一人ひとりに合うベーシックスタイル
NATURAL BASICを追求している
倉敷京子です。
前回までの2回で、
まずメイクから「似合ってしまう状態」を見つけ、それを応用して、服での「似合う」を求める方法をご紹介しました。
その事例では、
・「はっきり」させない
・色づかいも少なくする
・濃すぎず薄すぎず
メイクでこの条件が分かったら、着る服も 同じ特徴を持たせると良い、という話でした。
一つの例として、コチラを上げました。
この方は “ ジミハデ ” な感じにまとめると 他の方にない素敵さが出ます。
もしかして、中には
「え…？ これが地味…？ハデなんじゃない？」
って感じた方もいらっしゃったかもしれません。
地味派手って
【目に眩しいほどの鮮やかな色ではないけれど、その存在感で目立つ】
っていう状態なのですが、
これが、どうして地味派手（ジミハデ）なのか、あまり地味には見えず派手に感じられるのか、今回は、ちょっと補足…というか、解明していきたいと思います。
もう一度こちらから…
「うん、やっぱり地味っていうより派手な感じがするけどな〜…」
…でしょうか？
一回、これを白黒でみて見ますね。
「あれ？意外と…黒と中くらいのグレーに見える…」
そうですよね。
特に足元、
金色の、あの派手そうに見えた色が、肌と比較すると、思ったより「濃い（黒っぽい）」ことに気づかされませんか？
決して、「黒と黄色」みたいな派手さではないと言うことなんです。
どういうことかというと…
黒×黄色
これを白黒の世界でみると…
このくらいの差があります。
明暗はっきりしていますよね。
先ほどの黒と金を、色だけ取り出してみると…
こんな感じです。
これを白黒の世界でみると…
そう、想像していたより「白黒の差がない」んですね。
並べて見ると、もっとよく感じます。
「そっか〜！」ですよね。
話を戻しますと、この方は、
・「はっきり」させない
・色づかいも少なくする
・濃すぎず薄すぎず
このように作ると素敵さが出てくる方でしたよね。
色だけ取り出すとこんな風に「意外に差がない」っていう状態なんです。
この方が得意なのは、決してこうじゃないんですね。
地味派手って、こういうことだったんです。
あなたがもし、この「ジミハデ」派だったとしたら、高級宝石店のビロードの上の宝飾や、間接照明の素敵な空間にきらめく燭台、みたいな、そういう高級感にまとめると、この上なくカッコよくなれます。
このような方は、
派手な色使いをしなくてもなぜか目立ってしまう人だったりしますよ。
そして、このような方こそ、パーソナルカラーでブルーベースでもない、イエローベースでもない…って逡巡していること、多いようにも思います。
なぜかというと
・「はっきり」させない
・色づかいも少なくする
・濃すぎず薄すぎず
こういう個性だから、診断者自身も「ブルー、イエロー迷ってしまう」ということなんです。
言い換えると「甲乙つけ難い」とも言えますよね。
それって、「似合う」を取りこぼしているようでもったいないと思いませんか？
もし、あなたがこのような個性だったとしたら、ブルーベース・イエローベースを決めることから脱却して、
（またはタイプ分けのどこかに自分を当てはめようとする、そんな価値観から脱却して）
どうやったら素敵が叶うのか、「似合う条件」を見つけることのほうが大事、かもしれないです＾＾
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