※お知らせ※
ただの野球ファンさま主催(でよろしいのでしょうか?)の『野球愛ランキング』をご紹介いただきました。野球サイトのみを対象としたアクセスランキングのようです。野球サイトをお持ちの方もご登録なさってはいかがでしょうか?
この文字列は当サイトの『野球愛ランキング』へのリンクです。
☆「私的選手名鑑」の佐伯貴弘選手&川上憲伸投手の記事に、似顔絵を追加しました。あんまり似ていないかもしれませんが……。
ただの野球ファンさま主催(でよろしいのでしょうか?)の『野球愛ランキング』をご紹介いただきました。野球サイトのみを対象としたアクセスランキングのようです。野球サイトをお持ちの方もご登録なさってはいかがでしょうか?
この文字列は当サイトの『野球愛ランキング』へのリンクです。
☆「私的選手名鑑」の佐伯貴弘選手&川上憲伸投手の記事に、似顔絵を追加しました。あんまり似ていないかもしれませんが……。
サイトインデックス
当ブログをより利用しやすくするためにインデックスを作ってみました。どうかご活用ください。
また、当ブログはコメントをくださる方々の興味深いお話もお楽しみいただけますので、コメントまでお読みいただくことをお勧めします。
◇とにかくルールを知りたい方◆
野球のルール、初歩の初歩
1)ゾーンで見る野球-その1:グラウンド内のファウルゾーン、フェアゾーンに関する説明
2)ゾーンで見る野球-その2:ストライクゾーンの説明
3)アウトいろいろ《改訂版》:打者をアウトにするにはどうしたらいいのか
4)得点しなくちゃ始まらない〈出塁編〉:アウトを乗り越えて得点するにはどうしたらいいのか
5)得点しなくちゃ始まらない〈進塁編〉:前項のとおり出塁した後、いかに本塁に戻ればいいのか
6)投手から見た野球〈勝利投手と敗戦投手〉:投手にとって「勝ち負け」とは?
7)投手から見た野球〈失点と自責点〉:失点と自責点、防御率について
8)夏の夜 打ってなんぼの 野球かな:打撃に関するあれこれについて
以下継続中
◇野球ファンなら知ってて当たり前? ルール以前のモンダイ◆
覚えておきたい基礎知識
1)答えは12球団です:プロ野球の基本中の基本、チームの紹介
2)あなたは右打者? 左打者?:利き腕から始まって、コメンテイターの方々により利き目にまで言及
3)守備位置について:野手の役割について説明
4)プロ野球の1年:1年を通じてのスケジュールの概要を説明
5)ユニフォームについて:12球団のユニフォームの傾向について説明
6) スタジアムってどんなとこ?:球場観戦についてご紹介。あれば便利なモノも紹介してます。
以下継続中
◇個々の野球選手について知りたい方◆
私的選手名鑑
・佐伯貴弘【横浜】選手
・中島裕之【西武】選手
・川上憲伸【中日】選手
・下柳剛【阪神】選手
以下継続中
◇野球ニュースを読んでも意味が分からない方◆
初心者のための野球ニュース
野球ニュースの読み方〈1〉
新聞のスコア欄
新聞の「個人成績」欄
以下継続中
◇球団マスコットについて知りたい方◆
球団マスコット名鑑
・緊急告知! ファイティーを守れ!:日ハムのマスコット
・ご報告:ファイティーの処遇:ファイティー騒動の顛末
・ネッピー&リプシー・オブ・オリックス:須磨海岸クリーン作戦に参加したふたり
・ドアラ・ドアラ・ドアラ:ハムぞーさまの「お絵描き甲子園」にエントリーした記事
以下継続中
◇球団グッズについて知りたい方◆
球団グッズで行こう!
企画中
◇リンク◆
リンク:初心者でもわかるお役立ちサイトをご紹介します。
お役立ちサイトご紹介〈全日本野球会議〉
以下継続中
◇企画もの◆
トラックバック企画
どこが面白いの、野球って…?
どこが面白いの、野球って…?〈わたしの場合〉
『きょうろぐ』さまの企画への参加
【きょうろぐ】夏の『イケメンベストナイン』祭り
◇鳴尾浜小町について知りたい方(ひっそり)◆
ごあいさつ
1)すべてはここから始まる:このブログを開設するにあたってものすごく気合いを入れて書いたもの。
2)野球好きブロガー選手名鑑(きょうろぐ):「きょうろぐ」さんの企画に乗らせていただいたもの。
リンクは一通り確認したつもりですが、リンクミスやリンク切れがありましたらコメント欄にでもご連絡ください。
夏の夜 打ってなんぼの 野球かな
突然ですが、野球は打たなければ得点できません。今回は『打撃から見た野球』です。え? タイトルが違う? スポーツ俳句さまの影響で五七五になっていますが、これは『打撃から見た野球』と読みます(ウソです)。
打球の方向
野球中継を見ていて実況アナが「打球はサチューカンに飛んでいきました」とか「ウチューカンをぬけてフェンスまで転がっていった」とか言うことがありますね。打球の方向にはそれぞれを表現する言葉がありますので、ご紹介します。
・~塁間
例えば「1・2塁間」というと文字どおり1塁と2塁の間のことですが、この場合の「塁間」はベースそのものではなく、それぞれを守備する野手を指します。ですのでまったく同じところをコロコロと抜けていった球でも、それが1塁手と2塁手の間なら「1・2塁間」だし、2塁手と遊撃手の間だったら「二遊間」になります。「三遊間」は遊撃手と三塁手の間。
・左中間&右中間
文字どおり、「レフトとセンター」「ライトとセンター」の間という意味です。これも守備位置ではなく、野手同士の間ということになります。「~中間」ということは、ボールは外野手と外野手の間を抜けていったのですから、ヒットになる確率は高くなります。
・(外野)前
「センター前ヒット(文字メディアでは“中前打”)」だったら、中堅手の前でポトリと落ちるヒットのことです。内野手には使いません。内野手の前でポトリと落ちたら、内野ゴロか内野安打です。
・(外野)オーバー
打球が外野手の頭上を超えていくこと。レフトオーバーだったら左翼手の頭上を超えるヒットになります。
・ポテンヒット(テキサスヒット)
内野手と外野手が打球を追っていき、結局その中間に落ちてヒットになることを言います。
〈おまけ〉
・ピッチャー返し
打球が投手のいるところに飛んでいくこと。投手がこれをノーバウンドで捕球したら「ピッチャーライナー」、ゴロになった打球を1塁手に送球してアウトにしたら「ピッチャーゴロ」になります。これでヘタをしたら負傷することもあります。話は変わりますが、ピッチャーに折れたバットが当たることだってあります。但し、バットを捕ってもアウトにはできません。
たとえば、3塁線ギリギリのところでフライを捕球したのが2塁手だったら、そのフライは「セカンドフライ」になります。昨年の日本シリーズ最終戦9回表二死の場面、高々と打ち上げられた打球は西部ライオンズの守護神(抑えのエース)豊田投手のほぼ頭上に落ちてきました。が、いつの間にか1塁手のカブレラが近付いてきてそれを横から捕球したので、記録は「ファーストフライ」になりました。ウィニングボールを捕れなかった豊田はカブレラに文句を言ったとか、言わなかったとか。このように打球を「どこで」捕ったのか、ではなく、「誰が」捕ったのかが記録されるのです。
たとえ己は死なずとも・たとえ己は死のうとも
ヒットとはなんでしょう。自分のバッティングという行為によって誰ひとりアウトにならないこと、なのです。例えば走者1・2塁で内野ゴロを打ったとします。1塁走者が2塁で封殺されました。打者走者は無事1塁に到達しても、記録は「内野ゴロ」でヒットにはなりません。
また、二死以外のとき走者3塁で外野フライを打ちました。打者はこの時点でアウトですが、走者は「タッチアップ」が認められ、本塁に還って1点入ったとします。この場合、打者は「犠打(飛)1、打点1」が記録されます。
「タッチアップ」とは、打者の打った球がフライになった場合(野手にノーバウンドで捕球される球になった場合)、捕球と同時に塁を離れて次の塁に辿り着いたら、その進塁が認められるというルールです。もちろん、次の塁に辿り着く前にボールを持った野手にタッチされたらアウトになりますので、やみくもにタッチアップで走るということはありません。なにより、捕球が済むまでは塁を踏んでいないとタッチアップは認められません。もし、その前に飛び出していたりした場合は、いったん帰塁してスタートを切り直さなければならないので、打球の見きわめが重要になります。
ヒットエンドラン? ランエンドヒット?
あなたは1塁走者です。現在の打者のボールカウントが2-3(2ストライク3ボール)になりました。投手も打者も追い込まれた形です。実質次のボールで最後です。さあ、あなたならどうしますか?
1)打者がヒットを打つか、四球になるか見きわめる
2)ヒットになるにしろ、四球になるにしろ、とにかく走る
ふつうは2)の行動がとられます。打者が打ってもスタートダッシュが遅れたら、2塁封殺で1塁もアウトと「ダブルプレー(併殺)」になるかもしれません。ですが、たとえ内野ゴロになっても、1塁走者が好スタートを切っていれば、2塁封殺は免れるかもしれないのです。四球になってもそのまま2塁に走っていけばいいだけの話ですね。ボールカウントが2-3になったら、実況アナがよく「ランナーは自動的に走ります」と言うのはこのためです。
このように、打撃(ヒット)と走塁(ラン)を同時に行うことを「ヒットエンドラン」と言います。ベンチからこの「ヒットエンドラン」(エンドラン、とよく言いますね)のサインが出たら、打者はどんなボールでも打たなければなりませんし、走者はスタートを切らなければなりません。1塁アウトになっても仕方がないとして、あわよくば二人とも無事塁に到達、最悪ダブルプレーというプレーです。
「ランエンドヒット」は走者のスタートに合わせてヒットを狙うという作戦です。ちなみに「エンドヒット」と言う言葉は聞いたことがありません。
どちらもヒットすることに失敗、なおかつ進塁に成功したら「盗塁(スチール)」が記録されます。
ワンバウンドホームラン? そんなのあり?
打球がスタンドを越えるとホームランになり、打者はダイアモンドを一周できますね。ところが、スタンドに入る前にフィールドでワンバウンドしたら、これってホームランになるのでしょうか……?
答えはなりません。ホームランは、打球があくまでフィールドに一度も触れることなくスタンドに入らなければならないのです。では、上のような場合、スタンドに入ったボールはどうすることもできませんが、一体どういう扱いになるのでしょうか?
