大洗町に行きました
雪が降りしきる渋谷から、茨城県の大洗町に行きました。渋谷からは3時間かかります。
茨城県 大洗町も東日本大震災での津波で大きな被害を受けましたが、復興に頑張っています。
今年の10月にITF 男子フューチャーズ$15,000大会開催の開催に向けて準備をしています。
打ち合わせ会議の前に、大洗の有名店「かあちゃんの店」で。しらすの釜揚げ丼をいただく。
大洗の海産物は、新鮮でおいしいです! このほかにも、おいしそうな海鮮丼がたくさん!
そして、大洗町の小谷町長、大洗町スポーツ振興課の皆さんと、有意義な会合を2時間
会議を終えて、帰りは「特急フレッシュひたち」で、これなら、渋谷まで2時間20分。
大洗までは、常磐線で水戸で乗換て、鹿島鉄道で大洗まで、時間はかかりますが、
アクセスはとても簡単。スイカを使う場合は、水戸で乗換える際、改札を出ることを
お勧めします!大洗までスイカで行くと、後での清算がとても面倒になりました。
大洗町の 男子1万5000ドル大会が楽しみです。今後とも開催まで応援したいと思います。
メルボルンから恵比寿
もう少全豪オープン委に滞在して、錦織圭、伊藤竜馬の大躍進を見届けたかったけれど
日本での仕事が待っているので帰国です。メルボルン空港を早朝6時発のフライトなので
ホテルを4時にチェックアウト(日本時間 深夜2時)。寝過ごすと大変なので、徹夜です。
シドニー乗継で、メルボルンから13時間。成田に夕方5時着。すぐに成田エクスプレスに乗車。
息をつくまもなく、携帯ピーピー、会議&企画資料がメールでワンサカ着信、大急ぎで対応中。
7時から恵比寿で、在京の報徳学園高校テニス部の新年会。前回すっぽかしで1時間遅刻。
今回も遅刻必至、恵比寿の駅前の「Nao Salon」を横目に、大急ぎで豆腐料理「空の庭」へ。
15分遅れで来店。「空の庭」」は中高時代ライバルだった甲南の村上宜史(写真右端)のお店。
左から、神出雄、立花勝、私、和田薫一郎、細井コーチ、大津豊、梅津乾三、そして村上宜史
今回も集まりましたねえ。高2まで同級生の大津豊と、22年ぶりの再会は、嬉しかった!
メルボルンから直行で疲れていたものの、皆の人生修羅場談義で、夜までノンストップ。
20年以上たっても、対戦仲間、チームメイトの再会って、いいですね。
全豪オープン(2日目)
錦織圭が順当に1回戦を 6-1 7-6 6-0 で初戦突破した6番コートに、ワイルドカードの
伊藤竜馬の試合。 見ている方も脳震盪を起こしそうな暑さの中、勝利を信じて応援です。
イタリアの30歳、スタラチェは62位。特に武器はないが、安定したグランドストローカー。
第2セットは単発なミスでセットを落とすが、終始集中力を維持して、攻撃する伊藤竜馬。
ワイルドカードで初の全豪オープン本戦を 見事に 6-3 4-6 6-3 6-4 で初戦を突破!
終始笑みが絶えない伊藤にコートインタビュー。 ワイルドカードで勝ってくれるのは最高です。
全日本チャンピョン(複)の伊藤竜馬の勝利を、全日本選手権スポンサー「ニッケ」の皆様と応援。
ニッケインドアの千野社長、立川氏、皆様との酷暑の観戦、お疲れ様でした。ほんと暑かった。
私は、多くの選手、関係者との打ち合わせも終了し、全豪オープンでの仕事を完了しました。
今回も、少し試合観戦しただけで、日焼けしました。これから東京に戻り、翌日に役員会です。
全豪オープン(本戦初日)
オーストラリアン オープンが始まりました。「今日から天気が危ないぞ!」と騒がしい。
天気が悪くなるのではなく、日差しと紫外線が「ガンガン」に厳しくなるという意味です。
気温31度、2日前との気温差20度。今日は日焼け止めタップリで会場に出かけます。
本日は、日本女子選手「伊達」と「森田」が8番コートで第1&第2試合で登場しました。
全豪オープンの8番コートは、WOWOWOの国際生放送対応コートなので、日本選手が
よくスケジュールさます。しかし日本選手には相性の良くない8番コートとも呼ばれます。
クルム伊達公子の対戦相手は、ダニリドゥ(ギリシア)29歳。現在86位ですが、
最高は12位まで上がったベテラン選手。スライスととドロップショップを多用する
テクニックは健在。今日は伊達らしくない「守りのテニス」 3-6 2-6 完敗です。
タイミングよく観戦できる時間帯だったので、村上武資 監督と応援。伊達の不調と
ダニリドゥが伊達にストロークをさせない上手い展開を先行されました。とても残念。
引き続き、森田あゆみ vs セトコブスカ(チェコ)。相手はシードとは言え 32シード。
第1セットは安定したストロークで森田が確実にポイントを重ね、勝機がありましたが
第2セットからは調子が続かず、6-3 1-6 5-7で敗退。森田にはグランドスラムで
1回戦の壁が厚く、今度こそ全豪で勝たしてあげたい!と祈るのですが、とても残念。
残念が2試合続き、女子シングルスは初日にして全日程終了。しかし、期待のニュース。
