NPO法人NMA -64ページ目

No.92 交通安全はみんなで考えるもの。

矢田@NMAです。
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歩道の無い片側一車線のバス通りをオートバイで走っている 時の事です。(右の地図右下より上の方へ走行)

3人の子供達(小学校低学年から幼稚園児くらい)が右前方の脇道から出てきました。

初めの二人はうまく曲がっていましたが、一番小さな子はセンターライン近くまで飛び出していました。
どうやらブレーキの操作が思うようにできないようです。見ていてとても怖かったです。
もし、対向車が来ていれば轢かれてしまってもおかしくないと思います。

3人の子供達全員が一時停止をすることなく大通りに飛び出していたし、その後歩道の有るところまで行っても車道を走っていました。

子供達を外で遊ばせる事はとても良い事だと思いますが、小さな子をもつお父さんお母さんは今一度子供達の安全について考えてみては如何でしょうか?

事故が起きてしまえば、バイクや車の運転者が責任を問われます。
それは当然の事だとは思いますが、それ以上に社会的責任を問われない保護者である親に責任があると思います。

地図中央の信号のある交差点では半年くらい前にも小学生がダンプカーの左折に巻き込まれて亡くなっています。

近年、自転車の事故はオートバイの事故よりも多いそうです。危ないのは子供達ばかりではありません。酔っぱらい運転の自転車や高速道路を自転車で走るお年寄りなども居るようです。

交通安全は自動車を運転する者だけが考える事ではありません。みんなで考えられれば良いですね。

No.91 進むべきか退くべきか

奈良@NMAです。

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歩道のある道路沿いの駐車場、例えばコンビニや、ファミレスの駐車場などから歩道を横切って車道に出るときに、自転車または歩行者が居てちょっと困った事は無いですか?

視界に入っていなくてビックリという例ではなく、車道に出るタイミングを失って、遠くに居たハズの歩行者がすぐそこまで来てしまう場合です。
こういった場合、普通なら車がバックして歩道を空けてあげますよね?
でも平然と歩道の上に居座った人を見かけます。

目の前を通過しようとしている歩行者の足をわざわざ止めて横切って車道に出る人はまずいない。と思える場合は現実では5割くらいですかね。きちんと統計をとった訳ではないですから実際にはどうなのか分かりませんが、かなり目につくのは事実です。
自分が歩行者の立ち場の場合、車の運転手と目が合っても平然と歩道へ出てきて停車してまったく下がらない人もいますし。
歩行者が車道に出て避けなければいけないこともあったりと、ちょっとマナーの悪い例も多く見かけます。
自動車のオーナー・運転手の立場になる人は歩行者の立場も知っているはずなのに立場がかわると、そういう事をしてしまうんでしょうかね。

もしもの事が起きてからでは手遅れです。
手遅れになる前に、次にハンドルを握るときにはもうすこし周りに対する思いやりを思い出してみてはいかがでしょうか。

No.90 運転者補助システム

齋藤@NMAです。


昨今の乗用車の運転者補助のシステムには目を見張るものがあります。


例えば、自動追尾システムでは、前車の車間距離を計測し距離を
保つだけでなく、車間が詰りすぎると自動的にブレーキをかけて
くれる物(最終的には運転者がブレーキを踏んで停車しなければ
なりませんが・・)があったり、新型プリウスで実装された
『インテリジェントパーキングアシスト』システムのように、
車が自動的にハンドルを切って車庫入れを行ってくれる等の
ハイテク機能を装備した車が販売されております。


このようなシステムが、今後どのように進歩していくのか大変
興味がある反面、一抹の不安もあります。


もし、システムにトラブルがあった場合、またこのようなシステムに
慣れた人が、補助システムが備わっていない車を運転した場合・・・・


運転補助システムを活用して、より安全に、またより快適に運転を
行うのも大切かと思いますが、いざという時のために個人の運転スキルの
向上に努めるのもドライバーの大切な役目なのではないだろうか?

そう感じる今日この頃です。

No.89 慌てない運転

200505212-asakawa 浅川@NMAです。

深夜のため見にくいですが、大きな交差点で、
国産車の助手席から撮影した物です。

一見するとわかりませんが、トラックは右側通行をしています。
交差点のそばには、ドライブインがありました。
そこへ入るためのショートカットをしている所になります。

深夜なので通行量も少なく、危険とはいえない状況でしたが、
ルール違反である事に変わりありません。

よく考えてみると、普通に走っても、深夜なので1分も変わらずに
ドライブインへ入る事ができますし、おかしいなあと。


1秒を急ぐような緊迫したものがあったのであれば、
いたしかたなくという事もあるかもしれません。

私も極限までトイレを我慢してしまって、道の駅に逆走で入った事があります。
その時は、道の駅を発見して助かったと思って、慌てていたため、
出口から入ってしまったようなミステイクです。

その時の反省から、慌てる運転をしないという事をモットーにしています。
早め早めに休憩したりして、いつでも冷静に判断できるように体調管理。

それからもう十数年経っていますが、慌てる事無く運転をしています。
もちろんミステイクもせずに過ごしています。


人間冷静なら何てことなくても、慌てていると普段の半分以下の思考力で、
わけわからない行動をしてしまいがちです。

予防という意味で、考えられる策はとっていきたいですね。

No.88 カーブミラーを活用されていますか?