この場合「エンタイトルツーベース」が宣言されます。entitle(d)許諾されたtwo-base二塁打で、事実上二塁打になるということです。(尚、この言葉は和製英語で、英語では「ground-rule double(ground-rule=球場によって決められたルール、double=二塁打)」と言うそうです。メジャーでは球場によって決められたローカル・ルールらしいのです。和製英語にしては持って回った言い方だと思うのはわたしだけ?)たとえ足の早い選手で本来なら3塁打になっていたかもしれなくても、たとえ外野手が強肩の持ち主で2塁を踏ませなかったかもしれなくても、2塁打は2塁打なのです。
宿題
ボールカウント2-3に注目しましょう。TV観戦では走者の動きまで確認できませんが、スタジアム観戦なら見えますね。
また、ベンチのサインもカウントによって変わることがあります。奥が深いですね、野球って。
打球の方向
野球中継を見ていて実況アナが「打球はサチューカンに飛んでいきました」とか「ウチューカンをぬけてフェンスまで転がっていった」とか言うことがありますね。打球の方向にはそれぞれを表現する言葉がありますので、ご紹介します。
・~塁間
例えば「1・2塁間」というと文字どおり1塁と2塁の間のことですが、この場合の「塁間」はベースそのものではなく、それぞれを守備する野手を指します。ですのでまったく同じところをコロコロと抜けていった球でも、それが1塁手と2塁手の間なら「1・2塁間」だし、2塁手と遊撃手の間だったら「二遊間」になります。「三遊間」は遊撃手と三塁手の間。
・左中間&右中間
文字どおり、「レフトとセンター」「ライトとセンター」の間という意味です。これも守備位置ではなく、野手同士の間ということになります。「~中間」ということは、ボールは外野手と外野手の間を抜けていったのですから、ヒットになる確率は高くなります。
・(外野)前
「センター前ヒット(文字メディアでは“中前打”)」だったら、中堅手の前でポトリと落ちるヒットのことです。内野手には使いません。内野手の前でポトリと落ちたら、内野ゴロか内野安打です。
・(外野)オーバー
打球が外野手の頭上を超えていくこと。レフトオーバーだったら左翼手の頭上を超えるヒットになります。
・ポテンヒット(テキサスヒット)
内野手と外野手が打球を追っていき、結局その中間に落ちてヒットになることを言います。
〈おまけ〉
・ピッチャー返し
打球が投手のいるところに飛んでいくこと。投手がこれをノーバウンドで捕球したら「ピッチャーライナー」、ゴロになった打球を1塁手に送球してアウトにしたら「ピッチャーゴロ」になります。これでヘタをしたら負傷することもあります。話は変わりますが、ピッチャーに折れたバットが当たることだってあります。但し、バットを捕ってもアウトにはできません。
たとえば、3塁線ギリギリのところでフライを捕球したのが2塁手だったら、そのフライは「セカンドフライ」になります。昨年の日本シリーズ最終戦9回表二死の場面、高々と打ち上げられた打球は西部ライオンズの守護神(抑えのエース)豊田投手のほぼ頭上に落ちてきました。が、いつの間にか1塁手のカブレラが近付いてきてそれを横から捕球したので、記録は「ファーストフライ」になりました。ウィニングボールを捕れなかった豊田はカブレラに文句を言ったとか、言わなかったとか。このように打球を「どこで」捕ったのか、ではなく、「誰が」捕ったのかが記録されるのです。
たとえ己は死なずとも・たとえ己は死のうとも
ヒットとはなんでしょう。自分のバッティングという行為によって誰ひとりアウトにならないこと、なのです。例えば走者1・2塁で内野ゴロを打ったとします。1塁走者が2塁で封殺されました。打者走者は無事1塁に到達しても、記録は「内野ゴロ」でヒットにはなりません。
また、二死以外のとき走者3塁で外野フライを打ちました。打者はこの時点でアウトですが、走者は「タッチアップ」が認められ、本塁に還って1点入ったとします。この場合、打者は「犠打(飛)1、打点1」が記録されます。
「タッチアップ」とは、打者の打った球がフライになった場合(野手にノーバウンドで捕球される球になった場合)、捕球と同時に塁を離れて次の塁に辿り着いたら、その進塁が認められるというルールです。もちろん、次の塁に辿り着く前にボールを持った野手にタッチされたらアウトになりますので、やみくもにタッチアップで走るということはありません。なにより、捕球が済むまでは塁を踏んでいないとタッチアップは認められません。もし、その前に飛び出していたりした場合は、いったん帰塁してスタートを切り直さなければならないので、打球の見きわめが重要になります。
ヒットエンドラン? ランエンドヒット?
あなたは1塁走者です。現在の打者のボールカウントが2-3(2ストライク3ボール)になりました。投手も打者も追い込まれた形です。実質次のボールで最後です。さあ、あなたならどうしますか?
1)打者がヒットを打つか、四球になるか見きわめる
2)ヒットになるにしろ、四球になるにしろ、とにかく走る
ふつうは2)の行動がとられます。打者が打ってもスタートダッシュが遅れたら、2塁封殺で1塁もアウトと「ダブルプレー(併殺)」になるかもしれません。ですが、たとえ内野ゴロになっても、1塁走者が好スタートを切っていれば、2塁封殺は免れるかもしれないのです。四球になってもそのまま2塁に走っていけばいいだけの話ですね。ボールカウントが2-3になったら、実況アナがよく「ランナーは自動的に走ります」と言うのはこのためです。
このように、打撃(ヒット)と走塁(ラン)を同時に行うことを「ヒットエンドラン」と言います。ベンチからこの「ヒットエンドラン」(エンドラン、とよく言いますね)のサインが出たら、打者はどんなボールでも打たなければなりませんし、走者はスタートを切らなければなりません。1塁アウトになっても仕方がないとして、あわよくば二人とも無事塁に到達、最悪ダブルプレーというプレーです。
「ランエンドヒット」は走者のスタートに合わせてヒットを狙うという作戦です。ちなみに「エンドヒット」と言う言葉は聞いたことがありません。
どちらもヒットすることに失敗、なおかつ進塁に成功したら「盗塁(スチール)」が記録されます。
ワンバウンドホームラン? そんなのあり?
打球がスタンドを越えるとホームランになり、打者はダイアモンドを一周できますね。ところが、スタンドに入る前にフィールドでワンバウンドしたら、これってホームランになるのでしょうか……?
答えはなりません。ホームランは、打球があくまでフィールドに一度も触れることなくスタンドに入らなければならないのです。では、上のような場合、スタンドに入ったボールはどうすることもできませんが、一体どういう扱いになるのでしょうか?
この場合「エンタイトルツーベース」が宣言されます。entitle(d)許諾されたtwo-base二塁打で、事実上二塁打になるということです。(尚、この言葉は和製英語で、英語では「ground-rule double(ground-rule=球場によって決められたルール、double=二塁打)」と言うそうです。メジャーでは球場によって決められたローカル・ルールらしいのです。和製英語にしては持って回った言い方だと思うのはわたしだけ?)たとえ足の早い選手で本来なら3塁打になっていたかもしれなくても、たとえ外野手が強肩の持ち主で2塁を踏ませなかったかもしれなくても、2塁打は2塁打なのです。
宿題
ボールカウント2-3に注目しましょう。TV観戦では走者の動きまで確認できませんが、スタジアム観戦なら見えますね。
また、ベンチのサインもカウントによって変わることがあります。奥が深いですね、野球って。
ドアラ・ドアラ・ドアラ
注意:この記事は初心者向けではありません。
ハムぞーの「職業野球研究所」のハム研ゼミナール・7月特別編「お絵描き甲子園」~貴方の記憶と技術に挑戦!~が開催されています。(追記は~エントリーはこちらから~【7月11日追記あり】でどうぞ)
詳細は上のリンク先でどうぞ。
要するに、自分の記憶と技術をたよりに、球団マスコットをお絵描きしましょーということです。お絵描きは正直言って全くもって苦手なのですが、あのマスコットなら多少侮辱系でも許してもらえるかと思って、参加することにしました。
でも、一人で参加する勇気もなく、二人ほど道連れにいたしました。
エントリーナンバー1:おなじみリコちゃん
エントリーナンバー2:団地妻K子
ではさっそくわたしこと小町の作品からさらすことに。
そこのあなた、これでショックを受けるのはまだ早いです。くれよんしんちゃんみたいだと言われました。そう言えばしんちゃん好きです。
続いて団地妻K子です。まずは彼女からメッセージをどうぞ。
「はじめまして♪
ドアラの大ファンです。今回は大好きなドアラに、花束なんて貰っちゃうと嬉しいだろうなぁ~なぁんて
思い浮かべながら描いちゃいました。画力はほんの少し自信無いけど。。。大阪在住 団地妻K子より」
……はあ? ドアラの大ファン? 初めて聞いたぞ、そんな話。
まあいいか。では。
ドアラって、富士額だっけ? ピアスはしてなかったと思うけど…。鼻が違うような。帽子とユニフォーム、なんとかならなかったのでしょうか。
なお、股間のふくらみは本人曰く「団地妻の欲求不満」だそうです。
すみません、真のドアラファンのみなさま。
では、おまちかね、リコちゃんの作品です。
まずは本人からメッセージをどうぞ。
「はじめまして!ドアラのお尻が大好きなんですが・・・・今回はウケ狙いという事で・・・・。 リコ」
心の準備はいいですか。
では、ご紹介しますね。
思い残すことはないですか?
本当にいいですね。
ここまでドアラをいたぶって楽しいか!
楽しかった!
※ちなみにドアラって、こんな顔。
ハムぞーの「職業野球研究所」のハム研ゼミナール・7月特別編「お絵描き甲子園」~貴方の記憶と技術に挑戦!~が開催されています。(追記は~エントリーはこちらから~【7月11日追記あり】でどうぞ)
詳細は上のリンク先でどうぞ。
要するに、自分の記憶と技術をたよりに、球団マスコットをお絵描きしましょーということです。お絵描きは正直言って全くもって苦手なのですが、あのマスコットなら多少侮辱系でも許してもらえるかと思って、参加することにしました。
でも、一人で参加する勇気もなく、二人ほど道連れにいたしました。
エントリーナンバー1:おなじみリコちゃん
エントリーナンバー2:団地妻K子
ではさっそくわたしこと小町の作品からさらすことに。
そこのあなた、これでショックを受けるのはまだ早いです。くれよんしんちゃんみたいだと言われました。そう言えばしんちゃん好きです。
続いて団地妻K子です。まずは彼女からメッセージをどうぞ。
「はじめまして♪
ドアラの大ファンです。今回は大好きなドアラに、花束なんて貰っちゃうと嬉しいだろうなぁ~なぁんて
思い浮かべながら描いちゃいました。画力はほんの少し自信無いけど。。。大阪在住 団地妻K子より」
……はあ? ドアラの大ファン? 初めて聞いたぞ、そんな話。
まあいいか。では。
ドアラって、富士額だっけ? ピアスはしてなかったと思うけど…。鼻が違うような。帽子とユニフォーム、なんとかならなかったのでしょうか。
なお、股間のふくらみは本人曰く「団地妻の欲求不満」だそうです。
すみません、真のドアラファンのみなさま。
では、おまちかね、リコちゃんの作品です。
まずは本人からメッセージをどうぞ。
「はじめまして!ドアラのお尻が大好きなんですが・・・・今回はウケ狙いという事で・・・・。 リコ」
心の準備はいいですか。
では、ご紹介しますね。
思い残すことはないですか?
本当にいいですね。
ここまでドアラをいたぶって楽しいか!
