NPO法人NMA -62ページ目

No.112 免許取得

森村@NMAです。

前日の浅川さんの記事 に事故を減らすために、
四輪車と二輪車の挙動の違いについて知ることが大事だと書かれていますが、
実は私はその為に二輪、四輪とも実際に免許を取りにいきました。

最初、軽い気持ちで以前から憧れていた二輪免許を取得しに
教習所通いの日々が始まりました。

しかし、周囲からの反対は相当なものが有り(汗)、特に兄からは
「車の免許を持っていないのに二輪の免許が取れるかー。
車より難しいのが判ってるのかー」
と怒鳴られて注意されたのを未だに覚えています。

確かに二輪は想像以上に難しかったです。
最初は強烈な筋肉痛に悩まされ、転倒して打撲や擦り傷をつくる日々の続いたこと。
バイクの重さにも不安を感じました。


そして、アクセルワーク、半クラッチの操作が難しいことはもちろん、
肌に直に感じるスピードの恐怖に慣れるのに時間がかかりました。
人の倍以上は教習時間を費やして、ようやく免許を取得することが出来ました。




教習中はいつも教官に、「車の免許を持たずにバイクに乗ることは、
車の挙動がわからなくて大変危険なので、車の免許も取得したほうが良い」と言われ続けました。

車を運転することにより、車の死角、車の運転中に特に注意して見る場所、
停車している車が動くタイミング・・etc 色々な車の挙動、特徴が判り
それらを注意すれば、事故に遭う確率が少なくなる・・・との事。

車に乗る予定はありませんでしたが、持っていて損な免許では無いし、
バイクを安全に乗る為にも直ぐに普通免許を取りに行きました。


教習中に、すり抜けてくるパイクが全く見えなくなったり、突然現れるように
見えたりする事が理解でき、死角の恐怖を身を持って知ることが出来たましたし、
車はバイクほど身軽に動けないことが判り、バイクを運転中に
どういうことに特に注意したら良いか判ることが出来てよかったと思います。


二輪の免許を取りに行く・・となるとまたまた大変ですが、
NMAの活動で、二輪の挙動を知る、学べる勉強会が出来たらと思いました。

活動していく上の課題が沢山有ると思いますが、ご期待に添えますように
スタッフ一同一生懸命取り組んでおりますので、応援していただけたら
嬉しく思います。どうぞよろしくお願いします。

No.111 四輪車と二輪車の差

20050612-asakawa 浅川@NMAです。


四輪車(いわゆる車を指しています)と二輪車(いわゆるオートバイを指しています)の事故を減らすには、互いにどのような挙動をする乗り物であるかを、知る事が第一歩だと考えています。

二輪車に乗っている社会人年齢の方であれば、四輪車も乗っているから乗った事がある方が圧倒的だと思います。

これに対して、四輪車しか乗った事が無い方の数はもの凄い数で、私の周りに聞いてみても、二輪に乗った事無いという人は、ゴロゴロしています。

これは何を意味しているかというと、二輪車側が、「あの車、よそ見してるぞ、危ない」とか、「まったく周囲を見ないで運転してるな」とか、「自分(二輪車)の事、目に入ってないな」とか、危険を予測して回避する走り方をしている事が多いというわけです。

四輪車に乗っている人に、一度は二輪車に乗ってもらいたいと私は考えています。二輪車の視点や挙動は、四輪車の運転にも、とても役立ちます。

交差点での事故が減りません。
なぜでしょうか。

直進してくる二輪車に、右折の四輪車がぶつかる事はよく見かけていまが、このパターンの場合、四輪車が、二輪車の速度やスピードの出方を知らないから起きます。二輪車はどういう挙動をするか知っていれば、二輪車が見えた段階で、右折はしていないケースが多いです。二輪車の加速というのは、四輪車とは違って、一瞬で移動してきます。

この相手の速度の読み間違えというのは、致命的な事に繋がります。交差点だけでなく、高速道路でも一緒です。追い越し車線をずっと走ることはいけない事ですが、そういう二輪車は多いですよね。四輪車はそうした追い越し車線をライトオンして走ってきている二輪車に気が付いていながら、まだ後ろにいると思って追い越し車線に入ってしまう。一瞬にして二輪車は四輪車の後ろに来て、フルブレーキ。

もちろん四輪車対四輪車でも速度の読み違いは大惨事になる事が多いです。30キロ程度の事故でもバンパーはぐちゃりといきます。60キロなら相当な衝撃です。100キロを超えていたら、生存にかかわる話です。

特に二輪車は、生身です。ガードする物が何もないので、四輪車の何倍もの被害になる事が多いです。色々なライダーやドライバーがいる交通社会。その中で、安全に走るにはどうしたらいいでしょうか。自分だけ気を付けていてもダメです。

でも出来る事はやっておこうと思いませんか?
回避できる事故は回避しようと思いませんか?

