世の中、ちょっと気になること、プチ気がかり、に其処此処で遭遇します。

犬も歩けば棒に当たる。

オッサン歩けば、プチ気になることに、あたる。

 

京浜急行車内で耳にした女子高生二人の会話です。

 

『次は、シンバンバ(新馬場)』の車内放送を聞いて、

『シンババアって、婆あに新しいも古いもないっしょ、古いに決まってんじゃん』

『シンババア じゃなくて、シンバンバ だよ、シンババア にも聞こえるけどさ』

 

しばらくして、

『次は、青物横丁』の車内放送を聞いて、

『青物横丁って、バス停かよ、電車の駅じゃね~っての』

『青物で思い出したけど、光物だめなんだよ』

『光者って、頭の禿げたオッサンのこと』

『ちげ~よ、魚のことだよ』

ここで、光者のオッサンは目立たぬように身を潜めます。

 

しばらくして、

『次は、鮫洲』の車内放送を聞いて、

『鮫洲ってさ、ジョーズってこと』

『古いね~、だよね、ジョーズの方が分かり易いって』

 

とまあ、こういった感じで女子高生に翻弄される京浜急行の駅名なのでした。