楽しかった!
※ちなみにドアラって、こんな顔。
【きょうろぐ】 夏の『イケメンベストナイン』祭り
ーーー『きょうろぐ』さまpresents:夏の『イケメンベストナイン』祭りへの参加記事です。ーーー
イケメンを集めて野球チームをつくろー! ということで、わたしも参加してみました。詳細は上のリンク先をお読みください。
投手:
憲伸(中日ドラゴンズ)
はぁ~、ため息が出ますねぇ、あまりの男前ぶりに。顔でコロんだ初めての男……いえ、選手です。なによりあのあごの張り具合がいいんです。ごん太な腕(長袖のアンダーをあまり着ません)、重量級のお尻、太短い印象の全身がいいんです。今風ではないところが一番好き。
清水直行(千葉ロッテマリーンズ)
ネコ顔の男。不甲斐ない投球をしたら愛情を込めて叱ってあげたくなる。声と喋り方でコロんだ初めての……。でも、あごが足りない。
長谷川昌幸(広島東洋カープ)
彼もどちらかというとネコ? 好きな顔(あご)です。でも、足が長過ぎ。(ずんぐりが好きなので)
捕手:谷繁元信(中日ドラゴンズ)
見ていていじり倒したくなるタイプです。マスクの向こうに見えるかわいいお目めに悩殺されます。ワタクシ的に挙動のオカシさは球界一。ドラゴンズの試合ではつい彼の挙動を追ってしまいます。
1塁手:佐伯貴弘(横浜ベイスターズ)
いよぅ、男前!と声を掛けたくなります。男の顔(あご)、してます。スタイル抜群で、立ち姿が非常に美しい。なのにあんな(?)人柄とは。
2塁手:木元邦之(サイト内の『内野手』→背番号『10』をクリック)(北海道日本ハムファイターズ)
意外と(失礼)整ったお顔立ち。京都出身だけど若武者風。同僚の高橋信二とは顔立ちのベクトルが正反対なのがおかしい。
3塁手:今江敏晃(千葉ロッテマリーンズ)
打席に立ったときの顔がはっとするほど男前です。「ゴリ」って言われてますけど。
遊撃手:鳥谷敬(阪神タイガース)
顔立ちは文句なし。年を取っても崩れないと見ました。
外野手:
金本知憲(阪神タイガース)
笑顔ということで言うと憲伸以上。亭主の前でつい口を滑らして「心の夫」とほざいて、ムッとされました。
諸積兼司(千葉ロッテマリーンズ)
無性に好きです。彼とマーくんでロッテファンにコロんだと言っても過言ではないでしょう。(←過言だし、ウソ)あの明るい笑顔がたまりません。
赤星憲広(阪神タイガース)
年々男前に見えてきています。自分でもおかしいのは分かっています。(←コラコラ)
DH:北川博敏(サイト内の『内野手』→背番号『23』をクリック)(オリックスバファローズ)
癒しの男。屈託のない顔です。この中で一番幸せにしてくれそう。
※規定では「心のイケメン」も可、だそうですが、あくまで「顔」の好みだけで選んでみました。ええ、DHも含めてです。
※「外国人解禁」ですが、あえて国産だけで選んでみました。外国人を入れるとラロッカとかが入ってきます。
※ OB枠(3人)もありますが、あえて現役にこだわりました。OB枠を入れると新井宏昌氏なんかが入ってきます。
※日本人メジャーリーガーも登録可ですが、あえて国内規格で統一しました。日本人メジャーリーガーを入れると野茂がエースで入ってきます。
FAQ
Q 阪神ファンのくせに捕手部門で矢野が入っていませんが。
A すみません。矢野より谷繁が好みです。矢野はそこらのお兄ちゃんっぽすぎて。
Q ホークスのイケメン勢が一人もエントリーされていませんが。
A はて? そんなはずはないと思いますが。(汗)
Q 裏(非)イケメンベストナインがあるという噂を聞きましたが。あ、これが裏の方ですか?
A え? (滂沱汗)
Q ずばり「決め手」はあごですか?
A 全体のバランスですが、後ろ姿重視と言っておきましょう。
Q ハシケン(橋本健太郎・阪神)はダメですか?
A わたしの心を惑わさないでください。
……お遊びです。
イケメンを集めて野球チームをつくろー! ということで、わたしも参加してみました。詳細は上のリンク先をお読みください。
投手:
憲伸(中日ドラゴンズ)
はぁ~、ため息が出ますねぇ、あまりの男前ぶりに。顔でコロんだ初めての男……いえ、選手です。なによりあのあごの張り具合がいいんです。ごん太な腕(長袖のアンダーをあまり着ません)、重量級のお尻、太短い印象の全身がいいんです。今風ではないところが一番好き。
清水直行(千葉ロッテマリーンズ)
ネコ顔の男。不甲斐ない投球をしたら愛情を込めて叱ってあげたくなる。声と喋り方でコロんだ初めての……。でも、あごが足りない。
長谷川昌幸(広島東洋カープ)
彼もどちらかというとネコ? 好きな顔(あご)です。でも、足が長過ぎ。(ずんぐりが好きなので)
捕手:谷繁元信(中日ドラゴンズ)
見ていていじり倒したくなるタイプです。マスクの向こうに見えるかわいいお目めに悩殺されます。ワタクシ的に挙動のオカシさは球界一。ドラゴンズの試合ではつい彼の挙動を追ってしまいます。
1塁手:佐伯貴弘(横浜ベイスターズ)
いよぅ、男前!と声を掛けたくなります。男の顔(あご)、してます。スタイル抜群で、立ち姿が非常に美しい。なのにあんな(?)人柄とは。
2塁手:木元邦之(サイト内の『内野手』→背番号『10』をクリック)(北海道日本ハムファイターズ)
意外と(失礼)整ったお顔立ち。京都出身だけど若武者風。同僚の高橋信二とは顔立ちのベクトルが正反対なのがおかしい。
3塁手:今江敏晃(千葉ロッテマリーンズ)
打席に立ったときの顔がはっとするほど男前です。「ゴリ」って言われてますけど。
遊撃手:鳥谷敬(阪神タイガース)
顔立ちは文句なし。年を取っても崩れないと見ました。
外野手:
金本知憲(阪神タイガース)
笑顔ということで言うと憲伸以上。亭主の前でつい口を滑らして「心の夫」とほざいて、ムッとされました。
諸積兼司(千葉ロッテマリーンズ)
無性に好きです。彼とマーくんでロッテファンにコロんだと言っても過言ではないでしょう。(←過言だし、ウソ)あの明るい笑顔がたまりません。
赤星憲広(阪神タイガース)
年々男前に見えてきています。自分でもおかしいのは分かっています。(←コラコラ)
DH:北川博敏(サイト内の『内野手』→背番号『23』をクリック)(オリックスバファローズ)
癒しの男。屈託のない顔です。この中で一番幸せにしてくれそう。
※規定では「心のイケメン」も可、だそうですが、あくまで「顔」の好みだけで選んでみました。ええ、DHも含めてです。
※「外国人解禁」ですが、あえて国産だけで選んでみました。外国人を入れるとラロッカとかが入ってきます。
※ OB枠(3人)もありますが、あえて現役にこだわりました。OB枠を入れると新井宏昌氏なんかが入ってきます。
※日本人メジャーリーガーも登録可ですが、あえて国内規格で統一しました。日本人メジャーリーガーを入れると野茂がエースで入ってきます。
FAQ
Q 阪神ファンのくせに捕手部門で矢野が入っていませんが。
A すみません。矢野より谷繁が好みです。矢野はそこらのお兄ちゃんっぽすぎて。
Q ホークスのイケメン勢が一人もエントリーされていませんが。
A はて? そんなはずはないと思いますが。(汗)
Q 裏(非)イケメンベストナインがあるという噂を聞きましたが。あ、これが裏の方ですか?
A え? (滂沱汗)
Q ずばり「決め手」はあごですか?
A 全体のバランスですが、後ろ姿重視と言っておきましょう。
Q ハシケン(橋本健太郎・阪神)はダメですか?
A わたしの心を惑わさないでください。
……お遊びです。
ネッピー&リプシー・オブ・オリックス
去る6月26日、須磨海岸クリーン作戦に参加しました。毎年海開き前に開催される清掃イベントで、オリックスバファローズも球団として協力しているらしく、当日参加者に観戦チケットが配られるということと、マスコットのネッピー&リプシーちゃんが来るということで、わたしも張り切って参加してきました。
あらかじめE-メールで申し込んでおき、当日9時30分に現地集合、10時開始と聞いていたのですが、時間通り到着したらすぐに説明が始まって、清掃も10時前に始まりました。他のボランティアグループの方達はすでに清掃を始めていて、海岸のかなり広い範囲に散らばってゴミを集めていました。
海岸には海開きを待たずして、遊びに来ていた人もいたのですが、そこへ大勢の人間がゴミ拾いに集まってきたのでさぞかし驚いたことでしょう。それにしてもよくこんなゴミだらけの海岸で体を焼いたり、遊泳したりする気になるなあ……というほどのゴミの山。特に花火の残骸が多く落ちていました。
ですが、人海戦術とは恐ろしいもので、30分もたった頃でしょうか、もう拾うべきゴミが見当たらなくなったのです。そこへやってきたのが、オリックスバファローズのマスコット、ネッピー(男の子)とリプシーちゃん(女の子)。マスコット搬送車(?)に乗ってやってきました。
ネッピーの設定は海神ネプチュ-ンの子供で年齢は13歳だそうです。オリックスと近鉄が合併して球団名が「オリックスバファローズ」になったため、マスコットは近鉄バファローズのバフィ&ファルルが引き続いて担当するかと思いきや、なぜかネッピー&リプシーが残留したという曰く付き(?)のマスコットです。近鉄ファンのわたしとしてもかなり複雑な心境でした。せめてマスコットも合併して4体で盛り上げてほしかったです……。
リプシーちゃんは海賊の娘という設定で、乗っていた船が難破しそうになったときにネッピーに助けられたのだそうです。海で悪事を働く海賊の娘を海神の子供が助けたのですから、いわば悲恋の物語です。(←ウソ)年齢は14歳と、ネッピーよりお姉さん。後で書きますが、本当に「お姉さん」でした。
初めて本物のネッピー達に遭遇したとおぼしき子供がビビっているのを見てお父さんが「なんや、いつもはでかい声で『ネッピー!』てゆうてるくせに…」とからかっていました。本物を目の前にするとビビりますよね、たしかに(笑)。
まずはリプシーちゃんに声をかけました。するとゴミ袋を手にポーズ!
