横須賀の居酒屋・銀次

オッサンが一人でホッとする空間・横須賀・銀次

お店の方が怪我をされたとかで、しばらくお休みになると掲示されていましたが、

5月の後半のとある日に、思い立って足を向けたところ、灯りがともるお店を見て、ホッとして胸をなでおろしました。

 

店の名前は銀次でも、カウンターの中は、全て女性。

裸電球に照らされる何とも落ち着く銀次にしかない空間。

永久に不滅であってほしいのは、ジャイアンツではなく横須賀・銀次です。

 

 

 

横須賀と言えば、横須賀線。

横須賀線と言えば217系。

かつての217系の横須賀線120周年記念電車

東海道線へ応援にでた217系もありました。

 

 

 

5月18日(日曜日)甲子園球場の阪神・広島戦、

6回2アウト3塁の場面、

広島はホームスチールを敢行、結果は間一髪のアウト。

 

 

ピッチャーが投じた球が少しでもずれていたり、変化したいたら、もしかするとセーフの可能性も、虎の子の1点をもぎ取ったかもしれません。

 

敬遠のフォアボールで、緩い山なりのボールが外角高めに投じられるケースなどでは、あわやのシーンも。

 

考えてみると申告敬遠と言うのは、何と言う罪なルール改正・いや改悪でしょう。

野球の醍醐味・面白み・意外性・筋書き無きドラマを自ら封印してしいます。

 

効率化優先・無駄は良くないという世の中の風潮は、

面白き浮世、楽しい世間、ゆとりある生き方い反していることも。

 

無駄やゆとりは、悪いことばかりじゃござんせんよ。

 

開催中の大阪・関西万博 EXPO2025 から半世紀以上前に、

日本ではじめて開催された大阪万博 Expo'70

ぎやかだった日本で開催された歴史的な博覧会。

万博へは鉄道利用を見据えて組まれたダイヤを掲載した時刻表1970年8月号が、半世紀ぶりの万博にあわせて復刻されました。

 

当時の鉄道事情を振り返ることをきっかけに、暮らしぶりや世相が垣間見え、懐かしい時代がよみがえってきます。

 

 

以前に『無人島に何か一つだけ持っていけるものがあれば』、

競馬新聞 or 地図帳 or 時刻表 ではないかと記しました。

 

ダイヤを知るという時刻表・本来の目的に加えて、想像をめぐらし、想い出を振り返り、無限に広がる目の前の景色。

 

 

気がついた列車の一つを記します。

既に大阪までは、新幹線利用が当たり前ですが、

万博開催に合わせて東京から長崎・佐世保行きの急行列車が運行されています。

1970年9月5日(土曜日)までの期間限定運行、

東京発7時25分 → 大阪着15時55分 → 長崎着6時54分 佐世保着6時27分

 

昼間の東海道線を急行列車で移動し、明るい内に大阪到着。

列車の雰囲気、車窓の風景、過ぎて行く時間は、果たして如何に。

 

昭和のにぎやかな時代に、時代をにぎやかにした立役者の一人、

ミスター麻雀・小島武夫さんが自らの半生をつづった、

『ろくでなし』

 

 

この本の中で、目にとまった言葉を紹介します。

 


 

技と言うものは、口で教わるものではなく、盗むものである。

話を聞いたところで、人間は右から左。

自分で考えて苦労しながら実践してみて、初めて身につくものなのだ。

 

麻雀は半荘に1~2回急所で和了すれば、絶対に負けることはない。

毎局毎局和了ろうとして、下手な仕掛けをするから放銃が増え、負けるのだ。

麻雀はディフェンスあってのオフェンスだ。

 


 

攻撃は最大の防御と言いますが、

防御の備えがあっての攻撃ということでしょうか。

 

職人の国・日本にあって、小島武夫さんは、一世を風靡した麻雀職人でした。

 

先日、こんなことを記載しました

麗しい女性を『立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花』などと表しましたが、

昭和のにぎやかな時代に、漫談家の牧野周一さんは、当時の若者を、

『立てばパチンコ、座れば麻雀、歩く姿はボーリング』と表して笑いを誘っていました。

 

 

小学生の頃の話ですが、

深夜の日本テレビ系列で『11PM』という番組があり、

妙齢女性のお色気ポーズが見られたことから、

寝静まった家のテレビでコッソリと観ていたところに、トイレに起きたオヤジに、

『こんな遅くに何やってるんだ』と問われ、

お色気シーンを見ていると言えずに『麻雀実践教室を見ようと思って』などとごまかすと、オヤジが妙に嬉しそうに、『なんだ、お前、麻雀知ってるのか』と言って、オヤジと一緒に麻雀実践教室を見る羽目になったのも、今となっては良い想い出です。

 

先日図書館で『深夜の浮世史 WIDE SHOW 11PM』 という本を発見。

 

 

写真をベースに当時の世相や出演者の談話が掲載され、懐かしさ満載です。

 