事故ってしまったら、何かを失います。死亡や重傷なら、人生が狂ってきます。軽傷であっても、病院等へ行く時間をロスします。その時間、映画でも観ている方が、人生楽しいと思うのですが。もちろん車両にしても、無傷はありえないので、修理という物が発生します。これまたお金と時間をそこで使います。

どうしたらいい?という事は、常に考えていきましょう。その心構えがあれば、運転スキル向上に一役買うと思います。まず、二輪車に乗った事のない四輪ドライバーは、乗ってみる事から始めませんか?50ccであれば、免許の問題は無いはずです。買う必要はありません、今時はレンタルがあります。短時間なら数千円で済みます。数千円なのに、学習できる事はとても多いと思います。


NMAでも、そうした機会を設けるイベントをプラン中です。日々の忙しい中で、スキル向上は難しいのも事実。楽しく学べるイベントを行う事で、少しでも役立てるように、活動を考えていきたいと思います。事故軽減の活動に興味を持たれましたら、NMA会員になってもらえたら幸いです。準会員は無料で情報を受け取れます。また普通会員であれば、やりたいイベント要望を直接スタッフへ提言できるシステムになっています。

No.110 対物保険は、いくら?

20050611-cnob

平沼@NMAです。

先日、いつも利用しているGSに給油に立ち寄ったところ、

洗車機が画像の様にひとめでそれと分かるくらい大きく

歪み、レールからも50cm近くズレていました。
店長にお聞きしたところ、お客様がブレーキとアクセルを

踏み間違え、右側面から洗車機に衝突したとのことでした。
事故は平日夕方の店内が混み合っている時間帯に起きた

そうですが、運転されていた方も含め誰1人怪我がなかった

のは、まさに不幸中の幸いだったと思います。


ところで皆さんはご自分が加入されている対物保険の保険

金額がいくらか覚えていらっしゃいますか?

この事故では「洗車機の修理費だけで1千万を越える」そうです。

お恥ずかしい話ですが、私自身は数年前、保険会社を切り替えた際

”お薦めプラン”なら安心とそれに加入して以降、更新時も契約書に

ざっと目を通し「前年同条件」に○印を付けていただけでしたので保険

金額と言えば「対人無制限」くらいしか記憶にありませんでした。

その晩、帰宅後に慌てて保険証券を確認したのは言うまでもありません。

一応「対物5千万」となっていましたが、不安になり翌日「対物無制限」に

切り替えました。


ちょっと調べてみたところ、過去の物損事故にはなんと2億6千万、1億3千万、
1億2千万。。。と空恐ろしい額の賠償があったそうです。
もちろん、こうした高額賠償というのは極端なケースでしょうが、都市部では
目の前を1千万を超えるような車が、ごく普通に走っています。
年間の保険料は「対物無制限」にしてもさほど変わらない場合が多いですから
充分な補償と安心を得られることを考えれば対物も対人同様「無制限」にされては

いかがでしょうか?


尚、ずっと以前からの契約をそのまま更新していた方は要注意です。何しろ、
日本の自動車保険に「対物無制限」が登場したのは、ほんの7,8年前だそうです。


No.109 定期的な故障

八尋@NMAです。


前回に引き続き今回もメンテナンスに関する話題です。


みなさんは、車の故障にはイライラ来る方でしょうか、それともそれを楽しめる方でしょうか?

私はトラブルもひとつの楽しみと割り切る様にしています。


実は数週間前にメインの車を買換えました。

今回の新しい車はBMWのE36型、325iという車です。

既に10年選手の車ですが、購入後ここ2週間程、なかなか快適なカーライフを過ごしていました。

ところが今日の夕方、空は微かに雨がパラつく中、高速道路でチケットを受け取った後のこと、

なんとパワーウィンドウが閉まりません。(ETCが欲しいですね!)