リプシーちゃんがあまりにもかわいかったので、他のボランティアグループのおばあさん達が近づいてきて口々に「まあ、かわいらしいこと」「きれいな脚してるわあ」とため息をついていたのには苦笑。カメラを構えるわたしにも「写真に撮っときたいくらいかわいいなあ」と。むしろわたしはこれが目当てでした、ごめんなさい。
ネッピーはといいますと、リプシーちゃんと娘さんの写真を撮ろうとしているお母さんのカメラの前に巨大な顔を突きつけて邪魔ばかり。リプシーちゃんもあきれて「どきなさいよ!」とジェスチャーしてました。リプシーちゃんはネッピーのお姉さん的な存在のようです。
わたしも写真を撮ろうとネッピーに声をかけますと、同じように顔をカメラに近づけてチョケるので、「近すぎぃー!」と叫んだら、首にかけていたネッピータオルをめざとく見つけて自分の顔を拭きました。あんた汗かかないでしょー。そして、わたしの顔も拭いてくれました。「あ、ありがとー」
ネッピータオル
で、気を取り直してポーズ。
最後は二人の仲睦まじいシーン。
サインも欲しかったのですが、イベントの性格上、サインはできない模様。残念。え? マスコットのサインですか? お願いしたら普通にしてくれますよ。
マスコットは大抵、TVや写真で見るよりずっとかわいいです。ちなみに兵庫国体のマスコット・はばたんもそうとうかわいいです。一応鳥ですが、くちばしはありません。
この記事は「12球団マスコット研究室」の「ネッピーの部屋」を参考にしました。
スタジアムってどんなとこ?
本日(2005年6月26日)久しぶりにスタジアム観戦に行ってまいりました。場所はスカイマークスタジアム、対戦カードはオリックス×ロッテ戦です。その前に「須磨海岸クリーン作戦」に参加しました。なぜかと言いますと、これに参加するとなんと当日のオリックス×ロッテ戦および7月8・9・10日の×日ハム戦(内1戦)の招待券がもらえるからなのです。観客動員に苦労している球団(失礼)はときどきこうやってチケットをばらまいていますので、利用しない手はありません。「クリーン作戦」にはオリックスのマスコット、ネッピー&リプシーも来ていました。詳細は「球団マスコット名鑑」に近日アップする予定です。
チケットはどこで入手するの?
チケット入手方法についての詳細は「きょうろぐ」さまのチケットのとり方のコツ(改)をご参考ください。わたしはこれまで近鉄ファンだったため、目当ての席のチケットはすべて当日購入で十分間に合っていました。むしろ前売り券を買ったことすらない、というべきでしょうか。阪神戦も連日ほぼ満員なんてうそでしょう、という時代に見に行ったくらいで、もちろん当日買いでした。
どこで入手するかという質問には阪神×巨人等の人気カードでない限り、当日買いでいいのではないでしょうか……(自信なし)。あ、でも阪神の甲子園での試合は入手困難であることに間違いありません。どうしても前売り券が欲しい場合は、ぴあやローソン等イベントチケットを扱っているところで購入できます。
で、問題はむしろ「どこの席で見るべきか」だと思います。これも「きょうろぐ」さまで扱っていらっしゃいます。(初心者に見やすい席は?)これ実はリコちゃんからも質問されていたので、ここでお答えしておきます。
まず、外野席は応援団のみなさんが陣取っておられて、試合が始まるとそれはそれはにぎやかになります。選手別応援歌があって、打席に立った選手を応援するときに鳴り物に合わせて歌う、というのがスタンダードな応援スタイルです。応援歌(ヒッティングマーチ)は何度も通っているうちに自然と覚えたり、webサイトで公開されていたりします。声を出して応援したい、というムキにお勧めです。
対して内野席はのんびり静かに観戦したい方にお勧めです。が、ファウルボールがひょいひょい飛んできますので、ボールの行方には気をつけなければ危険です。内野席ではあまり大声で応援したり、応援歌を歌ったりする人がいません(除甲子園球場)。わたしは最近内野席派になったのですが、回が進んでまいりますと(ビールが回ってきますと)、いつの間にか大声で応援してしまいます。そのたびに「外野席にしておけばよかった……」と後悔するのです。内野席でも声を出している人はいますが、一人で観戦している女子があそこで大声を出すのは結構勇気がいると思うのです……。
ちなみにスカイマークスタジアム、インボイス西武ドームでは、ブルペン(投手が投球練習をするスペース)がグラウンドと内野席の間にむき出しの状態で設置されています。内野席に座ると、投球練習をする選手の姿が見えます。(普通は屋内にあるので客席からは見えません)
ソニックこと久保投手が投球練習しています。
ネット裏の席はホームベースのちょうど真後ろの席になりますが、そんなブルジョアな席で観戦したことありませんので何とも言えませんが、経験者の亭主が申しますに「見づらい」そうです。投手の投げたボールが自分の方に飛んで来る迫力はありますが、見慣れない角度からの観戦はかなりつらかったそうです。ちなみにお値段も張ります。
最近増えてきたのですが、内野席がフィールド内にせり出すような形のシート(スカイマークでは「フィールド席」)が用意されている場合もあります。この席はネットが無く、しかもグラウンドレベル(選手と同じ目線)で観戦ができるシートです。お値段、張ります。ですが、写真のように選手の気が向けばサインをもらえたり、間近で写真を撮ったりできますので、ネット裏よりお得かと。
左は清水直、右はたぶん小林宏。目が悪いので“たぶん”です。
次にライト側(1塁側)にするか、レフト側(3塁側)にするかという問題ですが、ひいきのチームがあればそのチームのベンチ側にすればいいと思います。多くはホームチームが1塁側、ビジターが3塁側のベンチを使いますが、札幌ドーム、フルキャストスタジアム宮城はその逆です。注意しましょう。
ひいきのチームがない場合は、ホームチーム側にしたらいいと思います。なぜか。ホームチーム側のシートではイベントが多いからです。マスコットがスタンドに姿を現すのもほとんどがホームチーム側です。試合以外にも楽しみたい方にお勧めです。
球場での時間の流れは?
だいたい試合開始時間の2時間くらい前から入場ができるようです。いい席を取りたければ早めに行くに越したことはありません。ですが、それ以外にも早めに行くといいことがあるかもしれないのです。例えば本日のスカイマークでは、先着3,000名になんとLOTTEコアラのマーチを配っていました。(写真は戦利品)
球場内に入ったら、トイレの場所を確認しましょう。ゲームは長丁場になります。試合中、少なくとも1度はお世話になる所です。トイレの位置が分かったら、そこからどのようにして席に行くのか、道順を頭に入れておきましょう。おなじような座席がならぶスタンドでは、簡単に迷子になってしまします。
グラウンドでは試合までの時間を利用して、両チームが交代で練習をしています。それが終わると球場によってはファンが参加できるイベント等を行い、始球式が始まります。始球式はホームチームのファンクラブ会員が抽選で選ばれて出て来ることもありますが、それ以外では著名人が登場することもあります。本日の始球式はマクドナルドのキャラクター、ドナルド・マクドナルド氏でした。なかなかいい球を投げていました。ごめんなさい、写真ありません。
5回の表裏が終わると、走塁や守備で荒れたグラウンドを整備します。その間、さまざまなイベントが用意されていて、ナイターだと花火が打ち上げられたりします。
7回の双方の攻撃の前には「ラッキーセブン」と言って、ジェット風船を飛ばしたり、球団応援歌を歌ったりします。尚、ジェット風船は球場によって禁止されているところもありますので、事前に確認しましょう。
見づらいけど、風船が上がっています。オリックスのラッキーセブン。
試合が終わりますと、ホームチームが勝ったらまず間違いなくヒーローインタビューを球場内のスクリーンに映し出してくれます。ビジターチームが勝った場合は、TV用にだけインタビューする球場もあります。
何を持って行けばいいの?
1)食べ物類は持ち込み禁止の場合があります。
ペットボトル持ち込み禁止で、入り口で紙コップに移すように言われる球場もあります。ですが、水分は必要です。特に今日のように気温が高い日は熱中症防止のためにもお茶等が必要です。が、球場内の売店は割高なため(ボソ)、わたしは水筒にお茶を入れて持って行きます。
2)日焼け対策は万全に。
ナイトゲームやドーム球場の場合はあまり気にする必要がないのですが、デーゲームでは日焼けは避けられません。UVカット仕様のブラウスや、つばの広い帽子、日焼け止め等、ありとあらゆる紫外線対策をお忘れなく。でないとわたしのようになります。(真っ赤になってヒリヒリしてます…)
3)外野席はお尻が痛い?
外野席は硬い素材が多いので、携帯サイズの座布団かクッションを持って行くと重宝します。彼女を初めて球場に連れて行く際に、彼女の分まで用意しておくと喜ばれると思います。(←余計なお世話)
4)寒い? ありうる、ありうる
さきほどは日焼けでしたが、今度は寒さ対策です。季節や地域によってはバカにならないくらい寒いことがあります。今年の甲子園でのオープン戦で雪が舞い散っていたことがあるくらいですから。そんなときは防寒具を用意しましょう。また、ドーム球場でもエアコンが効きすぎて寒いくらい(お客さんの熱気が足りない?)ことがあります。寒さはなかなか侮れません。
5)万能ツール・タオル
暑い季節は汗拭きに、寒い季節はマフラー代わりに、お尻に敷いて座布団代わりに、頭にかぶって帽子代わりに、そして球団タオルだったら応援にも使えます! 球団グッズで何を買うべきか迷っているのなら、ぜひともタオルを買ってください。
6)ビノキュラー、つまり双眼鏡
球場はかなり広く、選手の表情など見えたものではありません。どうしても選手の表情を見たい、という方は用意しておいた方がいいと思います。
7)やる気満々! グラブ
スタンドに入った打球を記念に持って帰りたい、そんな方はグラブを持って行きましょう! うまくするとHRボールが手に入るかもしれません。……危ないので初心者にはあまりお勧めしませんし、わたしも持って行ったことありません。ファウルボールが飛んでくると、ひたすら逃げてます。
その他、メガホンとかユニフォームとか応援ボードとか持って行っている人がいますが、初心者にはあまり必要ないと思われます。その気になったら用意すればいいと思います。(参照:きょうろぐ『スタジアム観戦のススメ!』の記事を募集します!および『スタジアム観戦のススメ』まとめ記事)
お帰りはこちら
帰りはかなりこみ合いますから、駅に着いたときに帰りの切符を買っておくか、往復切符を買っておくのがよいでしょう。ゴミは所定の場所に捨てて、押し合わないようにスタジアムから出ましょう。
本日のしあーいー/ロッテ圧勝
今日の試合は見所満載でした。以下に試合前に見たかったものと結果を書き出します。
・久保投手の好投(見られました!)
・小林雅投手の自虐的投球(見られませんでした、てか、見たかったのか?)
・里崎選手の本塁打(まさか……2回も見ちゃいました)
・小坂選手の好守備(普通の守備なら見ました)
・諸積選手の守備(見ました! しかも超ファインプレーでした)
・代田選手の盗塁(見ました…でも直後に牽制死。まさか代走で出るとは思わなかったのですが)
上の大半が「まさかね」と思いつつも期待していただけあって、実現したものについては本当に驚きました。須磨海岸でマジメにゴミ拾いした甲斐がありましたよ。また同様の企画があったら参加します!
チケットはどこで入手するの?
