ワールズエンド・ツアー -125ページ目

ワールズエンド・ツアー

田中ビリー、完全自作自演。

完全自作、アンチダウンロード主義の劇場型ブログ。
ロックンロールと放浪の旅、ロマンとリアルの発火点、
マシンガンをぶっ放せ!!





【インスタグラム】サンディニスタ・エクペリエンス


 FMを聴いていると新しい音楽、それを歌い、奏でる新しいアーティストを知る。
 昨年あたりから「バンド系がくる」と言われていたけれど(アイドル、ダンス系グループが席巻した反動なのか)、いよいよ本格化してきたらしく、新世代のバンドをよく耳にする。


 個人的には昨年から「ポルカドットスティングレイ」という、この11月にメジャーデビューする九州出身のバンドがイチオシなのだけど、「ヤバいTシャツ屋さん」「夜の本気ダンス」、それに「ゲスの極み乙女」なんて、本業以外で有名になったバンドもいますね。

 前世代的にはTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTやブランキー・ジェット・シティにイエローモンキー、その次の世代〜現役組ならBUMP OF CHICKENにアジアンカンフージェネレーション、ハイ・スタンダードやエルレガーデン……きりがないんですけど、どちらにしても「なんのこっちゃ?」という名前ではある。

 ブルーハーツにハイロウズにクロマニヨンズなんて、複数形だし、いかにもバンド、グループ、チームという感じがするけれど、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTやブランキー・ジェット・シティなんて、ロックぽい響きではあるけれど、まあ、なんにしても意味はわからない。
……この2バンドに関しては大好きなのでバンド名の由来も知ってはいるけど、それはまあ、ともかく。


 現在のヤバいTシャツ屋さんや夜の本気ダンスなんて、もはやグループ名というよりは小文、甲本ヒロト氏が遊び心で曲タイトルにでもしそうである。
 シングルトラックではないけど、アルバムのなかの一曲のような。


 ポルカドットスティングレイやGLIM SPANKYなど、「いかにもなバンド名」もあるのだけど、彼ら彼女らはストレートにロックである。奇をてらった感じもなく、照れもなく、ストレートなギター・ロックという音楽で、珍名さんたちはどこか「いかにもなロックぽさ」から少し距離を置いているような音楽に思える。

 ユーモアとも言えるし、どこか「おふざけ」感もある。
 どこか間の抜けたグループ名を名乗るだけに、彼ら彼女らはカッコつけることに気恥ずかしさがあるのかもしれない。

 ロック、ロックンロール系って見るからにカッコつけてますもんね(笑)。そのクサさがいいんだけど、それは個人の好み。
 カッコつけてて、実際にカッコいいなんて、結構、難しいことなのではないでしょうか。


 話が逸れたので軌道修正。
 名は体を表す、なんて言葉どおり、バンド名は音楽性を表現していることはわりによくあることです。
 ゴリゴリしたロックをやるバンドなら、バンド名に濁点がついていることがほとんどだったり、珍名さんたちは珍名さんらしく、「ロックらしからぬ」を演奏している。

 僕はTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTのときからチバユウスケさんのファンで、現在はTHE BIRTHDAYというバンドを贔屓にしているのだけど、チバユウスケさんの長いキャリアのなかでは、ROSSOというバンド名がとても好きです。
 イタリア語で赤、赤ワインを意味する言葉なのだけど、意味よりも言葉の響き、字面、発声したときの質感がわけもなく好き。


 これを読んでいる皆さんは、(音楽性とは別に)なにか好きなバンド名、グループ名なんてあるんでしょうかね。

 それでは、また。










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「夜想曲」


通過する地下鉄は、轟音が残酷そうに洞穴埋める、
右から左、左から右、目だけで追って、
やがて壊れた人形みたいに地上へ這い出す決意をもって僕はゆく、
眠るまでの間と決めて、

届くだろうか伝えられるか、血が滲むほどに唇噛んで、
命乞いして叫んで裂けた喉から鮮血、
倒れた者を見下ろす無名と無名が無名と無名と交錯する、
それらの隣を轟音吐いて貨物列車が夜を弾いて2秒先を貫いてゆく、
そのとき遅れた鳥が割れて生温い粉になってた、

免罪符なら空腹そうな山羊に食わせてやったから、もうこの世界にないんだ、
ありとあらゆる教義も模範も、なにもかもを食べ尽くしてくれるんだろう、
あるいは不味くて放り出してしまったら、この世界はいまのまんまだ、

地下鉄だったら荷物と貧民載せて都へ走って行ったはず、
何処に向かって走ったのかは誰も知らない、
然しは、美しい場所ではないと誰もが知ってる、
夜想曲に連れられて、列車と荷物たちは夜をゆく、
それはまるでドラッグレース、夜へ夜への直線だった、
僕はそれに運ばれてゆく自分の背中を想い起
こす、

あまりにあまりに孤独に過ぎる風景だった、
夜想曲に連れられた、あまりに独りの風景だった、










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【インスタグラム】そんなものは日々の戯言


 以前、美容師の知人に「年齢を重ねてくると感覚的なこと……センスという意味で鈍くなるんです。30代半ばを過ぎるとその兆候が見えてくる。僕ら美容師でいうと、技術はともかく、センスが古いと提案できるものまで古くなる。すると顧客は離れる」と聞いたことがある。

 美容師さんみたいな仕事でも、10年くらい前の流行のまんまの人がいるし、あえて言うならいまだにカリスマ美容師なんて形容する時点でひと昔前のセンス、言語感覚である。
(……結局、意訳なのか誤訳というべきか、カリスマという言葉が正しく使われないままになった気がしますね。)

 それはともかく。
 なんでも最新がいいとは思わないし、僕はどちらかといえば懐古趣味的なところがあるけれど、それでも古いものは古いと認識しておきたいほうでもある。

 古いものが良いのではなく、古いもののなかにも良いものがあり、時代を超えるものがあるということだ。古いから良いわけではない。

 その美容師氏は「センスの衰えに気づかずにいると技術的にも衰えてくる」と、技術であれ、美容機器であれ、常に最先端のチェックを欠かさないようにしているという。
 美容師としての能力だけではなく、音楽であれ洋服であれ、「知る知らないだけで差がつく」と彼は言っていた。


 別に流行を追うことはない。
 その必要もない。
 ないが、何が起きているかを知るのはとても大切なことだと思う。
 僕は年齢を重ねると共に好きなものが増えた。学生時代より色々な音楽を聴くし、色々な漫画を読む(←すっかり活字から遠ざかったけれど)。映画の好みも広くなった。

 20歳近く下の世代と好きな音楽や漫画について話ができるというのは、冷静に考えればあまりないことのように思う。
 別に意識して流行を追ってはいない。鈍化するのを避けたかったし、いつも新しいものに興味がある。

 昔から好きだったものに捉われたくないし、そこにとどまりたくない。
「僕の若いときは……」のような言い方は好きではない。
 古いものも新しいものも知る人間が良いに決まっている。

 クルマに乗っているときはFM放送をよく聴いている。新しい音楽も古い音楽も流れる。
 恣意的な選択が必要なネットではなく、受動的なラジオは気楽だ。

「DAOKO×米津玄師はなかなか良かったのに、DAOKO×岡村靖幸は好みじゃないな……。だいたい、岡村靖幸なんて僕が学生のときでさえ古臭かったのに、なんで今更?」なんて思いながら、この記事に書いたようなことを考えていました。


 それでは、また。










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