先日、こんなことを記載しました
麗しい女性を『立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花』などと表しましたが、
昭和のにぎやかな時代に、漫談家の牧野周一さんは、当時の若者を、
『立てばパチンコ、座れば麻雀、歩く姿はボーリング』と表して笑いを誘っていました。
小学生の頃の話ですが、
深夜の日本テレビ系列で『11PM』という番組があり、
妙齢女性のお色気ポーズが見られたことから、
寝静まった家のテレビでコッソリと観ていたところに、トイレに起きたオヤジに、
『こんな遅くに何やってるんだ』と問われ、
お色気シーンを見ていると言えずに『麻雀実践教室を見ようと思って』などとごまかすと、オヤジが妙に嬉しそうに、『なんだ、お前、麻雀知ってるのか』と言って、オヤジと一緒に麻雀実践教室を見る羽目になったのも、今となっては良い想い出です。
先日図書館で『深夜の浮世史 WIDE SHOW 11PM』 という本を発見。

写真をベースに当時の世相や出演者の談話が掲載され、懐かしさ満載です。
麻雀は、根強く・しぶとく、現在に継承されています。
昭和は、大学の門前は雀荘だらけ。
令和は、女性プロも活躍する競技として面白い・楽しい麻雀でしょうか。
女性プロの話ぶりは、ギャンブラー・博徒ではなく、どちらかと言うと冷静なスポーツ選手のようです。
分かり易く・タイミングを見逃さない麻雀番組の実況担当の存在も見逃せません。
(聞き逃せません)
小林未沙さん、土屋和彦さんをはじめ、的確な実況が麻雀の面白さを伝えます。
中国ではじまり日本で独自に進化する麻雀。
麻雀は文化、そして、麻雀は永久に不滅です。