがあります

 

よみがえってきたのは、

五反田にある、1階が今は無き東京銀行の支店であったビルの上層階において信販会社のシステム開発プロジェクトにSEとして従事した時のことです。

 

当時も今もシステム開発というのは、システマティックとは言い難いことの連続で、残業・深夜勤務の連続であり、それがかえって想い出としてのこっています。

 

ビルを出て1分とかからない所に、 燕京(えんきょう)という中華料理店があり、毎晩のように残業の夕食を食べに足を運んだものです。

今でも『らっしゃい・まいど』という威勢のいい大将の声が耳にのこっています。

10年以上前に何かの用事があり近くに行った機会に、まだ健在であることを確認し、ホッとしたのですが、今は閉店されているようです。無常な時の流れは無情なり。

『エンキョウ』と言えば、当時活躍していた落語家の月の家円鏡(後の橘家円蔵)を思い浮かべ、月の家円鏡と言えば『エバラ焼肉のたれ』のCMを思い浮かべたものでした。

 

五反田駅から中原街道沿いに目黒川をわたった先に店名は忘れてしまいましたが、トンカツ屋さんがあり、こちらは、ガラガラっと引き戸をあけると、『いらっしゃいまっせ』という少し気取って間延びした店主の声に迎えられました。

あのトンカツ屋さん、アノ店主は、今何処。

 

ビルの4階に直結する東急池上線・五反田駅は、危うい雰囲気を醸し出す特徴的な駅ですが、その高架下には、お馴染みの飲み屋横丁が形成されていて、先輩社員に誘われるままはしご酒なんてのも楽しい想い出です。


残業や飲み会で遅くなった帰り、五反田駅でじりじりと山手線を待ち、やっと来た電車が隣の大崎止まりの時のガッカリ感は半端ないと、同僚が愚痴っていましたっけ。
私は、池上線利用でしたので、ガッカリすることは無かったのですが・・・。
 

仕事の節目に利用した、

上海料理の中華レストランは、既に無いようですが、

美智子様も利用されたというフランス料理店・グリル エフ は、健在のようです。

 

目黒川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。

もう一度、夢の中で、アノ頃の五反田へ。

 

品川区民ニュースに当時の写真が掲載されていましたので、リンクします。

 

 

横須賀・銀次にて、心地よい時間を過ごし、酔いしれた宵の口、

横須賀中央駅へと向かう歩道橋の階段をのぼります。

数歩先に女子高生、更に数歩先には、千鳥足気味のオッサン。

 

そのオッサンが、突然振り向きざまに発した言葉が『屁~こくで~』。

その一言に続いて間髪を入れず、爆発音とも発射音とも、何とも表現のしようがない放屁一発

ファイト一発・オロナミンC、放屁一発・ゴロなみんピーともビーともブーとも聞こえる一発。

目の前に展開された突然の出来事に、何も言えず、ただただうつむき加減の女子高生。

驚くと同時に、苦笑いしきりの、オッサンご同輩の私。

 

いや~、ガス抜きだけでなく、実までも出ておかしくない会心??の一発か。

いやいや、我慢の限界を超えた、不徳の一発か。

 

『おじょうちゃん、かんにんやで~』

階段をのぼりきったオッサンは、軽快な足取りで風のように去って行きました。

呆気にとられるたように、ただただ無言を貫く女子高生。

何か、不思議な光景・どこか得した気分にもなって、後に続くオッサンである私。

 

非常事態の放屁も、こうして見れば、何のことはない、ちょっとした日常風景に、

いやいや、そんなことはござんせんぜ。

あの女子高生にしてみれば、一生記憶の片隅にのこるエピソードかもしれません。

 

女子高生に屁をかますオッサンの大胆な行動という、どうでもいい一席にて失礼いたしました。

 

 

 

ワールドベースボールクラシック 1次ラウンドのチェコ戦。

オンジェイ・サトリア投手の好投に、思わぬ苦戦を強いられた日本。

 

戦前に大リーグ選抜を1対0と敗れたものの大いに苦しめた、沢村栄治の快投を思い出します。

沢村栄治は剛速球、オンジェイ・サトリアは緩い変化球、

対照的ながら、最強打者を向こうに回しての好投に変わりなし。

 

早速、居酒屋でも酒の肴になっています。

『チェコと言えば、サトリアもスゴイけど、やはり東京オリンピックのチャスラフスカだね』

『舌噛み切りそうな、チャスラフスカって、なんすか』

『それに、東京オリンピックと言っても前のやつですか』

『そうよ、東京の名花と言われた チャスラフスカ よ、続けて3回言ってみぃ』

『いやどうも、ちっとも知らなかったです』

『ちっとも知らなっかと言えば、ホント・ち~とも知らなかったわ 、てなギャグ知ってるかい』
『いえ、ち~とも知らないです』

『チャスラフスカが話題の頃にテレビでスチャラカ社員で番組があってな』

『はいはい、何か今にも通じそうな番組名ですね』

『その番組の中で、人見きよしの名物ギャグが、ホ~ントち~とも知らなかったわ

『いや~、そのギャグ、会議で使えそうですね』
『聞いてないよ~、よりも、ホ~ント・ち~とも知らなかったわ 、の方がソフトかも』

『昭和のギャグすて難しやな』

 

と、チェコの名投手からはじまり、つきることがない居酒屋の話題です。