チケット入手方法についての詳細は「きょうろぐ」さまのチケットのとり方のコツ(改)をご参考ください。わたしはこれまで近鉄ファンだったため、目当ての席のチケットはすべて当日購入で十分間に合っていました。むしろ前売り券を買ったことすらない、というべきでしょうか。阪神戦も連日ほぼ満員なんてうそでしょう、という時代に見に行ったくらいで、もちろん当日買いでした。
どこで入手するかという質問には阪神×巨人等の人気カードでない限り、当日買いでいいのではないでしょうか……(自信なし)。あ、でも阪神の甲子園での試合は入手困難であることに間違いありません。どうしても前売り券が欲しい場合は、ぴあやローソン等イベントチケットを扱っているところで購入できます。
で、問題はむしろ「どこの席で見るべきか」だと思います。これも「きょうろぐ」さまで扱っていらっしゃいます。(初心者に見やすい席は?)これ実はリコちゃんからも質問されていたので、ここでお答えしておきます。
まず、外野席は応援団のみなさんが陣取っておられて、試合が始まるとそれはそれはにぎやかになります。選手別応援歌があって、打席に立った選手を応援するときに鳴り物に合わせて歌う、というのがスタンダードな応援スタイルです。応援歌(ヒッティングマーチ)は何度も通っているうちに自然と覚えたり、webサイトで公開されていたりします。声を出して応援したい、というムキにお勧めです。
対して内野席はのんびり静かに観戦したい方にお勧めです。が、ファウルボールがひょいひょい飛んできますので、ボールの行方には気をつけなければ危険です。内野席ではあまり大声で応援したり、応援歌を歌ったりする人がいません(除甲子園球場)。わたしは最近内野席派になったのですが、回が進んでまいりますと(ビールが回ってきますと)、いつの間にか大声で応援してしまいます。そのたびに「外野席にしておけばよかった……」と後悔するのです。内野席でも声を出している人はいますが、一人で観戦している女子があそこで大声を出すのは結構勇気がいると思うのです……。
ちなみにスカイマークスタジアム、インボイス西武ドームでは、ブルペン(投手が投球練習をするスペース)がグラウンドと内野席の間にむき出しの状態で設置されています。内野席に座ると、投球練習をする選手の姿が見えます。(普通は屋内にあるので客席からは見えません)
ソニックこと久保投手が投球練習しています。
ネット裏の席はホームベースのちょうど真後ろの席になりますが、そんなブルジョアな席で観戦したことありませんので何とも言えませんが、経験者の亭主が申しますに「見づらい」そうです。投手の投げたボールが自分の方に飛んで来る迫力はありますが、見慣れない角度からの観戦はかなりつらかったそうです。ちなみにお値段も張ります。
最近増えてきたのですが、内野席がフィールド内にせり出すような形のシート(スカイマークでは「フィールド席」)が用意されている場合もあります。この席はネットが無く、しかもグラウンドレベル(選手と同じ目線)で観戦ができるシートです。お値段、張ります。ですが、写真のように選手の気が向けばサインをもらえたり、間近で写真を撮ったりできますので、ネット裏よりお得かと。
左は清水直、右はたぶん小林宏。目が悪いので“たぶん”です。
次にライト側(1塁側)にするか、レフト側(3塁側)にするかという問題ですが、ひいきのチームがあればそのチームのベンチ側にすればいいと思います。多くはホームチームが1塁側、ビジターが3塁側のベンチを使いますが、札幌ドーム、フルキャストスタジアム宮城はその逆です。注意しましょう。
ひいきのチームがない場合は、ホームチーム側にしたらいいと思います。なぜか。ホームチーム側のシートではイベントが多いからです。マスコットがスタンドに姿を現すのもほとんどがホームチーム側です。試合以外にも楽しみたい方にお勧めです。
球場での時間の流れは?
だいたい試合開始時間の2時間くらい前から入場ができるようです。いい席を取りたければ早めに行くに越したことはありません。ですが、それ以外にも早めに行くといいことがあるかもしれないのです。例えば本日のスカイマークでは、先着3,000名になんとLOTTEコアラのマーチを配っていました。(写真は戦利品)
球場内に入ったら、トイレの場所を確認しましょう。ゲームは長丁場になります。試合中、少なくとも1度はお世話になる所です。トイレの位置が分かったら、そこからどのようにして席に行くのか、道順を頭に入れておきましょう。おなじような座席がならぶスタンドでは、簡単に迷子になってしまします。
グラウンドでは試合までの時間を利用して、両チームが交代で練習をしています。それが終わると球場によってはファンが参加できるイベント等を行い、始球式が始まります。始球式はホームチームのファンクラブ会員が抽選で選ばれて出て来ることもありますが、それ以外では著名人が登場することもあります。本日の始球式はマクドナルドのキャラクター、ドナルド・マクドナルド氏でした。なかなかいい球を投げていました。ごめんなさい、写真ありません。
5回の表裏が終わると、走塁や守備で荒れたグラウンドを整備します。その間、さまざまなイベントが用意されていて、ナイターだと花火が打ち上げられたりします。
7回の双方の攻撃の前には「ラッキーセブン」と言って、ジェット風船を飛ばしたり、球団応援歌を歌ったりします。尚、ジェット風船は球場によって禁止されているところもありますので、事前に確認しましょう。
見づらいけど、風船が上がっています。オリックスのラッキーセブン。
試合が終わりますと、ホームチームが勝ったらまず間違いなくヒーローインタビューを球場内のスクリーンに映し出してくれます。ビジターチームが勝った場合は、TV用にだけインタビューする球場もあります。
何を持って行けばいいの?
1)食べ物類は持ち込み禁止の場合があります。
ペットボトル持ち込み禁止で、入り口で紙コップに移すように言われる球場もあります。ですが、水分は必要です。特に今日のように気温が高い日は熱中症防止のためにもお茶等が必要です。が、球場内の売店は割高なため(ボソ)、わたしは水筒にお茶を入れて持って行きます。
2)日焼け対策は万全に。
ナイトゲームやドーム球場の場合はあまり気にする必要がないのですが、デーゲームでは日焼けは避けられません。UVカット仕様のブラウスや、つばの広い帽子、日焼け止め等、ありとあらゆる紫外線対策をお忘れなく。でないとわたしのようになります。(真っ赤になってヒリヒリしてます…)
3)外野席はお尻が痛い?
外野席は硬い素材が多いので、携帯サイズの座布団かクッションを持って行くと重宝します。彼女を初めて球場に連れて行く際に、彼女の分まで用意しておくと喜ばれると思います。(←余計なお世話)
4)寒い? ありうる、ありうる
さきほどは日焼けでしたが、今度は寒さ対策です。季節や地域によってはバカにならないくらい寒いことがあります。今年の甲子園でのオープン戦で雪が舞い散っていたことがあるくらいですから。そんなときは防寒具を用意しましょう。また、ドーム球場でもエアコンが効きすぎて寒いくらい(お客さんの熱気が足りない?)ことがあります。寒さはなかなか侮れません。
5)万能ツール・タオル
暑い季節は汗拭きに、寒い季節はマフラー代わりに、お尻に敷いて座布団代わりに、頭にかぶって帽子代わりに、そして球団タオルだったら応援にも使えます! 球団グッズで何を買うべきか迷っているのなら、ぜひともタオルを買ってください。
6)ビノキュラー、つまり双眼鏡
球場はかなり広く、選手の表情など見えたものではありません。どうしても選手の表情を見たい、という方は用意しておいた方がいいと思います。
7)やる気満々! グラブ
スタンドに入った打球を記念に持って帰りたい、そんな方はグラブを持って行きましょう! うまくするとHRボールが手に入るかもしれません。……危ないので初心者にはあまりお勧めしませんし、わたしも持って行ったことありません。ファウルボールが飛んでくると、ひたすら逃げてます。
その他、メガホンとかユニフォームとか応援ボードとか持って行っている人がいますが、初心者にはあまり必要ないと思われます。その気になったら用意すればいいと思います。(参照:きょうろぐ『スタジアム観戦のススメ!』の記事を募集します!および『スタジアム観戦のススメ』まとめ記事)
お帰りはこちら
帰りはかなりこみ合いますから、駅に着いたときに帰りの切符を買っておくか、往復切符を買っておくのがよいでしょう。ゴミは所定の場所に捨てて、押し合わないようにスタジアムから出ましょう。
本日のしあーいー/ロッテ圧勝
今日の試合は見所満載でした。以下に試合前に見たかったものと結果を書き出します。
・久保投手の好投(見られました!)
・小林雅投手の自虐的投球(見られませんでした、てか、見たかったのか?)
・里崎選手の本塁打(まさか……2回も見ちゃいました)
・小坂選手の好守備(普通の守備なら見ました)
・諸積選手の守備(見ました! しかも超ファインプレーでした)
・代田選手の盗塁(見ました…でも直後に牽制死。まさか代走で出るとは思わなかったのですが)
上の大半が「まさかね」と思いつつも期待していただけあって、実現したものについては本当に驚きました。須磨海岸でマジメにゴミ拾いした甲斐がありましたよ。また同様の企画があったら参加します!
ユニフォームについて
久しぶりに更新します。今日は各球団のユニフォームについてまとめてみました。
ホームゲームとビジターゲーム
他のスポーツと同様、プロ野球もホームゲームとビジターゲームでユニフォームを変えて着用します。つまり12球団×2種類のユニフォームが存在することになります。(但し、今季の千葉ロッテはホームゲーム用のユニフォームを3種類用意するという変則的な使用法を採用しているので、実際には+2種類)
ええ、全部覚えるの? いえいえ、基本的には自分のひいきチームのものを覚えておけばいいでしょう。ですが、ユニフォームデザインにある種の法則めいたものがありますので、全球団のユニフォームを覚えるのもそう苦ではないと思います。
デザインの法則
ホームゲーム用のユニフォームデザインには2つの傾向があります。
1)ピンストライプを施したもの
2)白を基調にしたもの
1)は阪神タイガース(黒)、ヤクルトスワローズ(赤)、広島東洋カープ(朱)、横浜ベイスターズ(青)と千葉ロッテマリーンズの3種類のユニのうち一つ(黒)です。( )内はピンストライプの色。
2)は北海道日本ハムファイターズ、オリックスバファローズ、讀賣ジャイアンツ、西武ライオンズ、ソフトバンクホークス、東北楽天ゴールデンイーグルス、中日ドラゴンズと千葉ロッテマリーンズの3種類のユニのうち一つです。
1)のストライプの色ですが、球団のイメージカラーが使われていることが多いですし、2)も白が基調とは言ってもやはりイメージカラー(チームカラーとでも言うのでしょうか)と同時に使われています。
またビジター用のユニフォームは
1)チームカラーを広い面積で使用したもの
2)グレーを基調にしたもの
という傾向があります。
1)は東北楽天ゴールデンイーグルス(深紅)、千葉ロッテマリーンズ(黒)、横浜ベイスターズ(青)、西武ライオンズ(スカイブルー)、オリックスバファローズ(マリンブルー)、ヤクルトスワローズ(インディゴブルー)です。
2)は阪神タイガース、讀賣ジャイアンツ、広島カープ、北海道日本ハムファイターズ、中日ドラゴンズです。
ソフトバンクホークスのビジユニは例外と言いますか、グレーはグレーなのですがかなり濃いグレーで、他の球団が採用しているようなライトグレートは違います。……グレーですよねえ、ホークスのユニ…。
まあ、むりやりまとめますと、白っぽいユニフォームと色が目立つユニフォームで戦っている試合では、前者がホームチーム、後者がビジターチームということが分かります。フランチャイズでの試合ならどちらがホームチームかすぐに分かりますが、地方球場等での試合ではどちらがどちらかはユニフォームで判断できるのです。
画像は準備でき次第アップする予定ですが、実際にTVや球場で確認するのが一番堅いと思います。
チームカラーについて
ここでチームカラーについてです。各球団が正式にチームカラーとして承認しているかどうかは分からないのですが、明らかにそのチームを連想させる色というのは現実にあると思い、チームカラーという言葉を使いました。以下に球団ごとにまとめてみました。各球団の公式サイトにリンクを貼っておきました。確認したい方は閲覧してください。但し、上にも書きましたように、正式な承認がされているというわけではないので、サイトを見た感じで判断なさっていただきたいと思います。
千葉ロッテマリーンズ:黒、白、赤
ソフトバンクホークス:ゴールド、白
西武ライオンズ:スカイブルー
北海道日本ハムファイターズ:???
