ボクが坂道で八の字を描く理由。 | 日替わりライテク

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イチローは、首位打者をとった年ですら、フォームを変えていたそうです。『今年こそ最高のフォームだ』と。それで結果が悪くなるときもあったけれど、後退も成長のためには避けられないと信じていたそうな。ここで書かれたライテクは、そんな感じの、現時点の知識です。

 本日もブログを読んでいただいてありがとうございます。

この序説も読んでる人いるかなー?

いないだろうから言うね。

 

最近、葉月美優cがかわいいw

 

すいません汗。

本音を書いたついでに、もう一つ言わせてください。

 

万年NOの僕がブログを続ける理由。

これなんです↓

 

『要件事実 ~略~ って、昔は門外不出の知識で、司法研修所の中に入らないと学べないものだったため、民事裁判教官の権威を高めていたんです。 

~略~ 

自分が修習生の時、裁判官に要件事実の勉強会をやってもらっていて、自分のためにレジュメを作っていたら、ほかの人にも求められ、最後は民事弁護教官まで「欲しい」と言い始めました。

~略~

(キャリアの短い)裁判官は本を出してはいけないという暗黙のルールがあるんですよ。高裁部長は出していいけど、裁判官5年目とかで出すと「何様?」みたいになる。でも、(マニュアルを出したとき)そのルールを知らなかったんです。

~略~

ほかの裁判官でものあの本は書けたと思いますよ。単にまとめただけの本ですから。

ただ、その後にロースクールができて、ロースクールに要件事実の知識を、積極的に開示していく流れになりました。』

 

 

ライテクも同じだと考えています。

「その人にしかできない特殊なライテク」なんてなくて、ある程度の理屈は、共通なものだと思います。

結局のところこのブログは、それらを文章化する人がいなかったため生まれたに過ぎません。

 

もしかしたら、「NO風情が語っちゃって」なんて思ってる人が、この狭いムラにはいるかもしれません。

でも、僕は決まってこう考えます↓

 

シベリウス『これまでに批評家の​銅像が立てられたためしはない。』

 

 

 

 

 

 

 

 さて、本題です。

 

以前、こちらの動画を上げました↓

 

 

この伏線回収編です。

 

「せ~の! 努力、感謝、笑顔、うちらは乃木坂上り坂46!」

あっ、カラダが反応してしまいました。

(ちなみに、斎藤飛鳥cが好きです。

クール系がいいんですよ。)

 

 

 

 

坂道。

それは言うまでもなく、傾斜です。

 

傾斜は、①下りやすく②上りづらい

そういうものですよね。

 

 

坂道で八の字をやると、

・坂道の上側では、倒しこみやすく

・坂道の下側では、倒しこみにくく

なります。

 

 

 

 

◆具体的な例で考えてみましょう。

 

 

 

「右上がりの坂道」で、八の字を描きます。

 

 

 

上側では、左ターン。

下側では、右ターン。

 

 

 

 

◇まず上側に着眼します。

 

 

・左図は、平地「左バンクさせた状態」を表します。

黒線は地面、青線バイクです。

見えますよね?(圧

 

・右図は、その地面を坂道に置き換えたもの。

 

 

バンク角が同じなら、坂道にいるほうが、実質的に車体は傾きます。

わかります・・よ・・・ね?

 

 

 

 

◇さて、今度は下側です。

 

今度は、坂道にいるほうが、車体は起きています。

 

 

これが

・坂道の上側では、倒しこみやすく

・坂道の下側では、倒しこみにくく

 

の理由です。

 

 

 

ちなみに、これはトライアルにおいて「キャンバーターン」と呼ばれる課題です。

それぞれ、倒れている反対側に重心を置かないと、バランスが保てなくなります。

 

おっと、脱線しました。

この辺の理屈は、混乱を生むので忘れてください。

 

 

 

 

◇話をモトジムに戻します。

この課題の目的。

 

 

上側では、倒れ込む力が普段より余計にかかります。

=この状態は、いわば八の字で『倒しすぎてしまった状態』を作ってくれます。

 

・下側では、車体が実質的に起きているので、倒れ込む力が生まれません。

=この状態は、いわば八の字で『倒しこみづらい状態』を作ってくれます。

 

 

 

 

『倒しすぎてしまった』状態でも、バランスをとる練習。

『倒しこみづらい』状態でも、車体を寝かせる練習。

 

ができるわけです。

 

 

 

 

さらに、坂道で回転をする場合、それが360度中に入れ替わります。

すると、瞬時に、バランスをとったり、寝かしたりする練習ができます。

 

 

実は、この練習は、小平の講習会の指導員がやっていたので、真似ました。

 

 

 

 

ある程度上級になったら……

 

・バランスを崩してしまったとき、

・バランスを崩せないとき、

それぞれへの対応力も、身につけてみてください。

 

結果的に、平地でのバランス力』になると思いますよ♪

 

 

そもそも、どんなに舗装されたところで八の字を描いても、その地面が、常に水平とは限らないですしね。