20050520-hiranuma 平沼@NMAです。

カーブミラーは見通しの悪い交差点やカーブで運転席から見えない場所、
死角にいる車や歩行者の存在を補助的に知らせてくれる役目をしてくれて
います。実際にカーブミラーを目にするのも幹線道路ではなく、細かな
路地や交差点の多い生活道路が多いのではないでしょうか。

私自身も車通勤で毎日、そうしたカーブミラーのある道路を通るのですが
前走車や対向車を観察しているとカーブミラーをチェックすることなく、
走っておられる方が意外に多いことに驚かされます。
見通しの悪い路地から主道に出る際など一時停止の標識がある交差点では
カーブミラーを使われている方でも、自車が明らかな優先道路と思われる
交差点ではカーブミラーをチェックされない方が大半です。

カーブミラーは、その設置目的からして事故発生の可能性が高い、危険な
場所に設置されているのですから、そのような交差点を通過する際には、
進入前に必ずミラーで車や自転車などが交差点に接近していないことを
確認することが思わぬ事故を未然に防ぐことに繋がると思います。
もちろん、カーブミラーはあくまでも安全確認をするための補助的なもの
ですから、最終的にはドライバー自身の目で直接、安全を確認することが
必要なのは言うまでもありませんが。

こちらのHPに意外と知られていないカーブミラーの特性や死角などが紹介
されています。是非、一度ご覧になって日頃の安全運転にお役立て下さい。
道路反射鏡協会HP

No.87 整備不良

八尋@NMAです。


私は僅かながら草レースの経験がありますが、数年前に
レーシングサイドカーでクラッシュしたことがあります。


レーシングサイドカーは文字通りレース用の車両ですから、
勿論公道を走行することは出来ませんので、サーキットでの事故です。
それまでにもミニバイクの草レース等でクラッシュした経験はありましたが、

そのクラッシュでは、一言で言うと整備不良が原因でした。

高速走行中の空気圧を逃がすカウリングが割れて、カウリングが
サイドカーのハンドルに干渉したことで急激にハンドルが切れてしまい、
4速全開の速度で宙に放り出されてしまいました。

私はそれほど大きな怪我ではありませんでしたが、
パッセンジャー(サイドカーなのでバランスを取る役目のもう1人)が
吹き飛ばされてしまい、重篤な怪我を負ってしまいました。

そのマシンはそれなりに古いマシンでしたので、FRPで出来た
カウリングが劣化していることも考慮に入れておくべきでした。

公道を走るクルマには車検制度があります。
車検制度自体も、現在はその意義を問われているという意見も聞きますが、
定期的なメンテナンスを行うという見地ではそれなりに有効では
あると思っています。


自分のドライビングスキルの向上を図ることも大事ですが、
そもそもクルマそのものをきちんと整備しておくことも
至極当然なことではありますが、大事なことだと思います。

No.86 救急車有料化に関して

良永@NMAです。

以前、奈良さんが「救急車有料化を本格検討へ 」と言う内容でブログを
書かれていました。
昨日たまたま救急病院で医療に携わる方々とお話をする機会があったので
実情をお尋ねしてみました。

「救急ではないのに救急車で来院する人はどれくらい居るのですか?」
驚くべき事に、その病院では救急車で時間外に搬送された方の約半数が
緊急ではなかったとの事でした。
勿論、その中には「どうしたら良いかわからないのでとにかく救急車を
お願いした」と言う方も含まれているとは思います。
しかし「時間外の外来は込み合っていて待ち時間も長いけれど救急車で
行けば優先的に診察してもらえるから」と言う理由で救急車を呼ばれる
方も多いのだそうです。

正確な情報ではありませんが、聞くところによれば救急車が1回出動
すると約5万円の経費が掛かるのだそうです。
本当に必要な人の為に救急車を確保するためにも、辛い思いで外来の
待合室で待つ患者さんのためにも(例えば後から申請すれば無料になる
様な制度を併用して)救急車の有料化はやむを得ないのではないか?と
お話を聞いて感じました。

No.85 警察署でのマイッタこと

小池@NMAです。

今日は私が追突事故に遭ったときの事を書きたいと思います。


3年程前、信号待ちをしていて後ろから4tトラックに追突され、
頚椎捻挫(いわゆるムチウチ症)になりました。


片側1車線のどこにでもある道路でした。
特にバックミラー等で後ろに注意することなく、
CDを聞きながら青信号になるのを待っていたところ...

