HMS(ホンダモーターサイクリストスクール)桶川について、元上級生が教えます。 | 日替わりライテク

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イチローは、首位打者をとった年ですら、フォームを変えていたそうです。『今年こそ最高のフォームだ』と。それで結果が悪くなるときもあったけれど、後退も成長のためには避けられないと信じていたそうな。ここで書かれたライテクは、そんな感じの、現時点の知識です。

 HMSは、埼玉県川島町のホンダエアポートの隣にある、「交通教育センターレインボー埼玉」内で行われている、免許を持っている人向けのスクール。

桶川が俗称ですが、埼玉が正式ね。

 

レインボーモータースクールという、ホンダ系の教習所が運営している。

だから、イントラは、全員、教習所指導員の資格も持っていて、一般教習業務に応援に行ったりもしている。

 

僕の推しメン、平嶋夏海cも訪れています。

 

なんで行きだしたかというと、講習会で練習してたら、2回目で大型の一発試験に受かったので、大型の乗車経験が欲しくて。

9万円も浮いたので、その分は使えるなぁと。

 

なもんで、最初からNC750に乗った。

上級に上がってからは、CB1300。

料金同じなので、一番高いのに乗らないとw

 

だいたい、月2回のペースで行ってた。

他の人もそのくらいかと。

 

数えたら、111回だ。

144万3000円ブフォwww

電車チンだけで11万ww

CB1300が買えまつねwww

 

(初回と初の中級、初の上級、最後に行った日)

 

 

まあでもね、僕らの世代は、モノより経験に投資する世代。

長いバイクライフにおいて、この経験は無駄じゃない。

 

値上げしたし、たぶんもう行かないケド。

 

 

 

・時間

10時~12時、昼休憩、13時~16時まで。

その他、逐次、全体休憩あり。

 

朝、皆の前で、自己紹介と、今日の目標や課題を言う。

イントラはその話をメモっていて、指導に反映してくれる。

コース案とか取り入れてくれたり。

 

あっ、コースレイアウトは毎度違います。

だから、みんな通っちゃうんだよね~。

 

イントラのセンスがかなり出る。

ベテランの作るコースほど、よくできてると言われてる。

若手はどうしても、ライン取りが1つしかないコースばかり作っちゃうとか、裏ではレビューされてるw

 

 

 

・費用

以前は15000円。

ただし、1500円で年会員になると、次回以降2000円割引になるので、2回以上通うとお得だよと受付でセールストークされる。

 

ということで、たいていの人にとっては、13000円。

もう1K値上げしちゃったけど。

 

一見、バカ高いけど、事務に置き換えて経費を算出すると、3万円相当くらいのスクール。

 

まず、タイヤ代で3K分くらい。まぁ、大型のタイヤ代知らんけど。

ガソリンで1,5K。

食事が800円相当らしいw

会場費の相場が、事務なら4500円前後。

 

もう、ここだけで1万いってる。

 

バイクをいくらぶっ壊しても、追徴はない。

「CB1300を三台壊したから元とった」とかいってる人いた。

フルロックしまくってハーネスとかぶちぎれてたりするし、あれ直すだけでも相当な経費なはず。

 

ちなみに、柵に突っ込んでる人とかもいた。

 

 

どうしても講習会と比較されるけど、200円と比べちゃダメw

待ちがないってのがいい。

講習会は1回八の字をやるために並ぶとかあるけど、HMSは各人スペースが与えられる。

 

 

 

・車両

CB1300SF

CB1100

NC750L

NC700S(廃止)

CB650F

CB400SF

CB400F

VTR250

CBR250R

CB250R

グロム

CRF125

 

 

 

・級によって、選べる車種が違う。

VTRは上級NGな一方、CB1300は初級NG。

 

基本、どれもかなりやれてる。

整備上の問題を見つけたら変えてくれる。

専用の整備担当もいるので。

 

ただ、数百台あるので、管理はされてなく、自分で発見しないといけないw

ハンドルロックしてもアクセルが戻るかは、チェックしたほうがいいw

 

 