オリックスバファローズ:マリンブルー
東北楽天ゴールデンイーグルス:深紅(クリムゾンレッド)
阪神タイガース:黒、黄色
中日ドラゴンズ:紺
ヤクルトスワローズ:藍、赤
広島東洋カープ:朱
横浜ベイスターズ:青
讀賣ジャイアンツ:オレンジ、黒
色の名前に関してはいい加減です。とくに青系のカラーを採用しているチームが多く、表現に苦労しました。もし、正式な色の名前をご存知の方がおられたらご訂正をお願いします。
ファイターズのチームカラーですが、特にカラーを前面に出しているわけではないようで、強いて言うのならロゴマークに使用されているオークル、青、赤、黒の組み合わせがユニフォームにも採用されています。
復刻ユニフォーム・特別ユニフォーム
今年(2005年)は初めてセ・パ交流戦が行われるにあたって、昔のユニフォームを限定的に使用する球団があります。阪神タイガースです。(「復刻ユニフォームでの試合開催について」)
1979年から81年までの3年間使用されたもので、'79年といえば岡田監督が入団した年で、監督も今になってルーキー時代に着用していたユニフォームに袖を通すとは思ってもみなかったのではないでしょうか。交流戦ではホームゲームで着用して戦っています。
また、横浜ベイスターズはインターリーグ(交流戦)用のユニフォームを用意し、ホームゲームのみならずビジターゲームでも特別仕様のユニフォームを着用しています。わたしはホーム用は見ましたが、ビジユニを着て戦っているところはまだ見ていません。球団広報によるとこのジャカード織りのユニフォームは、軽量で着やすいと選手に好評だということです。
アンダーシャツいろいろ
ユニフォームはその下にアンダーシャツを着用するようになっています。といいますか、アンダーシャツも含めてユニフォームと言った方がいいかもしれません。
アンダーシャツは色は基本的に上に着るジャージに合わせてあって、長袖、半袖の区別の他に、Uネック、ハイネック、モックネック等のバリエーションがあります。選手によってはこのネックの部分にさまざまな刺繍を施しています。
・背番号派:自分の背番号を刺繍している<例>川上憲伸11【中日】、福浦和也9【ロッテ】鳥谷敬1【阪神】
・名前・ニックネーム派:北川博敏(Pei23)【オリックス】、赤星憲広(Red-Star)【阪神】、金子誠(Mack8)【日ハム】
あとは自分で探してみましょう。
宿題、いっとく?
今日はユニフォームに注目して試合観戦してみましょう。ユニフォームと一緒に帽子のデザインにも注目です。これを機会にひいき球団のレプリカユニを購入してみますか? わたしは近鉄バファローズのレプリカジャージーと阪神タイガースのイエロージャージーを持っています。
ホームゲームとビジターゲーム
他のスポーツと同様、プロ野球もホームゲームとビジターゲームでユニフォームを変えて着用します。つまり12球団×2種類のユニフォームが存在することになります。(但し、今季の千葉ロッテはホームゲーム用のユニフォームを3種類用意するという変則的な使用法を採用しているので、実際には+2種類)
ええ、全部覚えるの? いえいえ、基本的には自分のひいきチームのものを覚えておけばいいでしょう。ですが、ユニフォームデザインにある種の法則めいたものがありますので、全球団のユニフォームを覚えるのもそう苦ではないと思います。
デザインの法則
ホームゲーム用のユニフォームデザインには2つの傾向があります。
1)ピンストライプを施したもの
2)白を基調にしたもの
1)は阪神タイガース(黒)、ヤクルトスワローズ(赤)、広島東洋カープ(朱)、横浜ベイスターズ(青)と千葉ロッテマリーンズの3種類のユニのうち一つ(黒)です。( )内はピンストライプの色。
2)は北海道日本ハムファイターズ、オリックスバファローズ、讀賣ジャイアンツ、西武ライオンズ、ソフトバンクホークス、東北楽天ゴールデンイーグルス、中日ドラゴンズと千葉ロッテマリーンズの3種類のユニのうち一つです。
1)のストライプの色ですが、球団のイメージカラーが使われていることが多いですし、2)も白が基調とは言ってもやはりイメージカラー(チームカラーとでも言うのでしょうか)と同時に使われています。
またビジター用のユニフォームは
1)チームカラーを広い面積で使用したもの
2)グレーを基調にしたもの
という傾向があります。
1)は東北楽天ゴールデンイーグルス(深紅)、千葉ロッテマリーンズ(黒)、横浜ベイスターズ(青)、西武ライオンズ(スカイブルー)、オリックスバファローズ(マリンブルー)、ヤクルトスワローズ(インディゴブルー)です。
2)は阪神タイガース、讀賣ジャイアンツ、広島カープ、北海道日本ハムファイターズ、中日ドラゴンズです。
ソフトバンクホークスのビジユニは例外と言いますか、グレーはグレーなのですがかなり濃いグレーで、他の球団が採用しているようなライトグレートは違います。……グレーですよねえ、ホークスのユニ…。
まあ、むりやりまとめますと、白っぽいユニフォームと色が目立つユニフォームで戦っている試合では、前者がホームチーム、後者がビジターチームということが分かります。フランチャイズでの試合ならどちらがホームチームかすぐに分かりますが、地方球場等での試合ではどちらがどちらかはユニフォームで判断できるのです。
画像は準備でき次第アップする予定ですが、実際にTVや球場で確認するのが一番堅いと思います。
チームカラーについて
ここでチームカラーについてです。各球団が正式にチームカラーとして承認しているかどうかは分からないのですが、明らかにそのチームを連想させる色というのは現実にあると思い、チームカラーという言葉を使いました。以下に球団ごとにまとめてみました。各球団の公式サイトにリンクを貼っておきました。確認したい方は閲覧してください。但し、上にも書きましたように、正式な承認がされているというわけではないので、サイトを見た感じで判断なさっていただきたいと思います。
千葉ロッテマリーンズ:黒、白、赤
ソフトバンクホークス:ゴールド、白
西武ライオンズ:スカイブルー
北海道日本ハムファイターズ:???
オリックスバファローズ:マリンブルー
東北楽天ゴールデンイーグルス:深紅(クリムゾンレッド)
阪神タイガース:黒、黄色
中日ドラゴンズ:紺
ヤクルトスワローズ:藍、赤
広島東洋カープ:朱
横浜ベイスターズ:青
讀賣ジャイアンツ:オレンジ、黒
色の名前に関してはいい加減です。とくに青系のカラーを採用しているチームが多く、表現に苦労しました。もし、正式な色の名前をご存知の方がおられたらご訂正をお願いします。
ファイターズのチームカラーですが、特にカラーを前面に出しているわけではないようで、強いて言うのならロゴマークに使用されているオークル、青、赤、黒の組み合わせがユニフォームにも採用されています。
復刻ユニフォーム・特別ユニフォーム
今年(2005年)は初めてセ・パ交流戦が行われるにあたって、昔のユニフォームを限定的に使用する球団があります。阪神タイガースです。(「復刻ユニフォームでの試合開催について」)
1979年から81年までの3年間使用されたもので、'79年といえば岡田監督が入団した年で、監督も今になってルーキー時代に着用していたユニフォームに袖を通すとは思ってもみなかったのではないでしょうか。交流戦ではホームゲームで着用して戦っています。
また、横浜ベイスターズはインターリーグ(交流戦)用のユニフォームを用意し、ホームゲームのみならずビジターゲームでも特別仕様のユニフォームを着用しています。わたしはホーム用は見ましたが、ビジユニを着て戦っているところはまだ見ていません。球団広報によるとこのジャカード織りのユニフォームは、軽量で着やすいと選手に好評だということです。
アンダーシャツいろいろ
ユニフォームはその下にアンダーシャツを着用するようになっています。といいますか、アンダーシャツも含めてユニフォームと言った方がいいかもしれません。
アンダーシャツは色は基本的に上に着るジャージに合わせてあって、長袖、半袖の区別の他に、Uネック、ハイネック、モックネック等のバリエーションがあります。選手によってはこのネックの部分にさまざまな刺繍を施しています。
・背番号派:自分の背番号を刺繍している<例>川上憲伸11【中日】、福浦和也9【ロッテ】鳥谷敬1【阪神】
・名前・ニックネーム派:北川博敏(Pei23)【オリックス】、赤星憲広(Red-Star)【阪神】、金子誠(Mack8)【日ハム】
あとは自分で探してみましょう。
宿題、いっとく?
