小径化させるということ。 | 日替わりライテク

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イチローは、首位打者をとった年ですら、フォームを変えていたそうです。『今年こそ最高のフォームだ』と。それで結果が悪くなるときもあったけれど、後退も成長のためには避けられないと信じていたそうな。ここで書かれたライテクは、そんな感じの、現時点の知識です。

 小宮山ってご存じです?

グレッグマダックスも。

僕、好きなんですよ。

 

球速は決して速くないけど、抜群のコントロール性で打者を抑えてきた名投手。

 

事務でも、そういう走り方ができると思っています。

たとえ、絶対的速度は遅くても、各ターンでの「狙い撃ち」がうまいなら、アベレージ速度は速くできるって信じてます。

 

きっと、少ない走行で、いいタイムが出せるスタイルになれるって。

 

 

 

 

皆さんに質問です。

バイクを立てたとき、傾けたとき、どっちが加速が速いと思いますか?

 

今日は、そんな加速のお話。

 

 

 

自転車で、“折りたたみの自転車”ってあるじゃないですか?

やたら、一時期街乗りで流行ったアレ。

 

ミニベロとかいうんですが。

 

あれって、街乗りで有利な点があって、タイヤが小径だから、加速性に優れているらしいんです。

ストップアンドゴーが多い街乗りでは有利ってわけです。

 

バイクももしかしたら、そうなのかもしれません。

 

 

 

 

二輪のタイヤは、ラウンドしてます。

そのため、タイヤの頂点より、リム付近を接地させたほうが、実質的にタイヤを小径化させることができると考えています。

 

 

(左は、タイヤを後ろからみた図。右は、横からみた図)

 

 

青線のほうが、円周が短くなりますよね?

 

つまり、傾けた(青線付近を接地させた)ほうが、タイヤの円周を短くできると思うのです。

 

 

 

より小径なタイヤのほうが加速力がいいわけですから、傾けることであたかもその状態を作ることができれば、加速が速くなるという寸法です。

 

一見、バイクを起こしたほうが、タイヤはより加速パワーを受け止められる点、加速性が高いように思われがちですが、実はそうではないのかもしれません。

 

(そう考えると、実は、ミニバイクって加速性に優れているのかもしれませんね(?))

 

 

 

 

そこで、立ち上がりでは、傾けを維持したいです。

出口でバイクが起きてしまうことを我慢すべき理由には、向き変えを止めたくない理由のほかにもあるというようですね。

 

 

 

さて、ここで傾け続けることの問題点があります。

 

 

で、既述しましたが、傾けるとラインは膨れると思われます。

すると、加速は良くても、次へのエントリーは広がってしまうという問題が生まれます。

 

 

そこで、こうします。

 

 

 

たとえば、「左立ち上がり→長い直線後→右ターン」があったとしましょう。

 

 

 

単に左バンクのまま立ち上がると、灰色のラインのように、車体は右方向へ膨れ続けてしまうと考えられます。

すると、右ターンへは近くなりすぎます。

 

そこで、赤いラインのように、左バンクがある程度やりきったら、右バンクへと切り替えて、同じくタイヤのリム付近を当て続けてみるというやり方です。

 

これなら、右に膨れた分、相殺するように左に膨れることで、全体としてラインを一直線にできるというものです。

 

そして、このやり方なら、単にパイロン間を車体を立てて直線的に立ち上がるよりも、より加速型で立ち上がれると考えます。

 

 

 

 

ちょっと違いますが、これを説明できそうなシーンがありました。

(チャンネル登録、高評価、繋がりDMなどお待ちしております。)

 

0:50~

 

(この場面では、立ち上がり先に規制があって、一方方向へのバンクのままだと膨れてぶつかってしまうから、反対側にも振っているという理由もあると思われます。)

 

リムを深く当てた結果、リッターバイクにそん色ない加速ができていて、次パイロンへの到達は同じになっていますね。

 

 

これもそうですね。

0:28~

 

バイクを直立させる前に、少しだけ車体を振っています。

 

 

他にも、この理論を示唆している動画がありました。

4:44~

 

 

 

ただ、これを意識的にやっているようだと、タイミングは合わないと思われるので、この理論は結果論的なものだと思います。

 

 

またしかし、一方で、直線的に走るほうが、端的に走行距離が短いので、ケースバイケースで考えざるを得ないのかもしれません(もしくは、リムを当てる時間・タイミングを工夫する)

 

 

 

 

 

 

さて、ここまで書いて思いました。

「小径は加速が速い→傾けると小径化する→傾けると加速が速い」

と三段論法は綺麗に決まりましたが、

 

なぜ、小径だと加速が速いんでしょう?

 

 

ん????

なんとなく、大きい球より小さい球のが転がる感じしませんかぁぁ。。

いや、これ最終的には同じになるんだっけ。。

 

同じ回転数なら、小さい球のほうが、1回転で進める量が減るとしたら。。

あれ、むしろ遅くなry。。

 

要は、小径は加速がいいけど、最高速的にはダメってことかな。。

自転車で考えてもそうだよね。。

 

だから、立ち上がり序盤は傾けて、加速が乗ってきたら起こすとかがいいのかな。。

 

いや、僕ね、文系なので震え。。

 

 

~中略~

 

 

 

 

まー、そんな感じです!(ドン