予選負けの奈良くるみがラッキールーザーで1番目。他力本願ながら・・・ちょっと 期待。
明日は、錦織圭と伊藤竜馬が登場。試合コートは魔の「8番コート」ではなく、
「幸運の6番コート」にしましょう。11時から(日本時間9時)から始まります。
アジアの晩餐会
私がグランドスラムに行くと、アジアの審判員が時間を調整して集まってくれる慣習があります。
アジアの審判員は、世界的にはマイノリティーなので、アジアは1つの国のような仲間になります。
私は審判を引退しましたが、この慣習は現役の審判員によって続いており、本戦前夜に集合です。
全豪オープンのアジアの審判員は、日本、中国、韓国、台湾、インド、イランから。今夜は、
直前の招集でしたが、忙しい予定の中、ほとんどの審判員が時間を調整して集まりました。
全豪オープンでは、審判の宿泊はアパートメント タイプの部屋なので、各自が自国の料理を
部屋で作ったり、買ってきたりして、「Asian Dinner(アジアン ディナー」という会を開催します。
「オイシイ」、「辛い」、「肉は牛?豚?羊?」、あらためて食文化を理解する楽しい機会です。
7時から、審判だけが知ってるウラ話集で大盛り上がり、気付けば10時。明日に備えて解散です。
メルボルン市街地の夜のライトアップは、ゴールドラッシュ時代にタイムトリップしたかの光景です。
明日の試合開始は11時。予想気温は16~31度と、全豪オープンの天候に上昇してきました。
8番コートで、クルム伊達公子(第1試合)、森田あゆみ(第2試合)の試合。2人とも頑張れ!
メルボルン市街地
夕方(6時で、この明るさ)メルボルンの繁華街を歩いていました。メルボルンのランドマークと言えば、
フリンダース駅。1850年代にゴールドラッシュがあり、移民を輸送する発着駅として建築されました。
人口2万人の都市が30万人都市になり、現在はこの駅は、メルボルン近郊に通勤駅となっています。
駅の正面に、メルボルン市内で行われるいろいろなイベントのチケットボックスがあります。
メルボルンでの1月のメインイベントは、「全豪オープン」。チケットセールスの大宣伝です。
昨年優勝し世界1位になったジョコビッチですが、ナダルを中心にPRしてますね。KIA効果かな
市街地の現代的&歴史的な建物の前をトラム(路面電車)も走リます…馬車も走ります。
今日はイスラム教徒の大行進がありました。数千人が真っ黒の服装で歩くと異様な空気でした。
しばらく、市内のカフェ(右上)で午後ティー。道向かいのビルを懐かしく眺める(下の写真)。
このビルの上部階層は、モーテル(ホテル)で、私が全豪オープンで働き始めた20年前頃に
宿泊費が安かったので、ここに泊まっていました。便利だが、狭く、キレイではなかったなあ。
次はブログは、今日ブラブラ歩いた会場のことを少し書こうと思います。
全豪オープンに来ました
13日(金)、1週間ぶりに朝から渋谷の日本テニス協会の渋谷のオフィスで仕事をしてから
夜行便(シドニー経由)で、本日14日(土)の昼頃に オーストラリア メルボルンに来ました。
私の高校時代1987年から1年余り、このメルボルンに留学していたので、懐かしい風景です。
街並みは年々近代化するものの、歴史的な建物や個性的な交通機関は変わりません。今も
トラム(路面電車)が走り、その横を馬車が走っています。
さっそく、全豪オープンが開催されるメルボルンパークへ。本日は12:30から予選決勝。
打ち合わせを終えると、ちょうど、奈良くるみと 杉田祐一が試合コートへ向かっていました。
杉田はグランドストローク中心のクツネソブと対戦。杉田の攻撃的なフォア&バックも絶好調。
攻撃的なグランドストロークで、相手は完全に抑え込んでいたのですが…第2セットに続かず
奈良と杉田、本戦が目前でしたが、チャンスを逃してしまいました。とは言え、特に昨年のデ杯頃から
杉田が強くなっています。体も相当鍛えているのが、コートサイドからもわかります。グランドスラムは
出場しながら、この環境への順応性も必要です。杉田なら来年は本戦選手だと大きく期待しています。
杉田の試合をベースライン付近で見ていると、対戦相手のクツネソブがデュースサイドでサーブを
するときに、なんども微妙なポジションでサーブをする選手だなと。これは審判も大変ですね。
日本の審判の皆さんも杉田の試合が気になりコートサイドへ。グランドスラムに選ばれる審判は
全世界から来ますが、選考倍率が何十倍という激戦をクリアしています。選手同様に狭き門で
世界に挑戦し、全豪には4名の日本人がいます。今年は赤のラコステがユニフォーム、派手だ!
夜は日本の審判員の皆さんと、チャイナタウンで激励会。大量に注文しても5人で1万円しません。
(右上写真で右から)、河野さやかさん、辻村美和さん、私、大原泰次郎さん、鶴淵志乃さん。
なんだか、とても疲れて、ホテルで撃沈。明日に備えます。