こんにちは。
一人ひとりに合うベーシックスタイル
[ NATURAL BASIC ] を追求している
倉敷京子です。
前回、記事にしましたこの方。
この配色、この方の持ち味を活かしつつ服に現すならば・・・
こういう感じとか・・・
こういう感じのを
私はご提案したいなと思います。
前回の復習になりますが
赤、黄色、青の基本的な色で見たときに・・・
この中だと「青」はいまひとつピンとこない感じがあって、
2色を組み合わせた場合も、
「青以外」の組み合わせだと割と良い感じがあるのに・・・
青を組み合わせたとたんに・・・
この方の良さがどこかに行ってしまう感じがしたんでしたよね。
赤と合わせても・・・
「こうじゃないんだよなー…」
的な違和感になってしまうのでした。
今回は、どうしてこうなってしまうのか、解明していこうと思います。
まずは、こちらの黄色と青について。
下図は、虹の7色を間に1つずつスペースを空けて丸く配置してみたものになります。
こうやってみると、黄色と青って離れた色なんですね。
さらに、色をなくしてみると
明暗差が結構あるんだな〜ということもわかります。
━色がかけななれている
━明暗の差もはげしい
この方の場合、
こういうことをすると、違和感が生じてしまうのかもしれません。
もう一つの赤と青の方については、
先ほどと同じ、7色を丸く配置したもので見てみると、
赤&青(青い線)の位置と、
赤&黄色(オレンジ色の線)と、
同じくらいしか離れていませんね。
でも、彩度(鮮やかさ)に着目すると、
「■赤」と「■黄色」は彩度が近いのですが
「■青」は彩度が低いんです。
なので、■と■の配色は
彩度に差があるという点が
■と■の配色とは違うんです。
また、色をなくしてみると、
■と■の配色は明暗がすごく似てるんだな〜
ということがわかりますね。
━明暗の差はほとんどない
━けれど「色相差」「彩度差」両方ある
そんな配色だったんですね。
一旦まとめます。
━色がかけななれている(色相差がある)
━明暗の差もはげしい
━明暗の差はほとんどない
━けれど「色相差」も「彩度差」も両方ある
この方には、こういう点が違和感になってしまうんだな、ということがわかりました。
この方の持ち味の
・ビロードやゴールドのようなリッチさ
・「コク」のようなもの
こういう点が、「差をつける」ということをすればするほど失われてしまうのでしょう。
例えば、
印象が良かったこの配色も
間に白を挟むだけで・・・
急に「人」が見えなくなる感じがしませんか?
あの、「どう?」とこちらに聞いてくるような
あの感じがなくなってしまうようです。
服で再現するとこんな感じに・・・
こんなにクッキリした配色が、この方が着るとすごく平凡な感じがしませんか?
雰囲気が良かったこのスタイルも・・・
ブラウスを白に変えるだけで・・・
何だかひどく「フツー(普通)」な感じになってしまうように思いませんか?
白黒だけの世界にすると、
元の組み合わせだと
アウターから順に
■■■■■
という明暗が
ブラウスを白にした場合は
アウターから順に
■■□■■
という明暗順になって、
■■■■■
に比べて
■■□■■
になることで、明暗差が強くなってしまった、ということなんです。
もし、あなたが
この方と似た持ち味だったとしたら、
インナーの色として
「白(純白)」を避けるだけで
明暗の順序(つながり)がよくなり
ただそれだけで
ぐぐっとセンスアップできるかもしれません。
「あ、似合うかも」
「自分でもいいな、と思う!」
そんな日は、自分を撮影し
さらに白黒化もしておくと、
今後の自分へのヒントになるかもしれません。
(余裕があったら、色相環で色のかけ離れ具合もチェックしておくとよいと思いますよ)
【NATURAL BASIC®︎】
倉敷京子
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