麻雀は、根強く・しぶとく、現在に継承されています。

昭和は、大学の門前は雀荘だらけ。

令和は、女性プロも活躍する競技として面白い・楽しい麻雀でしょうか。

 

女性プロの話ぶりは、ギャンブラー・博徒ではなく、どちらかと言うと冷静なスポーツ選手のようです。

 

分かり易く・タイミングを見逃さない麻雀番組の実況担当の存在も見逃せません。

(聞き逃せません)

小林未沙さん、土屋和彦さんをはじめ、的確な実況が麻雀の面白さを伝えます。

 

中国ではじまり日本で独自に進化する麻雀。

麻雀は文化、そして、麻雀は永久に不滅です。

 

在宅勤務が多くなり、出勤時もカジュアルな服装が少なくない昨今。

影を潜めつつあるスーツ

 

そんな時だからこそ、あえてスーツで歩いてみたい。

ノーネクタイながら、

レギュラーカラーのシルク調のブルーやストライプのワイシャツを着くずして、

靴は磨き込んだトラディショナルな革靴か、それともダークなスニーカー

 

心地よい気候を、気持ち良くお洒落したい、オッサンでも心が弾む春なのです。

 

ワイシャツと言えば、

医師から検視官に転じた女性の奮闘を描くUSA発のドラマ

ボディオブプルーフ死体の証言』の中で

ジョン・キャロル・リンチ演じる刑事・バド・モリスが毎回着ているワイシャツが目を引きます。大柄でメタボ気味・頭髪寂しい・中年刑事のお洒落が、オッサンには気になります。

 

 

 

 

妙齢の女性を例えて、

『立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花』と表現しました。

 

昭和のにぎやかな頃、漫談家の牧野周一さんでしたか、これをアレンジして、

当時の大学生を例えて、

『立てばパチンコ、座れば麻雀、歩く姿はボーリング』と表して笑いを誘いました。

 

呑んべえのオッサンは、これを受けて、

『立てば角打ち、座れば飲み過ぎ、歩く姿は千鳥足』ねんてね。

 

立てば芍薬と言えば、東京タワーも、そうかも。

 

ER救急救命室 で、先輩医師が後輩医師にかけた言葉、

人はつまずいて初めて気がつく』。

 

誰にもあてはまることを、短く、さりげなく、気遣う言葉。

確かに、そんなこと、あるなあ、と感じます。

 

むうひとつメモする、ドラマの言葉は、

『永遠とは、今の積み重ね』

 

福澤諭吉の言葉、

『今日も生涯の一日なり』、につながります。

 

 

順調に進む予定の仕事や作業が、予想だにしない・思わぬ事態に直面し、

困惑したり・焦ったり・じたばたしたりすることがあります。

 

先日も会社の一室で朝から一人でPCに向かい、予期せぬトラブルに見舞われました。

午前中で終わる予定が、午後になっても目途が立たず、一時はどうなることかと頭をかかえたその時に、ふと思い出したのが、

今は無き、渋谷の立呑酒場・富士屋本店の壁に貼られた色紙の言葉

仕事は火事場のくそ力

常連客の一人であった名優・大滝秀治さんが遺された言葉です。

 

この事態をおさめて、仕事を完遂するには、焦らずに・粘り強く・諦めない気持ちが大事だと気づきました。

原因究明よりも、まずは、落ち着いて冷静になり、作業をもう一度はじめから、やり直すことにしました。

 

14時頃から朝の時点に戻り・初心に立ち返り・最初から着実に作業を進めたところ、16時頃に、無事作業を完了しました。

 

やり直した作業を終わってみて気がつきました、原因はダウンロードしたファイルが不完全であったことに。

 

作業を終わり、富士屋に大滝秀治さんが遺した、もう一つの言葉を嚙み締めました。

人生はもうだめだと思ったりまだやれると思ったり。』

 

 

 

イギリスのドラマ『オックスフォードミステリー ルイス警部』で、

ルイス警部の良き相棒は、ジェームス・ハサウェイ

 

ハサウェイ という名前で思いうかべるのは、

アメリカ・シカゴの救急医療センターの人間ドラマを描いた『ER』の中で、

看護師として記憶に残る キャロル・ハサウェイ

 

どちらも、ドラマの中でなくてはならない ハサウェイ です。

 

ハサウェイ(HATHAWAY)で、もう一つ思い出すのは、アメリカのワイシャツブランド・ハサウェイ。 

 

若かりし頃の憧れのブランドでした。

いつか、ハサウェイのワイシャツが似合う男になりたい、なんて思ったことも。

『ハサウェイ・シャツを着た男』(The man in the Hathaway shirt)

という宣伝コピーは有名だったとか。

 

ハサウェイのワイシャツの中で、人気があったのが、オックスフォード生地のワイシャツ。

オックスフォード と ハサウェイ、気っても切れない縁があるようです。