許さなくてもいい | 夫婦問題・不倫問題改善カウンセリング~明日へ架ける橋

夫婦問題・不倫問題改善カウンセリング~明日へ架ける橋

不倫に陥る心理とは?なぜ人は不倫をするのだろうか?どうしたら不倫を止めることができるのだろうか?
相談実績3,000件以上のカウンセラーNAOKO(松宮直子)が心理的側面から徹底的に分析し、その対処法についてを発信していきます!

こんにちはお花

カウンセラーのNAOKO(松宮直子)ですにっこり


すっかり真冬モードになってきましたねゆきだるま


こちら富山ではちらほら雪が降っています。


最近、とても恐ろしい目に遭いました。まさか自分の身に降りかかるなんて思いもよらないことが・・・。(今は詳細は書けません。申し訳ありませんsweat*


シングルマザーになって6年。


富山に来た当初も嫌な思いをしたことがありましたが、今回の出来事は比ではありませんでした。


今まで過剰なまでに十分に気をつけていたつもりです。


それでも起こってしまった不可抗力な事実は消せない。


浮気や不倫をされてしまった側も、突然事故に遭遇してしまったような出来事だ

と思います。


自分なりに一生懸命生きてきた。でも突然の予期しない事故。


それも心をズタズタにされるような、人としての人格そのものを無視、否定されるような出来事。


更には100%信頼していた方に裏切られたという事実。


この時のショックは計り知れませんよね。。パニックになっても無理もありません


私は、根っからのカウンセラー気質のようで^^;、酷い目に遭いながらも相談者さんのことを思いながら分析したり、どうしたらこの死ぬほどの辛い思いを少しでも早く解消してあげることができるのだろうか・・・そればかり考えています。



よく「夫の浮気は許しなさい。」と言われることも多いと思います。


でも、私は許す必要はないと思っています。この出来事が起こったからではありません。以前からずっとこの考えを持っています。


大きなショックを受けた中で、どうして許すなんてことができるのでしょうか?


例え、妻として至らない部分があったとしてもです。


それは、全く言い訳にはなりません。(気持ちが落ち着き、修復を考える場合は、「改善点」として今までを振り返る必要はありますが)


人は強いショックを受けると、一時的に感情が麻痺します。


何もなかったかのように、辛い気持ちに蓋をしてしまう時期があります。


それは自己防衛でもあるのですが、ずっとそれをやってしまうと、心の痛みはずっと残ってしまいます。


一時的に蓋をしてしまっている状態の時に、「夫を取り戻すために、良い妻にならないと」「なんとかがんばって、許さないと」こんな風に思ってしまいます。


しかし、蓋をし続けてしまった結果、後になってその抑えてきた気持ちが爆発してしまう方がほとんどです。


そのような方も沢山見てきています。


それこそ、夫に対する感情さえもわからなくなってしまうこともあります。


一番大切なことは、信頼できる方に辛い気持ち、嫌だった出来事を何度も何度も繰り返し吐き出すことです。


100回でも1000回でもです。


忘れるのではなく、吐き出すのです。


そうすることによって、徐々に「感情の切り離し」ができるようになるんですね。


直に感じていた出来事が、少し他人事のように、客観的に感じることができるようになります。必ずそうなります。


夫が犯した不倫という行為そのものは、一生許されるはずはありません。


自分の心が癒えてきたときに、少し客観的に夫を見ることができたとき、その時の気持ちの変化で判断して欲しいと思います。


焦る必要はありませんからね。


まずは、自分の心を癒すことに専念して欲しいと思います。



私も今回の出来事は、一生消せません。記憶には残り続けるでしょう。


でも、必ずその辛い出来事は風化していきます(出来事に対する心の傷の風化)。


人の心にはちゃんと回復力が備わっているんです。


そして、いつかその辛い出来事さえも、必ずバネにして今後に活かしていくつもりです。



読むだけでカウンセリング