・CB1300は、色によってパワーの差がある。

もっとも古い赤>銀・黒という順。

なので、僕はいつも赤を選んでた←

 

古いやつはサスが死んでたと、今考えたら思う。

 

 

 

・アクセル遊びは、標準。

タイヤは、ダンロップGPR-300。

雨でも、冬でも、すぐ走り出せるいいタイヤ。

 

バンパーは、教習所タイプの前後バンパー。

パイロン高さは、警察系のモノの高さなんで高い。

バンクセンサーはついてるけど、白バイほど長くはない。

ミラーは、ついてない。

 

何気に車検も通ってる。

コース間の移動時、公道を走る部分があるらしい。

 

 

 

・車両によって台数が大きく違うので、争奪戦になる。

ただ、必ず空きはできるので、全員が選んだあとに余っていれば乗れる。

なので、電話で「希望の車種がとれなかった」とか言われても、諦めないでw

 

同じ車種でも、号車によって違いがあるとかで、推しメンみたいな号車があるらしい。

全然気にしたことない←

 

勝手に「私のモノよ」とか言って、荷物を置いて予約してる人がいて、事前に品定めするのは禁止になった。

 

上級は、空気圧チェックに余念がないw

僕は、最初気にしてなかった←

GPRなんで、ぶっちゃけ変わらないけど、やたら抜けてるのとかがあるので。

 

 

上級は、こだわりがないなら、1300に乗っとけという空気がある。

 

CB1100は、HMSで最もバンク角がない。シートが低く、殿様的乗車位置。

最近のバイクの特徴なのか知らんけど、初速のパワーバンドが抑えられて、リッター感がない。

 

NCは、切れ角が少なく、教習所仕様のローダウンのおかげで接地しやすく、パワーもCB400以下に落とされてる。

最も台数が多いのに人気がないw。

 

CB650は、台数が少ない上、バンク角が深いため一番人気がある。

しかし、致命的な前乗りのポジションのため、すぐリアが滑るし、ライディング上の癖が強い。

 

CB400は、オーソドックスだが、パワーがなくて、ある程度行くとつまらんらしい。

若手イントラが上級の担当をさせられるときは、たいていあれに乗ってる。

デカいバイクだと、生徒についていけなくなっちゃうからw

でも、ベテイントラがそれを見ると、バカにするw

 

CBR250は、セパハンだが、HMSで最もバンク角があるため、意外とコースラで強い。

単気筒なので、バランス系をやるとダメ。開けると進みすぎる、閉じると止まりすぎる。

 

 

 

・級

「上級、中級、初中級、初級」がある。

さらに中級の中に各論的なクラスとして、「バランス、コースラ八の字、パイロンスペシャル、250クラス」がある。

それから、「オフロード、初級/中級/バランス」

 

上級を受けるには1回以上中級を、中級を受けるには1回以上初級を受けるルール。

 

 

 

・動画撮影はNGなので、検索しても出てきません。

ただし、個人やショップの貸し切りでは、おk。

 

表向きの理由は、他生徒へのプライバシーだけど、たぶん、カネ払ってない人にノウハウやらねーよって考えだと思う。

 

 

 

・用具貸し出し。

プロテクターは、ボディ、肘、膝、くるぶし。

合羽もある。

ヘルメットは、フルフェイスとジェット。

ブーツはない。

手袋は軍手なので、自前を。

 

ゴムバンド式プロテなので、転んだらズレる。

一度、50kmhで草の上でブレーキして吹っ飛んだら、アスファルトでつく傷は一生ものと知り、それ以来フルフェイスにしてる。

 

上級は、「自前鎧+革パン」が多い。

鎧は、フィット性がありズレない。

革パンは、対スライド耐性がいいので。

 

継続的に通わない初級ほど、プロテクターの返却が雑で、人間の本質を見る。

 

 

 

・桶川、川越、本川越駅まで、それぞれハイエース(トヨタw)の送迎がある。

ゆえに、ブーツと手袋だけ持って、電車でいけば足りる。

帰りは寝落ちできるので強い。

 

 

 

・生徒数

上級、オフ、バランスや八の字などは、10人。

中級本体や初級は、20人。

 

