脇を絞るといいかも。 | 日替わりライテク

日替わりライテク

イチローは、首位打者をとった年ですら、フォームを変えていたそうです。『今年こそ最高のフォームだ』と。それで結果が悪くなるときもあったけれど、後退も成長のためには避けられないと信じていたそうな。ここで書かれたライテクは、そんな感じの、現時点の知識です。

 あのー、ツイッターにも書いたんですけど、

事務だろうとアイドルだろうと、趣味である以上、いつかは終わりが来るわけで、

その時、「楽しかったな」で終わりたいですよね。

 

ケガしてBOROBORO(←prediaの曲です。好きです。)になったり、カネを使いこんで先が無くなったり……

数少ない同年代の仲間が、怪我してやめていく様は、とても悲しいです。

 

事務を始めるきっかけって、たいていの人は、ライディング向上のためだったと思うんです。

色んな波の中で、それを忘れてしまうのって、久々に会ったら変わってしまった旧友みたいに、物寂しいですよね。

 

狭い世界だと決めつけがちになりますが、求めるものは、他人が定めるものではなく、自分で見出すものだと思います!

 

 

 

 

 

ということで、なおたん先生(?)のライディング講座も、ただの一例にすぎません。

 

 

さて、皆さん、加速する時って、どうアクセルを捻ってますか?

 

その時、『脇を絞る』といいかもよって話です。

 

 

 

 

「だっちゅーの」ってあったじゃないですか。

まあ、知らないんですけど←

 

アクセルを捻る時、肘を折りたたむと思いますが、だっちゅーのみたいに肘を内側に寄せながら、折りたたむといいかもしれませんよ。

 

 

というのも、肘を絞ると、人体の構造上、自然と肘が下方向へ曲がっていきます。

ちょうど、この状態は、“アクセルを捻った時”の腕の形になります。

 

さらに、自然と上体が落とされ、同時に後輪を下へ押し付ける体勢が作れます。

 

 

つまり、『肘の絞ると→肘が曲がり→腰も曲がり→リア荷重が増す』と、加速姿勢の一連の動作を同時並行的に行うことが可能です。

 

さらに絞り量に応じて、これらの動きがより深いものになるので、アクセル量に準じた加速姿勢が作れます。

深く絞るなら、深く体が沈むという具合に。

 

 

どうも、このフォームは、中型車で有効なようです。

中型車は、まず捻るべき量が多いので、肘の折りたたみ量が多く必要です。

その際、人体の動きとして、より効率的な方法がこれであると考えています。

 

また、ハンドルがそもそも絞られている車種が多いような気がするので、ポジション的にも自然にできます。

よく考えたら、ハンドルの形状はハの字状になっているので、捻る方向は真手前にはならないですよね。

 

 

 

一方で、これは車種や体格、場面によっては、このフォームとは異なってくるかもしれません。

 

たとえば、ハンドルが横に向いている、一本の棒のようなものだと、

いわゆるボールを抱いた姿勢のまま、肘を横方向へ畳んだほうがやりやすい気もします。

 

また、この肘を横へ畳むフォームのメリットは、ハンドル荷重を残しておけるという点にあると思います。

Rや定常円で大事なことは、「後輪から押し出される前輪」をこらえさせることです。

(みなさ~ん、定常円は、前荷重ですよ~~)

 

体が前に行くので、ハンドルを上から押さえつけやすくなる感じです。

 

 

ただ、個人的には、このフォームだと、前傾になりすぎるきらいがあるように感じます。

 

適切にケツを差しこんで、リア荷重を作れていればいいんですが、

見た目だけ真似すると、ただ前のめりな、ハンドルしがみつきフォームになる気もしないでもないでもないかもしれないでも。。。

 

 

場面によって、肘を畳むべき方向を色々と考えてみるといいかもしれませんね♪

 

 

 

 

ちょうど、脇の絞りがわかりやすい動画がありました。

序盤の連続八の字は、ターンの典型的なフォームなので、ぜひご覧ください♪

 

 

 

 

脇の絞りが、「後輪が向くのにつれて徐々」に、「後輪が向ききったら一気」にされていることがお分かりいただけますかね?

つまり、脇絞りに連動した後輪荷重が、脱出にかけて徐々に行われている状態です。

 

さらに、ここで、右肘だけ折りたたんでもいいんですが、左右も合わせたほうが、カッコよくないですか?笑

 

 

一方で、定常円で、肘は横へ折りたたまれています。

明らかに意識的にフォームが変わっています。

 

これは、パイロンを軸にしたターン(八の字や回転)では、端的にリア荷重のほうが重要であることを物語っている気がします。