酒場放浪記や登山番組の案内役として欠かせない1949年生まれの吉田類さん。

自転車で日本全国こころ旅を続ける1949年生まれの火野正平さん。

 

力まず、気取らず、ひょうひょうとした、自然体が印象的です。

 

70歳を過ぎても変わらない、先輩の姿勢、姿、物腰は、大いに励みになります。

歳を重ねてもまだまだやれるかもしれない、そんな気持ちになります。

 

仕事を絞り込みつつある1945年生まれのタモリさん。

75歳を過ぎて、重ねる歳に応じて、少しづづ静かにセーブしてゆく身のおさめ方に、年長者の知恵ある所作を感じます。

 

タモリさん、吉田類さん、火野正平さんは、見習うべき三賢人・三先輩です。

 

 

『ノックは3回(Knock Three Times)』1971年 Dawn のヒット曲。

 

 

シャープペンシルは、ノック不要の時代に。

ノックして芯を出して書き、芯が短くなったら、またノックして芯を出して書く。

出した芯の角度や筆圧によっては、ポキポキと折れて思考が中断することも。

ノック1回、先端から芯を出すか出さないかというところで、芯が無くなるまで、滑らかに書くことに専念できる、ノックフリー・シャープペンシル。

 

ノンアルコール だの、ノンカフェイン だの、さび抜きだの、いろいろうるさい世の中ですが、シャープペンシルのノックも、ノン、抜きに。

 

どこでも買えて、手頃な価格・440円(税込み)なのが、ぺんてるの orenz、

オレンズ(折れんず)という商品名は、そのものズバリ。

 

高級感 に加えて、握り易さ、書きやすさを追求した PILOT S30(エスサーティ)。

 

文具メーカー・サンスターからは手頃に使える オートマチックシャープ ノクフリー。

 

握りヨシ、芯が折れずに使い勝手ヨシ、書き味ヨシの、三方ヨシ。

シャープペンシルはノック不要でも、部屋に入る時はノックしましょう。

中で何がおきているかわかりませんので。

 

 

 

 

4月最初の中山競馬、4月6日土曜日の最終12レース、

藤田菜七子騎手騎乗のスマイルアップがあざやかな逃走劇で1着。

この日、藤田菜七子騎手は、6レースでも逃げて惜しくも頭差の2着。

 

春競馬に花を添える騎乗に、これからの活躍を期待します。

 

 

 

CS放送ミステリーチャンネルで放映されている

テンペスト教授の犯罪分析ノート

 

名探偵モンクも顔負けの潔癖症のテンペスト教授にかかると、どんな犯人も突き止められてしまいます。

 

犯罪分析をベースにした推理ドラマが、

ストーリーと着目点の面白さに加えて、ちょっと滑稽で、時に悲しく、そして最後は心あたたまる人間ドラマとして描かれています。

 

時にはニヤッとし、時には心動かされ、じっくりと見る、お勧めの推理ドラマです。

 

 

世の中、ちょっと気になること、プチ気がかり、に其処此処で遭遇します。

犬も歩けば棒に当たる。

オッサン歩けば、プチ気になることに、あたる。

 

京浜急行車内で耳にした女子高生二人の会話です。

 

『次は、シンバンバ(新馬場)』の車内放送を聞いて、

『シンババアって、婆あに新しいも古いもないっしょ、古いに決まってんじゃん』

『シンババア じゃなくて、シンバンバ だよ、シンババア にも聞こえるけどさ』

 

しばらくして、

『次は、青物横丁』の車内放送を聞いて、

『青物横丁って、バス停かよ、電車の駅じゃね~っての』

『青物で思い出したけど、光物だめなんだよ』

『光者って、頭の禿げたオッサンのこと』

『ちげ~よ、魚のことだよ』

ここで、光者のオッサンは目立たぬように身を潜めます。

 

しばらくして、

『次は、鮫洲』の車内放送を聞いて、

『鮫洲ってさ、ジョーズってこと』

『古いね~、だよね、ジョーズの方が分かり易いって』

 

とまあ、こういった感じで女子高生に翻弄される京浜急行の駅名なのでした。

 

 

風光明媚な南イタリアを舞台に、個性と魅力にあふれる女性警視の活躍を、人間模様と共にテンポよく明るくユーモアを交えて描くドラマ『私は刑事ロボスコ』。

刑事ロボスコとは、刑事コロンボにも似た名前ですが、全く異なる展開のストーリーながら、人間に着目しているところは共通しています。

 

人間の優しさ、人情、厳しさが推理ドラマの中に織り込まれています。

 

このドラマの中にも名言あり、

『人生は長さより、どう生きたかが大事』

『救いは、求める者に与えられる』

『つらい時間があるから、喜びも大きい』

 

意志と努力で女性警視となったロブスコが仲間と共に奮闘する姿が軽快に描かれます。

映し出される南イタリアの美しい景色も見どころの一つ。

 