月一で、上級は20人になる。

20人の日や、まったり感のある平日上級は、中級の人がお試しで昇格してみる場になってる。

 

イントラは、10人毎に1人つく。

以前、オーバーブッキングで上級が11人になったとき、わざわざ2人のイントラをつけてくれた。

一方、20人を割ってもイントラは減るわけじゃないので、過疎ってる日は沢山の指導をもらえる。

 

真夏とか、生徒とイントラがタイマンとかの日があったw

今は、どのクラスも人気なのであり得ないけど。

 

 

 

・平日もたまにやる。

土日は4クラスくらい必ずやってて、100人くらい生徒が来る。

 

 

 

・設備

男女更衣室、ウォシュレットトイレ、綺麗な教室、食堂、広いロビー、シャワー室などがある。

オフやった後は、洗浄機やエアガンで吹いてくれる。

 

真夏でも、クーラーに浸って、横になれるスペースがある。

アイスも売ってる。

 

食堂は、以前は3種類くらい料理が出てたが、業者が変わって不味くなったと話題。

でも、量は増えたw

お替り自由。

あっ、食事代は料金に含まれてます。

 

売店があって、バイク用品を15%オフ?で買える。

ホンダ車は買えない模様。

 

コース上には、空調のついた休憩室もある。

夏になると、氷水やミストシャワーが用意される。

 

 

設備は、全部無料で使える。

なんでかっていうと、本業は企業向けの研修機関で、その人たち向けの設備を休日は個人が使える。

 

平日にスクールをやってるのは、研修がなくて、遊ばせてるイントラができたとき。

だから、繁盛するとやらない。

4月とかは会社の新人研修が多いらしいのでやらない。

 

平日に行くとオモロイ。

トラックやらキャノピーやらが走ってる。

キャノピーでコースラやんのw

 

一番ウケたのは、緊急車両訓練。

イントラが一般車役で、そこを安全に通過する訓練をしてた。

隣のコースでずっとサイレン鳴らすなしw

 

あと、オフロードは某公安系向けらしい。

 

イントラは、トラックから原付、オフロードまで全部教えられるらしい。

 

 

 

・予約

一か月前の0時~

基本、みんな時報を見てやってるんで、秒で埋まる。

上級とか7秒までが足切りラインという感じ。

 

今はシステムが変わって、単純な早さ勝負じゃなくなったみたい。

サーバーに到達する運ゲー要素も込みって感じで。

みんな、事前に練習して、ボタン配置を覚えてるから、上のクラスほど、“ふらっと”参加しようとすると負ける。

 

実は、1枠、電話予約枠があるので、次の日の10時に2次予選があったりするらしい。

 

 

 

・内容

初級。

午前スクールの説明や乗車姿勢など。

午後からデカい初級専用コースで、ひたすらコースラ。

発進がおぼつかない人は別指導してくれる。

 

中級。

午前はライテクを理解する課題系。

午後はコースラ。

たとえば、午前でいうと、制動、加減速の姿勢、直パイオフスラなど基礎セクなど。

「理論→ではやってみましょう」と目まぐるしいので、1回参加してやめたw

 

上級。

午前直パイオフスラなど。

午後コースラ。

 

上級ともなると、100kmh制動とか、トップ→ローまでギアダウンとか、ノークラッチ変速とか、かなりマニアックテクを教えてくれる。

よくある「パイロンからの制動」も、コーナー中にするとかね。

 

ウイリーは教えてくれなかったが、やってるイントラがいたからこっそり真似したw。

1300なら、煽って発進すれば簡単に上がるので。

 

バランス。

午前は千鳥など課題系。

午後はバランス専用のエリアへ行く。

 

これが面白い。

「一本橋、半分の幅の一本橋、途中で屈折してる一本橋(内輪差を理解する)、丸太一本橋(ハンドルを切ってバランスとれない)

波状路、V字(轍)、W字(轍のエグイ版)があり、自由にやれる。

 

W字なんか、750㏄以上のバイクでクリアできる人いるのか?っていうくらいムズイ。

でも、CB1100なんかで参加すると、マジで公道で立ちごけしない自信しか湧かなくなる。

 