私の貧弱な知識で、外国車によく発生する故障、パワーウィンドゥスイッチの故障かと推測しました。

閉まらないのは運転席側だけで助手席側はうまく上下します。

ですので左右のスイッチを交換しましたが、ダメでした。

ヒューズをチェックしても異常はありません。

良く耳を澄ますと、窓ガラス付近からスイッチの上下と共にカチッと音はします。

これは、スイッチのON/OFFに伴って、ウィンドゥを上下するモーターの所にまでは、

信号は走っていることを意味します。


ここまで来て、既に自分の対応できる故障ではないことに気が付き、諦めて帰路に着きました。

今は運転席側のウィンドウは、ゴミ袋をガムテープで留めています。


明日には修理工場に持ち込まなければなりません。

たまにへそを曲げる車も、その瞬間にはアタマに来ますが、

それなりの頻度で故障するとクルマへの愛着も一層増すものです。


最近の日本車の様に全く故障しない車が本来あるべき姿ではありますが、

過去日本車に乗っていた時には、車検から車検の間に故障ゼロだった時には

なんとなく寂しいものを感じました。



No.108 サンデーレース 4

良永@NMAです。

サンデーレースのタイトルでは4回目です。
前回はベース車両が到着して、第一歩として軽量化を始めた所まででした。

今回の作業は冷却系の強化です。
現状、一般道を少し回転を高めにしながら走った程度では水温に変化は認めは
しませんが、3時間全開走行する事を考えてラジエターを3層の強化品に交換
しました。更にオイルクーラーを装着。
エアコンも当然外すのですが、まだまだ実際に走行しながら足回りなどの
チェックをしなければならないので、取り外しはもう少し先になりそうです。

ラジエター交換のためにせっかくフロントバンパーを外したので、バンパー
スポイラーも装着。まだ未塗装ですが、ボディーが白のお陰でそれほど違和感は
ありません。更には重たそうなフォグランプも外しました。

20050609-yoshi



それから足回りの交換。
これは自分では行わずにいつもお世話になっている車屋さんにお願いしました。
交換前からブレーキングの時にぶれが出ていたのですが、左のロアアームに
ガタつきが見つかりこれを交換。さらにブレーキローターとパットも交換して
貰いました。ローター&パットとも消耗して交換時期だったための処置ですが
パットは耐久レースに耐えられるものに交換しました。
残念ながら、交換後はまだ走行する機会がありませんのでどのくらい印象が
変わったのかはわかりませんが、月末へ向けてまた少し進歩しました。

ブレーキを含めた足回りが間に合った事で、あとはロールバーが間に合えば
レースに参加できる見通しが立ってきました。

次回また進展をご報告したいと思っています。

No.107 狭い道はイヤだ

小池@NMAです。


今夜はサッカー日本代表が北朝鮮に2-1で勝ち、2006年のW杯に世界で一番乗りしましたね。

サッカー日本代表の皆さん、おめでとうございます。 そして、お疲れさま!

きっと選手のみなさんは「日本」を背負い、かなりのプレッシャーがあったのでは?と思いました。

普段の厳しい練習を耐えてきたからこそ、プレッシャーを撥ね退け、勝利できたんですね。


と、サッカーの話はこれくらいにして、

プレッシャーというか、実は私は狭い道や場所がとっても嫌いなんです。

スーパーの駐車場での両側にクルマが駐車しているときの車庫入れとか、

狭い道でのすれ違いとか...


20年以上運転していても、いまだにとっても、イヤです。


特に私の自宅のまわりは農道が多く、道の両側から作物の枝や葉っぱが出ていたりして

少し油断して走ると、すぐにバンパーなどに擦り傷を作ってしまいます。

夜などはタヌキが道を横切ることも珍しくありません。

(ちなみに会社の同僚は、深夜帰宅したとき、自宅近くの道でシカを轢きそうになったと言ってました)

そんな道を毎日通勤で走っているので、多少は狭いところも慣れましたが...


やっぱり、狭いところはイヤですねぇ。


なので、自分のクルマのバンパーには、細かい傷がたくさんついてます。

最初のころは気にしていましたが、最近は少しぐらいスリ傷ができても気にならなくなりました。


私、クルマをいたわってないですねぇ。

会社が休みになったら、ちょっと頑張って愛車を磨いてあげることにします。


No.106 「~ながら」

運転中のたばこ喫煙で論争 独議員の禁止法案提出で


西村@NMAです。運転中の携帯電話使用禁止の法律が施行されてからしばらく

経ちますが相変わらず運転中に携帯を使用する姿をよく目にします。
先日も初心者マークを貼った車で、両手でハンドルを抱えるように運転しながら
携帯でメールを打ってる女性を見ました。片側2車線の道路で併走するときに
それを発見したのですが、私は速攻でその車から離れました。