今日はユニフォームに注目して試合観戦してみましょう。ユニフォームと一緒に帽子のデザインにも注目です。これを機会にひいき球団のレプリカユニを購入してみますか? わたしは近鉄バファローズのレプリカジャージーと阪神タイガースのイエロージャージーを持っています。
新聞の「個人成績」欄
試合のスコアに続いて、その試合での各選手の成績を載せたコラムを読み解いてみましょう。サンプルは讀賣新聞(大阪版)2005年5月1日付朝刊のスポーツ欄です。
【7回戦】▽3時間59分
「7回戦」というのはもうお分かりですね。同一カードで行われた7回戦目であることを表しています。その後ろの「3時間59分」は試合にかかった時間です。だいたい3時間~4時間くらいの間で行われ、平均試合時間はセ・リーグで3時間20分、パ・リーグで3時間29分だそうです。ちなみにメジャーでは2時間47分という数字が出ているそうですが、実際にメジャーの試合を見るとかなり長時間にわたる試合も結構あります。
〔右〕 栗 山
〔 〕内はスタメンで出場した選手の守備位置を表しています。その右は選手名です。上の例では栗山選手はスタメンでライトの守備で出場していたことが分かります。また、選手名は打順と同じ順番で並べられています。つまり、栗山選手は1番打者だということです。
打 高 山
〔 〕のない守備位置の選手は途中出場の選手で、すぐ上の選手の代わりに出場したことを表しています。この場合、高山選手が栗山選手の代わりに途中から出場したことになります。
ですが、「打」とはなんでしょうか。そのような守備位置はありません。これは「代打」という意味です。栗山選手の打席が回ってきた際に、高山選手と交代したことを意味しているのです。
〔中〕右 小関
ところが、高山選手は次の回の守備で栗山選手が守っていたライトに入っていません。さらにその下に「捕 細川」とありますね。これは少しパズルのようなややこしさがあるのですが、順番に見ていきましょう。
9番打者の「〔捕〕 田原」とその下の「打 中 赤田」というところを見てください。これは田原選手の代打として赤田選手が打席に立ったことを表しています。実は、上の栗山選手の交代の前に、こちらの交代が行われていたのです。赤田選手はその次の回の守備で「中」、つまりセンタ-の守りに入っています。
では、先発でセンターの守りに入っていた小関選手はどうなったのでしょうか。それがこの見出しによってわかります。「〔中〕右」とあります。つまり、センターからライトに移ったということですね。これで初めに栗山選手の守っていたライトが無事埋まります。
ちょっと待ってください。捕手の田原選手が退いて赤田選手が入ったのに、その赤田選手がセンターを守ると今度は捕手がいなくなります。ここで余っている(失礼)高山選手が捕手であればいいのですが、彼は外野手です。そこで、次の守備が始まる時点で捕手の細川選手を高山選手の代わりに出場させるということを、西武ベンチが行ったのです。
この交代劇は図に示したとおりですので、冒頭の画像を参考にしてください。(これは紙面からは分かりませんが、延長10回の攻防で行われました。)
〔指〕 大島
「〔指〕」とは守備位置ではなく「指名打者」の意味です。スタメンは大島、その後中村、片岡、貝塚の順に交代していますね。代打出場後はそのまま指名打者として入っています。
選手名の右の数字
打数……打席から四死球・犠打・犠飛・
安打……ヒット数
打点……打席に入った際の行為によって入った得点
本塁打……ホームランの数。黒字はシーズン通算本数、白抜き文字はこの試合で打ったことで何本目になったか。
通算打率……シーズンの全安打÷全打数。どれだけの割合で安打を打っているか。「.323」は3割2分3厘と読みます。
犠 併 残
犠……犠打・犠飛
併……併殺打(1回のプレーで二死になる打席での行為。打者の行為です。)
残……残塁(3アウト目の走者の数。たとえば、3アウトになったときに1・2塁に走者がいれば「2者残塁」)
これらはチーム全体の数字です。
二 中村 カブレラ 盗 和田○1
二……二塁打
盗……盗塁
丸数字……通算本数、通算盗塁数等
河原……(以下)
ここは投手の成績欄です。一番上の投手が先発投手です。一番下が抑えの投手、真ん中の投手が中継ぎ投手です。
回……投球回数
打……対決した打者数
安……被安打数(安打を打たれた数)
振……奪三振数(奪った三振の数)
球……四死球の数
責……自責点
※1 バンダナさまからのご指摘がありました。訂正いたします。バンダナさまには重ねて御礼申し上げます。
投手から見た野球〈失点と自責点〉
前回、勝利投手と敗戦投手について説明しました。今回は投手には欠かせない〈失点と自責点〉について説明します。
失点とは…
失点とは文字通り、点を失うことです。つまり、相手チームに得点を許すことです。2005年3月27日、ロッテ対楽天の試合は記録づくめの試合でした。中でもそのスコアは新聞でも大きく取り上げられました。ロッテ26-0楽天。この26得点というのは1950年5月31日、当時毎日オリオンズだった現在のロッテが東急戦で23得点をあげた記録を55年ぶりに更新するというものでした。これを逆にいうと楽天はチームで26失点したということになります。
では、投手に科せられる「失点」はどのように決められるのでしょうか。
例えば、あなたは先発投手だとしましょう。さあ、勝利投手の権利がつく責任投球回数の5回を投げ終わって0点のまま6回に突入です。あなたの調子の良いことから、ベンチは続投を決めました。ところが、気のゆるみからか制球が定まらず、ヒットと四球であれよあれよという間に無死満塁になってしまいました。ベンチが慌ただしく動いたかと思うと、あっさりとあなたは降板させられました。
あなたの後のマウンドを引き継いだ投手Aはなんとか二死まで持ちこたえたのですが、依然として塁は埋まっています。ここで相手チームの4番打者が登場です。力みすぎたAはこの打者になんと本塁打を打たれてしまいました。相手に一気に4点が加わります。
さて、あなたとAの失点は何点ずつになるのでしょう?
え? わたしにも失点がついちゃうの? と、思われたでしょう。はい、ついちゃいます。ここで言う「失点」とは、投手が許した走者が本塁に帰ってきて相手チームに入る得点という意味なのです。
そもそも満塁のピンチを作った責任はあなたにありますよね。Aはその走者を丸ごと背負わされた状態で登板するわけです。たとえ押し出しの四球を与えても、その走者さえいなければ得点にはならなかったはずです。そう考えるとAはかなり不利な条件で登板しなければなりません。そこで、走者を出した責任を負う意味で上のような考え方が採用されているのです。
つ・ま・り、この場合あなたの失点は3点、Aの失点は1点が正解です。
失点についてはよろしいですか?
では、「自責点」についてもみてみましょう。
自責点? 自分に責任のある点?
あなたは先発投手です。5回、ここまで三振を奪うことで無失点で切り抜けてきたあなたですが、疲れが出始めたのか三振が減り始め、打たせて取る投球内容になってきました。そんなとき、遊撃手が簡単な打球の処理を誤って走者を許してしまいます。記録はエラーです。ドンマイ、ドンマイ。あなたは声をかけて投球を続けたのですが、運悪く次の打者に本塁打を打たれてしまいました。
この時点でのあなたの失点は2点です。が、納得できませんね。本塁打を打たれたのは投手であるあなたの責任だとしても、本来なら難なく取れる打球を上手く処理できなかった遊撃手のせいで許した走者の分まで責任をとるのはおかしいと思いますよね。
そこで、失点から投手の責任を問うのが不当である点数を引いた「自責点」を設けたのです。
ですから、上の場合、あなたは失点2点、自責点1点ということになります。
こんな場合はどうでしょう? ある打者が無死で2塁打を打ちました。次の打者のとき、捕手が上手く捕球できずに後ろに球を逸らしてしまったとします(後逸・パスボール)。その間、2塁走者が3塁まで進塁しました。さらに、打席にいた打者が犠飛を打って1点入ってしまいました。
2塁走者が3塁にいなければ、次の打者がフライを打っても得点にはならなかったはずです。そもそも2塁走者が3塁に進塁したのは、捕手のパスボールが原因ですよね。投手には責任がありません。エラーがなければ得点にはならなかったというわけです。ですからこの場合は失点1点、自責点なしになります。
このエラーですが、投手がエラーをすることもありますよね。ですが、そんな場合投手は他の野手と同じ扱いになり、自責点には数えられません。つまり、投手の責任は投球行為のみに課せられるというわけです。フィールディング(打球処理)は投手としての責任の範囲外になります。
ほかにも、二死からエラーで走者を出した場合、それ以降の失点は自責点にはなりません。例えば二死走者なしから次の打者をエラーで生かしてしまったとしましょう。さらに運悪く、その次の打者に本塁打を打たれて2失点しても、最初の走者をエラーで出してさえいなければその本塁打もなかったわけですから、自責点はなしになります。
防御率
自責点は「防御率」の計算に使われます。防御率とは、投手がその試合での自責点のペースで一試合分(9イニングス)投げ切ったとしたら何点失点するかを表した数字です。ですから、数字は小さいほど優秀な投手ということになりますね。
防御率=自責点×9÷投球回数
まず、自責点を単純に9倍します。その後実際に投げた回数で割るということです。ですから、同じ自責点でも投球回数が少ないほど防御率は高くなってしまうということです。そこで、一定の投球回数をシーズンを通して投げ切らないと公式記録として残さないことになっています。
規定投球回数=そのリーグの1シーズンの試合数
シーズン中、140試合が予定されている場合、規定投球回数は140回になります。140回といいますと、9イニングスを投げて約15試合分です。責任投球回数だけ投げるとしたら28試合分です。
ちなみに前年度最優秀防御率を取ったセ・パ両リーグの投手の成績は
セ・リーグ:上原浩治【巨人】2.60
パ・リーグ:松坂大輔【西武】2.90
です。2点台で最優秀ですから、各球団のエースクラスなら3~4点台というところでしょうか。
まあ、防御率は見ている者が各自で計算するわけではありませんので、新聞などで計算された数字を確認する程度でいいと思います。
※追記(2005年5月4日)
つかささまのご指摘に防御率の目安についてご指摘がありました。詳細はコメントをご覧ください。
〈先発投手〉
2点台=かなり優秀
3.20=エース級
3.40=中軸投手級
3.60=並
3.80=やや不戦力
4.00=登板させるのが怖い
〈抑え投手〉
1.00=優秀
2.00=良い
3.00=並
4.00=投げさせるのが怖い
というのが、つかささまのご意見で、たぶんこの見方が一般的なのだと思います。初めのわたしの説明ではおおざっぱすぎるのと、誤解を生じやすいということでここに追記させていただきます。
つかささまには再度御礼申し上げます。
また、お詳しい方にはご意見等お寄せいただけましたら、幸いです。
失点とは…
失点とは文字通り、点を失うことです。つまり、相手チームに得点を許すことです。2005年3月27日、ロッテ対楽天の試合は記録づくめの試合でした。中でもそのスコアは新聞でも大きく取り上げられました。ロッテ26-0楽天。この26得点というのは1950年5月31日、当時毎日オリオンズだった現在のロッテが東急戦で23得点をあげた記録を55年ぶりに更新するというものでした。これを逆にいうと楽天はチームで26失点したということになります。
では、投手に科せられる「失点」はどのように決められるのでしょうか。
例えば、あなたは先発投手だとしましょう。さあ、勝利投手の権利がつく責任投球回数の5回を投げ終わって0点のまま6回に突入です。あなたの調子の良いことから、ベンチは続投を決めました。ところが、気のゆるみからか制球が定まらず、ヒットと四球であれよあれよという間に無死満塁になってしまいました。ベンチが慌ただしく動いたかと思うと、あっさりとあなたは降板させられました。
あなたの後のマウンドを引き継いだ投手Aはなんとか二死まで持ちこたえたのですが、依然として塁は埋まっています。ここで相手チームの4番打者が登場です。力みすぎたAはこの打者になんと本塁打を打たれてしまいました。相手に一気に4点が加わります。
さて、あなたとAの失点は何点ずつになるのでしょう?
