札幌からイメージする木として、

ライラックが思い浮かびますが、ポプラ並木も目に浮かびます。

 

5月から6月にかけて、札幌の街を歩いていると、タンポポの綿毛を大きくしたような綿毛が風にのって流れてきます。

これは、ポプラの綿毛で、初夏にもかかわらず雪のように舞い、足元に白く積もっています。

 

赤れんが庁舎(北海道庁旧本庁舎)前は、綿毛見物には格好の場所。

ベンチに座って、心地よい風に乗って飛び交う白い綿毛を眺めるのは、ガイドブックには無い極上のひと時です。

 

でも、気を付けなければいけないのは、

ついつい気持ち良くなって居眠りをしますと、オッサンの脂ぎった頭に綿毛が降着して、綿毛オヤジになってしまうことも。

なかなか気づかないのは、ご愛敬。

 

でも、安心してください、頭にポプラが生えることはありませんから。