パイロンスペシャル。

直パイを100本くらい並べて、丸一日やる。

間隔やパイロン高さが途中で変わってる。

立ちや、3速とかでもやるらしい。

一回も参加したことないw

 

コースラ八の字。

午前は、各人2本のパイロンとスペースを与えられ、延々八の字。

まあ、パイロンは好きな本数を使っていいんだけど。

 

フォームを逐次イントラが見てくれる。

片手(セルフステア)、立ち(ステップ荷重)など、色々なスタイルでやるの八の字を提案してくれた。

 

午後は、ミニコースラ。

 

中級時代は全部これにささげたw

黙々とフォーム確認できるし、午後はコースが同じだから、一日の走行距離量で成長(速さ)が分かった。

最初一日35キロくらいだったが、最終的に50キロ走れるようになって上級に上がった。

 

250クラス。

250㏄しか選べず、2速以上で走らないといけない。

ミニサーキット的なRセクションが多く、ギアチェンジをしながら走りましょうっていう趣旨。

ブリッピングシフトダウンはここで覚えた。

 

オフロード。

午前は、芝生の上。

午後は、土へ行く。

 

モトクロス寄りなクラス。

まー、スクールなんで、どちらかというと乗り方を覚えましょうって感じで、激しくない。

オフブーツを貸してくれるので、誰でもできる。

貸出の合羽を着ると、汚れなくていいよw

 

オフバランス。

トライアル寄りなクラス。

ちょっと山林っぽいところを走れる。

フロントアップやアクセルターンも教えてくれる。

キャンバーターンとか、坂の上り下りとか覚えられたのは、かなりバイクライフに生きた。

 

 

あっ、HMSは、基本全部1人ずつ断続的に発進するスタイルですよ。

講習会のようなトレインでない。

自分のペースで走れます。

 

ゆえに、事務の回転ような、戻ってくるセクはないです。

ぶつかっちゃうのでね。

 

イントラに言って、脇で八の字をやっててもOK。

僕は、回転とか、足つきターンとかやってた。

 

 

 

・指導

イントラが、午前午後と1度ずつは必ず追走して、フォームをチェックしてくれる。

その他、全体向けの指導もあり。

話をメモってる人もいる。

てか、俺は全部スマホにその場で書いた。

 

おそらく、レベルに合わせて指導を変えてる。

その意味で、「中の上」より、「上の下」にさっさといったほうがいい。

 

ベテイントラなんかは、教えるプロなんで、見抜き力がすごい。

荷重の左右のズレとか見抜いてくる。

 

基本、自分で練習して見出した理論を教えてくれるので、鮮度が違う。

一本橋に10分乗れるとかいう神や、トライアルのなんちゃら級、八耐に出た経験を持つイントラとかがいる。

 

上級なんかは、イントラと生徒がトレインを組んでたりする。

イントラも練習しないとなのでねw

 

若手イントラほど、上級に放流されてしごかれたりするんで、実は、初級~中級あたりの指導層が厚かったりする。

 

 

 

・雨でもやる。台風でもやる(やるなよw)

雪は微妙。

河川敷にコースがあるので、雷には敏感で、絶対中断になる。

中断したら割引券くれる。

 

キャンセル期限は1週間前だけど、3日前までネットでできるし、当日でも電話すれば受け付けてくれる。

でも、前日までなら次順位者が入れるから、前日までに申し出るべき。

 

ちなみに、当日空きがあったら、当日参加もおkだし、クラス替えもできる。

 

前日にキャン待ちが回ってくるときは、電話とれた人から参加できる。

 

 

 

・雰囲気

基本、通っている人は固定なんで、同期感が出る。

2chとか見ると、ムラとか書かれてるけど、全然仲間意識。

そもそも、こんな高価な趣味をやってる時点で、割といい大人。

 

基本、みんな個人の習得として来ているので、競い合おうとしたり、勝手にトレインを組んだりすると、
「何しに来てんだ」と休憩室で陰口を叩かれるくらい。
 

若手は、まずいない。

20代で上級にいたけど、一人で平均年齢下げてるとか言われてたw。

 