え? わたしにも失点がついちゃうの? と、思われたでしょう。はい、ついちゃいます。ここで言う「失点」とは、投手が許した走者が本塁に帰ってきて相手チームに入る得点という意味なのです。
そもそも満塁のピンチを作った責任はあなたにありますよね。Aはその走者を丸ごと背負わされた状態で登板するわけです。たとえ押し出しの四球を与えても、その走者さえいなければ得点にはならなかったはずです。そう考えるとAはかなり不利な条件で登板しなければなりません。そこで、走者を出した責任を負う意味で上のような考え方が採用されているのです。
つ・ま・り、この場合あなたの失点は3点、Aの失点は1点が正解です。
失点についてはよろしいですか?
では、「自責点」についてもみてみましょう。
自責点? 自分に責任のある点?
あなたは先発投手です。5回、ここまで三振を奪うことで無失点で切り抜けてきたあなたですが、疲れが出始めたのか三振が減り始め、打たせて取る投球内容になってきました。そんなとき、遊撃手が簡単な打球の処理を誤って走者を許してしまいます。記録はエラーです。ドンマイ、ドンマイ。あなたは声をかけて投球を続けたのですが、運悪く次の打者に本塁打を打たれてしまいました。
この時点でのあなたの失点は2点です。が、納得できませんね。本塁打を打たれたのは投手であるあなたの責任だとしても、本来なら難なく取れる打球を上手く処理できなかった遊撃手のせいで許した走者の分まで責任をとるのはおかしいと思いますよね。
そこで、失点から投手の責任を問うのが不当である点数を引いた「自責点」を設けたのです。
ですから、上の場合、あなたは失点2点、自責点1点ということになります。
こんな場合はどうでしょう? ある打者が無死で2塁打を打ちました。次の打者のとき、捕手が上手く捕球できずに後ろに球を逸らしてしまったとします(後逸・パスボール)。その間、2塁走者が3塁まで進塁しました。さらに、打席にいた打者が犠飛を打って1点入ってしまいました。
2塁走者が3塁にいなければ、次の打者がフライを打っても得点にはならなかったはずです。そもそも2塁走者が3塁に進塁したのは、捕手のパスボールが原因ですよね。投手には責任がありません。エラーがなければ得点にはならなかったというわけです。ですからこの場合は失点1点、自責点なしになります。
このエラーですが、投手がエラーをすることもありますよね。ですが、そんな場合投手は他の野手と同じ扱いになり、自責点には数えられません。つまり、投手の責任は投球行為のみに課せられるというわけです。フィールディング(打球処理)は投手としての責任の範囲外になります。
ほかにも、二死からエラーで走者を出した場合、それ以降の失点は自責点にはなりません。例えば二死走者なしから次の打者をエラーで生かしてしまったとしましょう。さらに運悪く、その次の打者に本塁打を打たれて2失点しても、最初の走者をエラーで出してさえいなければその本塁打もなかったわけですから、自責点はなしになります。
防御率
自責点は「防御率」の計算に使われます。防御率とは、投手がその試合での自責点のペースで一試合分(9イニングス)投げ切ったとしたら何点失点するかを表した数字です。ですから、数字は小さいほど優秀な投手ということになりますね。
防御率=自責点×9÷投球回数
まず、自責点を単純に9倍します。その後実際に投げた回数で割るということです。ですから、同じ自責点でも投球回数が少ないほど防御率は高くなってしまうということです。そこで、一定の投球回数をシーズンを通して投げ切らないと公式記録として残さないことになっています。
規定投球回数=そのリーグの1シーズンの試合数
シーズン中、140試合が予定されている場合、規定投球回数は140回になります。140回といいますと、9イニングスを投げて約15試合分です。責任投球回数だけ投げるとしたら28試合分です。
ちなみに前年度最優秀防御率を取ったセ・パ両リーグの投手の成績は
セ・リーグ:上原浩治【巨人】2.60
パ・リーグ:松坂大輔【西武】2.90
です。2点台で最優秀ですから、各球団のエースクラスなら3~4点台というところでしょうか。
まあ、防御率は見ている者が各自で計算するわけではありませんので、新聞などで計算された数字を確認する程度でいいと思います。
※追記(2005年5月4日)
つかささまのご指摘に防御率の目安についてご指摘がありました。詳細はコメントをご覧ください。
〈先発投手〉
2点台=かなり優秀
3.20=エース級
3.40=中軸投手級
3.60=並
3.80=やや不戦力
4.00=登板させるのが怖い
〈抑え投手〉
1.00=優秀
2.00=良い
3.00=並
4.00=投げさせるのが怖い
というのが、つかささまのご意見で、たぶんこの見方が一般的なのだと思います。初めのわたしの説明ではおおざっぱすぎるのと、誤解を生じやすいということでここに追記させていただきます。
つかささまには再度御礼申し上げます。
また、お詳しい方にはご意見等お寄せいただけましたら、幸いです。
私的選手名鑑:下柳剛【阪神】
※下柳、3勝目記念。今のところタイガースでは彼が「勝ち頭」です。
身近にいる野球ファンに「阪神のピッチャーで、髭面の小汚い人ってだーれ?」と聞いてみてください。ほぼ間違いなく「ああ、下柳のこと?」という答えが返ってくるでしょう。(ほんまかいな)
私的選手名鑑へようこそ。本日は阪神タイガースの最年長投手、下柳剛投手をご紹介します。ようやく阪神の選手の登場です。(ようやく阪神の選手を紹介するわけですが、最初の選手がまさか彼だとは思いませんでした。)
上の質問をするとき、注意してください、「髭面の」が抜けると「井川」という答えになってしまう可能性があります。
下柳剛(しもやなぎ つよし)
通称:シモさん、シモ
1968年5月16日生まれ(今年37歳)
長崎県長崎市出身
瓊浦高→八幡大(中退)→新日鉄君津→ダイエーホークス(現ソフトバンク・91年ドラフト4位)→日本ハムファイターズ(96年・トレード)→阪神タイガース(03年・トレード)
左投げ左打ち
投手 先発(後述)
身長:184kg 体重:94kg(今年のオフの自主トレでかなり鍛えたらしく、下半身がますますたくましくなっています。90kg超、いいですね。)
背番号:42(ゆえに小町的には「死神」)
2004年成績(138試合、22試合に登板)
7勝5敗0S(セーブ:後述)
防御率(後述):5.12
「アイアンホーク」
ダイエー時代、中継ぎ(後述)中心だった彼は連日の登板もなんのその、そのタフさぶりから「アイアンホーク」と呼ばれていた。ホークス、だけに。
しかし、95年交通事故により登板機会が減少、ついに日本ハムにトレード移籍。日ハムでもその鉄腕ぶりは健在でその後先発投手に転向。
02年、成績不振に陥り、03年阪神タイガースにトレード移籍。その年、下柳の活躍もあって阪神タイガースは18年ぶりのリーグ優勝を実現する。久米宏に「日ハムにいたときの下柳なんてこんな(いい)ピッチャーじゃなかった」と言われる。これには星野元監督も苦笑い。
球界一の阪神ファン?
自ら現役のプロ野球選手でありながら、「中野猛虎会」(タレントのダンカン、松村邦洋らが参加する阪神タイガースを応援する会)に入っていたことがあるほどのトラキチらしい。オールスター出場時、タイガースのキャップをかぶってマウンドに行こうとして止められたエピソードを持つ。現在はそのタイガースのユニフォームを着ているが、あまり球団愛は感じられない。
犬命
無類の犬好き。ブラックのラブラドール・レトリバーのラガーくんと二人暮らし。そう、彼は独身なのだ。そのせいか、去年のバレンタインデーには球団一チョコレートが集まったそう。それはともかく独身でプロ野球選手をしながら犬の世話はかなりたいへん。日ハム時代は遠征するときなど、知人宅にラガーくんを預けていたそうだが、関西に移ってからは「単身赴任」状態が続いていた。
03年オフに取得したFA権を巡って阪神、横浜両球団と交渉した際、球団側からラガーくんへの待遇案が出されたほど。どうやら球団は下柳ではなく、ラガーくんが欲しかった模様(ウソ)。
チャリティを行い収益金を寄付したことで、日本聴導犬協会より感謝状が贈られたことがある。同協会のHPのトップに下柳.com(自分のサイト)のリンクが貼られている。
マウンドの格闘家
今となってはなぜ野球選手になったのか不思議なくらい格闘技好き。高田道場に通い格闘技トレーニングを取り入れている。けがをしたらどうするのかは、とりあえず考えない、のか。
03年オフには『PRIDEスペシャル男祭2003』で親友・桜庭和志のセコンドを務める。
マウンドでもその闘魂が活かされ(??)昨シーズンアテネ帰りの福留【中日】の左人差し指を“粉砕骨折”させる。その後、残りのシーズンを棒に振った福留の契約更改を巡ってのごたごたの根源になっていたとしたら、それはそれで輩なピッチャーである。
酒豪? へべれけ? 不法侵入?
04年オフ、沖縄で自主トレ中、民家の庭先に入ったラガーくんを追って行った下柳はその家の住民に不法侵入で訴えられる。両者の言い分が食い違い、さらに不正確な報道が相俟って泥沼化しつつあったが、その中で当時下柳は酔っていたという一文があった。ところが別のところで彼は相当な酒豪で、酔っぱらったのを見たことがないとの証言もある。これはいったい……。
あ、そうか。一緒に酒を飲む仲なら証言者もよっぱらっているので、下柳が酔っぱらっているのかいないのか、正確な判断ができないだけなのだ、きっと。いかにも酒癖が悪そう。←偏見。
合い言葉は「ノラリクラリ」
立ち上がりが異様に悪いピッチャー。3~4回くらいまでは失点があったり、毎回ランナーを背負ったり。そのくせ4回くらいから突然人が変わったようなピッチングになり、ぴしゃりと抑える…ことも。調子がよいのだか、悪いのだか分かりにくい。相手打者も今日はいける、と思ったら、ミスをしたわけでもないのに決定打が出ないので首を傾げる。「かわされるというか、気がついたら下柳さんのペースだった」(荒木【中日】談)。
降板後はベンチの前列に座ってメガホンで味方を激励する姿がよくTVに映されるが、どんな檄〈ヤジ〉を飛ばしているのかは不明。「川○出さんかい!」「岡○ひっこめえ!」??? (このあたりのお話は昨日4/19、川藤氏が解説の中で敬意をこめてお話されていました。)
本当はシャイ?
03年4月20日以来。何が? 実は下柳が最後にヒーローインタビューを受けたのがこの日である。それ以来、ご指名があっても決してお立ち台には上らず今日にいたる。シャイらしい……。甲子園球場の阪神ファンに気圧されるようだが、このあたりなど桧山選手の爪のあかでも煎じて飲むべきだろう。
アイロンプリント用紙を使って下柳をモチーフにしたトレーナーを作ってみました。洗濯を重ねるとはげたり色落ちしたりでみっともなくなってしまったので、今ではパジャマ代わりにしています。(冒頭の写真)
ここまでするということは、好きなのでしょうね、わたし。でも今イチ自覚がありません。こんな不思議な選手も始めてです。
阪神タイガース公式サイト