いきなり「ガシャン!」と音がして、自分の意志とは無関係に上半身が前に倒れ、
その反動で勢いよく反り返り、後頭部をシートのヘッドレストに強打しました。


追突したクルマは信号が赤ということで、
たぶん急ブレーキを踏めば直ぐに停止できるくらいの速度だったと思いますが、
追突されたときの衝撃は一瞬何が起こったのか分からないくらいに強く感じました。


原因は運転手の脇見運転でした。
こちらのクルマはツーリングワゴン・タイプでしたが、後ろのバンパー、ハッチが潰れ、
テールランプ類は割れて無くなり、結局リアのフレームも歪みました。


その後、私は救急車で病院に運ばれました。
そのときの救急隊員の方の対応は、意識の確認から始まり(私は意識はありました)、
首や肩の固定、痛みを感じる部分の聞き取りと調査、救急車への搬送、
病院に着いてからの診察室への搬送まで、本当に手際よく行っていました。


そのとき、頭と肩は痛くて動かせませんでしたが、自分の意識の中では
万が一の時の対処法は習得しておかなければと思っていた気がします。


しかし困ったのは、病院での治療が一通り終わった後に、
対応してくれた警察署に行かなければならなかったことです。


頭や肩が痛く、日を改めて欲しいと申し出ましたが、
残念ながら聞き入れてもらえませんでした。
入院するようなことにでもなれば、また別であったかもしれませんが、
フラフラする状態で警察に行き、調書を取られるのはどうかと思います。


警察での対応はとても丁寧で、こちらのカラダにも気を使ってくれましたが、
私は終始、早く自宅に帰って休みたい気持ちでいっぱいでした。
警察から見たら事故処理は普通の仕事かもしれませんが、
もう少し融通をきかせてもいいのではないかと思いました。


ちなみに怪我の方は今では後遺症もなく健康に過ごしており、
事故の示談も全て平和的に終了しています。

No.84 「ちょっとだけ」

西村@NMAです。先日のことですが、私の妻が子供と一緒に車で買い物に行ったときのこと。

スーパーの駐車場に着き、買い物の量が少しだけだったので、子供を車内に残したまま

買い物に妻は出かけました。そのとき車のキーはつけたままでエンジンは切っていました。

妻が買い物から戻り車のところに行ってみると、内側からロックされた車内で子供は熟睡

していました。窓を何度叩いても子供は起きません。30分以上起こそうと試みましたが、

全く起きる気配なし。仕方なく車のディーラーに救援を頼み、鍵を開けてもらいました。

結局、ドアを開けるまで2時間以上時間がかかってしまいました。



もしこれが真夏の炎天下だったら。

もしエンジンがかかっていて子供がオートマのギアを触っていたら。

もしドアがロックされていなくても、車を盗まれていたら。



こんなことを考えると、「ちょっとだけだから」と安易に子供を車内に残すことが、

いかに危険なことかと思い知らされました。


これから暑い日が続きますが、みなさんも「ちょっとだけ」と思わずに、お子さんは

しっかりご自分の傍から離さないようにお気をつけ下さい。

No.83 そんなに急いでどうするの?

森村@NMAです。

以前バイクで田舎道の国道を走っていた時の出来事をお話します。
その国道は見通しもよく、カーブも殆ど無い一直線が続き、信号も少なく、
殆どの車はスピードを出して走っています。
トロイ私でさえ、その国道では割合スピードを出して走ることも多いです。

そんな中、前方の車がいつもよりユックリ目のスピードで走っていました。
メーターを見ると60キロ、法廷速度内です。
私の前に三台の車が居たのですが、先頭の車はデイサービスの車でした。

ああ、それで60キロで走っているんだな、後続車もデイサービスの車だから
追い越さないのかな?と思いました。私の位置からは見えなかったのですが
お年寄りの方が乗ってたかもしれないし。

そんな中、轟音が近づいてきたなぁと思ったら、スポーツカーが
私達四台の車を反対車線に出で一気に追い越していきました!!

その道路ははみ出して追い越し可能な場所でしたが、4台追い越しは立派な
違反だし、交通量が少ないとは言え、4台も追越している間に対向車が来たら
どうするつもりだったんでしょう!!
当然衝突する恐れもあるだろうし、その時私達も巻き添えに遭う可能性も
あるわけだし・・・。

スポーツカーの方は、こんなに遅く走りやがってーとでも思ったかも知れませんね。
でも、法廷速度内の一番早いスピードでしたし、デイサービスの車なら一層安全運転
するのは当然なのではないでしょうか・・・。


スポーツカーからは、先頭車は見えなかったかもしれませんが、それと四台追い越しは
別な話ですしねっっ!本当にイライラして不愉快になった瞬間でした。

と言って、自分がイライラした気持ちになって運転し続けて事故を起こしてしまったら
元も子もない!!運転していると、不愉快な場面に遭遇することも多々あるけど
それらに敏感に反応しすぎるのも良くない!! 
と学べる事が出来て良かったな、と考えて気分転換をしました。

急いで事故を起こしたら、その代償は余りにも大きすぎます。