やっぱり槇原敬之が好き
「槇原敬之が好きだ」と言ってもいいのか悩む時代ではある。でも、大好きな歌手のひとり。いろいろあったけれど、彼の歌に励まされて、一緒に過ごしてきた過去を誰にも否定されたくはない。1991年に「どんなときも。」でブレイクして、「もう恋なんてしない」「世界に一つだけの花」など名曲はたくさんあるのだけど、私が一番好きなのは、「遠く遠く」です。ご存じの方も多いと思いますが、この曲は、地元を離れた人が、故郷にいる友人を想いながらも、自分は東京でがんばっていくんだ、まだまだがんばりたいんだ、という決意表明とか、友人や故郷への想いが綴られていて、でもさみしさも感じる曲なんです。彼自身のことでもある歌詞なので、マッキーも東京で頑張ってるから、自分も今いる場所でがんばろうと思えるし、励まされる気がするんです。しかし、私はこれまで地元を離れて遠いところでがんばる、という経験がないのである。それでも共感できるこの歌を、地元から遠く離れた場所でがんばっている人が歌っているのを聞いて、不覚にも泣いてしまった。同世代の彼は、カラオケで歌うぐらいだから、きっとこの歌に励まされてきたんだろうな、共感できるところが私なんかよりたくさんあるんだろうなと思うと、こみ上げてくるものがあった。素人がカラオケで歌っても素晴らしいこの歌を、いつか本人が歌うところを聴きに行きたい。槇原敬之が好きだと言ってもいい時が再びやってくるのだろうか。Toku Toku (2012 Remaster)Provided to YouTube by WM JapanToku Toku (2012 Remaster) · Noriyuki MakiharaKimi Ha Boku No Takaramono℗ 1992 WARNER MUSIC JAPAN INC.Arranger, Composer, Lyric...www.youtube.comSMILING~THE BEST OF NORIYUKI MAKIHARAAmazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}