で、冒頭の記事なんですが


「チョコやバナナを食べても危険だろう」


まったくごもっともなことです。



この法案がもし通ったとしたなら、その後は


運転中の飲食禁止
運転中の高歌放吟禁止
運転中の「~しながら」一切禁止


なんてことになるのではないかと心配してしまいます。



余談ですが、私はジャンクフードが大好きなのでドライブスルー
はよく利用しますが、モ○バーガーだけは運転中には決して
食べずに車を降りてから食べることにしています。



マナーとは法で縛られないからマナーなのであり、
法でがんじがらめに縛られた世の中になったら淋しいですね。

No.105 赤色灯

齋藤@NMAです。

先日、とある道路にて渋滞に遭遇しました。
渋滞に遭遇した道は普段、その時間帯・場所であれば
混む筈の無い所での渋滞でしたので、少し不思議に思い
前の方を見ると、離れた所でサイレンが点灯しておりました。

どうやら事故のようです。

数十分後、事故現場の横を通り過ぎると、乗用車同士の比較的
軽微な追突事故のようです。
お互いの運転者の方が警察官と話をしている姿を見て
「大事に至らなくて何より」と思うと同時に、ふとパトカーを
見て少々驚きました。

赤色灯が上に伸びていたのです。

また、リアガラスに「事故」と電光掲示されていました。
最近のパトカーはこんなアイデア装備が搭載されているのか・・・
と関心してしまいました。

乗用車型のパトカーで、赤色灯の視認性を上げるにはまさしく
効果的な方法かと思います。

緊急時等に注意を引く為に必要な赤色灯の場合、こういった機能は
是非広く導入して欲しいと思いました。

話が変わりますが、赤灯の明るさという事で思い出しましたが、
リアフォグを常時点灯して運転されている方が見受けられます。
リアフォグとは、本来は濃霧時や視界不良時の追突防止のために
使用するものですので、平常時の使用はなるべく控えた方が
宜しいかと思います。

追突防止ではなく、逆にブレーキの点灯タイミングを見誤り
追突事故を誘発しかねませんのでご注意下さい。

No.104 運転中の虫

安部@NMAです。

車やバイクの運転中、意外と不意打ちを食らってパニックになるのが、「虫」です。
車でも窓から不意に車内に飛び込んできてびっくりする事が良くありますが、
バイクはもろです。
ヘルメットや、ジャケットの隙間から飛び込んできたらもうパニックです。

暖かくなってきて、最近は虫が飛んでいるのも良く見ます。
今年はアブラムシも大量発生しているようです。

あまり「虫が飛び込んできたら」という事故の理由は聞きませんが、
パニックになりそうな人は、しっかりと装備しておいた方がいいでしょうね。

あと、虫が飛び込んできた場合は、
すぐに停車して、虫を逃がしてあげましょう。
動きながら対処しようとしたらそれこそ危険ですよね。

No.103 F1を観戦していて・・・

矢田@NMAです。

私はモータースポーツにも興味が有りF1レースのテレビ観戦をよくします。

2005年のレギュレーションは様々な変更が加えられました。
 ・車を空気の力を利用して路面へ押さえつけるダウンフォースを20%減。
 ・予選と決勝を1セットのタイヤで行う。
 ・一つのエンジンを2戦使用
 ・エンジンは3000ccから2400ccへと変更。
等です。

これらの変更で参戦コスト削減が進みプライベートチームも参加しやすなるし、各チームのレベルが近づき、観戦していても楽しくなりました。

個人的に一点だけ賛成できないレギュレーション変更があります。
それは、タイヤを1レースで1セット限定とするレギュレーションです。

予選と決勝で1セットのタイヤを使用し、尚且つタイヤがバースト(破裂)したりしない限り交換することが出来ないようです。
1レースで何台もバーストしたりしていては、その車も周りの車も危険だと思います。

先週ニュルブルクリンクサーキットで行われたヨーロッパグランプリでもトップを走っている車のフロントタイヤにフラットスポット(ブレーキロックなどで平らに削れた部分)が出来て、その振動でタイヤを支えるアームごと折れてしまいました。

私は一瞬凍りつき、眠気も吹っ飛んでしまいました。本当に無事でなによりです。

タイヤを温存した運転はドライバーのスキルだと言われればそれまでですが、もしモンテカルロ市街地コース(モナコグランプリ)のようにエスケープゾーンの殆ど無いコースで起きていたら大惨事になっていたと思います。

ピットクルーが主役となるタイヤ交換もF1の一つの魅力ですよね!

レギュレーションを改正してくれないかなぁ~と願ってます。