ロボスコが愛用する可愛らしい車、アウトビアンキ(Autobianchi)という車のようですが、こちらもドラマに味を添えます。

 

もしも日本を舞台にリメークするならば、主演は天海祐希さんか、真矢みきさんでしょうか。

 

 

 

3月17日 2回中山8日 12レース 5番人気 ヨリノサファイヤ が8馬身差の圧勝。

騎乗した藤田菜七子騎手は今年の初勝利

石の上にも三年ではないですが、今年に入って石の上にも3か月、

耐え忍んで、昨年秋以来の勝利、

どのレースでも、懸命に淡々と追う姿が印象に残ります。

 

JRA 2007年のCMで語られた言葉

『あきらめないことは、勝つより難しい』

を思い浮かべる勝利。

 

ゴール後、馬の首筋をたたいて激走をねぎらう姿から、この1勝の重みが伝わってきました。

 

藤田菜七子騎手の今年がはじまりました。

 

 

 

 

ピーターユスティノフが名探偵ポアロを演じる、

ナイル殺人事件、地中海殺人事件が、CS放送で放映されました。

 

ポアロと言えば、

デヴィッド・スーシェが演じる小柄で几帳面なポアロが思い浮かびますが、

40年以上前の映画では、ピーター・ユスティノフが、がっちりとした体形でゆったりとした所作のポアロを名演しています。

 

歴代のポアロでは、

アルバート・フィニー のポアロよし、

ピーター・ユスティノフもまたよし、

そして、お決まりのデヴィッド・スーシェもよし。

三者三様の味わいあり。

 

デヴィッド・スーシェのポアロは時として犯人に厳しい言葉をかけて緊迫する一瞬がありますが、ピーター・ユスティノフは、悠々淡々としたポアロを演じます。

 

どのポアロにも共通するのは、

自画自賛の発言が、決して嫌味や強がりに聞こえず、時として場面に即して流れるように感じられることです。ポアロとポアロを演じきっている方々の人徳からくるものかもしれません。

 

もしも日本の俳優がポアロを演じるならば、角野卓三さんはどうでしょう。

ユーモラスな雰囲気とゆったりとした体形がポアロにピッタリかと。

となると、ヘイスティングズ大尉かジャップ警部を演じるのは近藤春菜さんか。

 

 

 

CS放送で放映された『オリエント急行殺人事件

まずは豪華な配役に驚きます。

名探偵ポアロを演じるアルバート・フィニーをはじめ、

ローレン・バコール、イングリッド・バーグマン、バネッサ・レッドグレーブ、ジャクリーン・ビセット、

アンソニー・パーキンス、ショーン・コネリー、マーティン・バルサム、マイケル・ヨーク、リチャード・ウィドマーク

など、

主演級のベテラン・若手、安定した名脇役などが名を連ねます。

 

アルバート・フィニーが怪演する名探偵ポアロの謎解きに加え、

名優の競演から目が離せません。

 

オリエント急行殺人事件のエンディングは、映画化・ドラマ化される作品によって異なっています。

制作された当時の時代背景、製、作者の解釈・意図・願いなど、様々な想いを感じます。

 

アルバート・フィニーがポアロ役のオリエント急行殺人事件は、

安心・安堵の内に終了。

2010年頃に制作されたデビッド・スーシェがポアロ役のオリエント急行殺人事件は、

正義とは、報復とは、怒りや無念の想いとは、何が許され何は許されないのか、といった考えさせられる終わり方。

 

明るくマイペースなアルバート・フィニーのポアロ、

歩く灰色の脳細胞といった雰囲気を醸し出すデビッド・スーシェのポアロ。

 

様々に味わいがある『オリエント急行殺人事件』は、アガサ・クリスティーの最高傑作です。果たしてアガサ・クリスティーの真意やいかに。

 

 

福澤諭吉は、『西洋事情』

勤め人にとって大切なのは、『昼食事情』

コロナ後のランチ事情、いつものアノ店の閉店や、在宅勤務もあって今一つの賑わいもあり、以前と違ってきているランチ事情。

 

サバの塩焼き定食、アジの干物定食などの弁当メニューになり難い焼き魚を食べたいと思うと、以外にメニューに記された店がありません。

 

したたり落ちるアブラ、モウモウとした煙、アノ何とも食欲をそそるにおい。

 

そんなサバの塩焼き定食を、銀座のど真ん中で、気軽に注文できるのが、

銀座インズ2・2階の『魚や旬』。

みそ汁・小鉢がセットの定食が 950円(税込み)。

あたたかいお茶もおいしい。

 

 

レバニラ炒め or ニラレバ炒め もランチで手軽に食べられなくなってきました。

こちらは、平塚・龍園の定食、スープ・ザーサイ・杏仁豆腐・食後のコーヒーがセットになって 900円(税込み)。

手軽に美味しい中華ランチの王道です。