みんな速さを求めているけど、それは言ってはならない風潮。

接地とかパイロンを跳ねて速くても、ダメでしょみたいな。

 

 

・上級に上がれる基準

これ一番気になるよねw

 

答え→「パイロンを跳ねないこと」

 

基本、級が上がるにつれて、コースはタイトになっていく。

中級あたりから、もう一般の講習会のレイアウトとはレベチ。

 

要所でフルロックを要求される。

上級なんか、ひどい時だと、3mくらいの直パイがあったり、ワンミスで通れないとかあるし。

(すげーのは、その場に立って、「今ハンドル切る!」とか叫んでくれて、ちゃんと通れるようにして帰してくれた)

 

で、上級メンとして断言します。

「遅いことは、迷惑にはならない」です

 

なぜなら、上級は10人しかいないので、だいたい各車コース上に散らばることができるから。

 

 

じゃあ、何が困るかというと、「パイロンを跳ねること」

 

パイロンを跳ねられると、後続車にとってはコースが成立しなくなるわけ。

イントラが逐次起こしてくれますが、結果イントラはパイロン起こし係と化し、指導を貰える機会も逸します。

 

そして、

「パイロンを跳ねる→曲がりきれない→ゆっくり千鳥的に通ることになる」

 

この状態が困る。

つまり、遅いというのは、あくまで曲がりきれない問題が派生している話なだけ。

ということで、スムーズに通れるようになれば、上のクラスOK。

 

 

むしろ、強く言いたいのは、

『うまくなるために、練習しに行くんだ』

ってこと。

 

だから、上級に上がる瞬間というのは、“上級のレベルに達していないからこそ上がる”わけです。

 

わかりますか?

高校1年生は、高校のカリキュラムが分からないから、高校に入るんです。

高校のカリキュラムを全て理解した時、その人は高校を卒業するんです。

だから、高校入試で出る科目は、全て中学までの課程なハズです。

 

なもんで、上がれるって思ったら、上がっていいんです。

ホンダモーターサイクリスト『スクール』ですからね。

 

 

 

・HMSに行って得たもの

まず、「技量」でしょう。

僕はバランスもやってたから、そんじょそこらのライダーの中でも相当なレベルだと思います。

自転車の乗り方を忘れないように、この経験は一生ものだと思っています。

 

そして、

「二輪を楽しむ気持ち」

 

HMSは、ホンダとダンロップのフル支援で行われているそうです。

じゃなきゃ、13000円でなんか無理。

ガソリンだけで、10L食ってるし。

 

そこには、メーカーとして、バイクを楽しんでもらいたい気持ちがあるように感じました。

 

講習会の一部のマウントな指導に辟易していた頃、HMSと出会い、まるで遊びの延長線のような教えをするイントラたちに惹かれました。

 

「訓練じゃないですから。楽しんでくださいね」

イントラは、必ずそう言っていました。

 

彼ら自身、元々HMSの生徒だったりするんです。

 

「教習所を卒業した人へのスクールですから、教習所の教えはしません」

あるイントラがツベで語ってました。

 

だから、「こういうやり方もあり」とかいう言い方が多かったです。

つま先をステップに置いてもいいし、ブレーキにかける指は何本でもいい。

決めつけない、押し付けない。

 

自分のスタイルのなかで、バイクに乗ってもらう。

 

そして、教習所作法ではなく、

「二輪の動きや働く物理、操作の仕組みを理解した結果として、“二輪を扱うテクニックそのもの”を得て、安全に二輪に乗りこなしましょうよ」

という思想を感じました。

 

そんな、ライダーとしてのスタイルそのものを構築できたスクールだったのかもしれません♪

 

 

 

 

p.s.そういえば、HMSの2chにいいなと思った言葉がありました。

 

「最後に、スラロームでトロかろうが、前走者に付いていけなかろうが、パイロン倒さず、無転倒で終える奴が一番上手い。

後ろから煽られようが陰口叩かれようが、それだけは忘れないで下さい。
あなたが転倒した時、あなたを煽ったり陰口叩いた人は身代わりになってくれるわけではありませんから」