ワールズエンド・ツアー -115ページ目

ワールズエンド・ツアー

田中ビリー、完全自作自演。

完全自作、アンチダウンロード主義の劇場型ブログ。
ロックンロールと放浪の旅、ロマンとリアルの発火点、
マシンガンをぶっ放せ!!











【インスタグラム】ビギニング・サーフ


 寒い寒い冬はいつの間にか過ぎ、肌寒いなか花は咲き、そして散った。今年はろくに花を見る時間もなく、ひたすら日々に追われていた。
 突然、陽射しは地上の人々を睨むように強くなり、慌てて春夏の用意をしていたら、寒さが戻ってきた。
 私たちはいつも振り回される。

 夏がくる。
 4月後半から連休にかけての、「夏が始まる瞬間」がたまらなく好きで、いつもその季節に焦がれる。
 いざ夏も本番になると暑さにうなだれ、涼しくなるのを待つのだけれど、夏に気づくあの開放感だけは他の季節にはない、特別ななにかがある。

 どう嘆いても花は散るし雨は降る。やまない雨はないが、やがてはまた土砂降りに晒される。風に叩かれ、陽射しに睨まれ、骨から凍る季節に怯える。
 私たちはいつも振り回されて生きている。気づかず踏みつけられて折れ曲がる雑草のように。


 名誉欲なんてまるでないし有名になりたいと思ったこともない。雑草のように風に押され、雨に打たれ、夏になれば太陽に焼かれる雑草のように名もなく静かに健やかに、身勝手に生きていたいと僕はよく思う。









machinegunbilly on instagram
Instagram





 【 厳 選 】 当サイト既出人気記事一覧 ☆【絵本】 きみといっしょに

★【動画】 星空サーカス

★【体験談】 白内障だったんです。

☆【長編】【失笑青春バンド小説】 イケメン・ジョニーはスーパースター
★【短編ノワール】 国境線上の蟻
☆【童話】 砂時計のクロニクル

★【自薦詩集】 「草原の人」を含む21編
☆【自薦詩集】 「草原には君がいた」を含む36編
★【自薦詩集】 「聞こえてくるアコーディオン」を含む26編
☆【自薦詩集】 「救世の子供」を含む31編

★【掌短編集】 ショートショート・フィクション

【更新!】 当サイト全著述者紹介




Copyright (C) 2018 copyrights.billy tanaka All Rights Reserved.


応援クリックをどうぞよろしくお願いします。
にほんブログ村 小説ブログ 現代小説へにほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・自作ポエムへ

「アロン」


夜を欲しがる武器商人は殺された、
桟橋下には火薬の匂いが朝になっても残ってた、ナイフに映っているのは三日月、
鏡は錆びずに白を望んだ聖人君子を映し出す、
そいつは夜明けのためなら方法なんて選ばない、
それがこの世の聖人なんだと額にかかる前髪はらった、
踵には生温い赤、シルクでそれを拭き取って、
匂いを確かめ丸めて捨てた、

心臓なんぞは冷たい熱で脈を打つ、
夢ばかりを見ている弱者が自身に酔っているのは不様に過ぎると聖人ならば誰もが認めることだろう、
溶けた鉛が広がる空から裂けた血の雨流させようと、生真面目なる君が言う、

軍靴で水溜まりを蹴ると、乱れ落つのは月灯り、
ふたつに割れて散り散り濡れた、
思いつきを口笛載せては雑兵倒れる夜探す、
機関銃を盗みたいのは今宵に限るわけでなく、雪待つ刻ならいつであれどそうだった、

命に大儀を背負わせるから孤独に怯え、
意味やら意義を見出そうと無駄に足掻く、
喰わずに踏まれて潰れたオレンジ、
山羊の歯型が残る教典、
パンと間違え泥を飲みこみ絶えてしまった名もなく美しくもない市民、
君が僕が気づいてながら口にすることない真理、

軍靴で水溜まりを蹴ると、乱れ落つのは夏の陽光、
無数に割れて散り散り溶けた、
思いあがって星の命に自身委ねる歪なる、
雑兵倒れた夜探す、
機関銃を盗みたいなら武器商人より燕尾服の聖人気取りを探せばいい、
君が僕が気づいてながら口にできずにいる真理、
















machinegunbilly on instagram
Instagram





 【 厳 選 】 当サイト既出人気記事一覧 ☆【絵本】 きみといっしょに

★【動画】 星空サーカス

★【体験談】 白内障だったんです。

☆【長編】【失笑青春バンド小説】 イケメン・ジョニーはスーパースター
★【短編ノワール】 国境線上の蟻
☆【童話】 砂時計のクロニクル

★【自薦詩集】 「草原の人」を含む21編
☆【自薦詩集】 「草原には君がいた」を含む36編
★【自薦詩集】 「聞こえてくるアコーディオン」を含む26編
☆【自薦詩集】 「救世の子供」を含む31編

★【掌短編集】 ショートショート・フィクション

【更新!】 当サイト全著述者紹介




Copyright (C) 2018 copyrights.billy tanaka All Rights Reserved.


応援クリックをどうぞよろしくお願いします。
にほんブログ村 小説ブログ 現代小説へにほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・自作ポエムへ

「永遠なんぞ」


眠りの浅い、夜と朝の境界線を行き来している、
見上げる真上に雨の鳥がふわり舞い去る、
虚空に螺旋、滑空してゆく渡り鳥、

地に這いつくばる魂たちは、今日も呼吸を揺らして惑う、
地を這う以外に進む術を知らぬ私は、
溢れ落ちゆくため息を、知らぬ間に踵に擦り潰してた、

永遠なんぞを知ってしまった私たちの魂は、
手にはできぬと知っていながらどうにかそれを掴み取ろうと手を伸ばす、

陽炎、火花、運ばれゆく雲、
無言の水にさざめく波紋、静かな雨にて雫の垂れる青い葉よ、

どうやら今日も不器用ながらに足掻く候、
たった一粒、光を手繰る手には雨粒、
風に乗る鐘、南からは海の匂い、
泳ぎ疲れた飛沫を跳ねる、トビウオの背に映る虹、
















machinegunbilly on instagram
Instagram





 【 厳 選 】 当サイト既出人気記事一覧 ☆【絵本】 きみといっしょに

★【動画】 星空サーカス

★【体験談】 白内障だったんです。

☆【長編】【失笑青春バンド小説】 イケメン・ジョニーはスーパースター
★【短編ノワール】 国境線上の蟻
☆【童話】 砂時計のクロニクル

★【自薦詩集】 「草原の人」を含む21編
☆【自薦詩集】 「草原には君がいた」を含む36編
★【自薦詩集】 「聞こえてくるアコーディオン」を含む26編
☆【自薦詩集】 「救世の子供」を含む31編

★【掌短編集】 ショートショート・フィクション

【更新!】 当サイト全著述者紹介




Copyright (C) 2018 copyrights.billy tanaka All Rights Reserved.


応援クリックをどうぞよろしくお願いします。
にほんブログ村 小説ブログ 現代小説へにほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・自作ポエムへ