超自己満足的自己表現 -440ページ目

四神降臨 第3章 覚醒の兆し (7)告白と目眩

東宮妃 「え?どういうことですか?」


と、龍哉の話を聞いた麻耶姫が聞き質す。


「僕は帝の孫ではあるけれど、父は亡き先の東宮ではありません。母は元伊勢斎宮、そして父は龍神なのです。ですから僕は半龍半人。ここにいる侍従、巽龍磨(たつみりゅうま)は人じゃなく、僕を守護する者、守護龍。姫は黒の勾玉をお持ちでしょう・・・。僕は青を、安倍西斗は白を持っています。これは四神に関係する者の証。そして姫は玄武。姫が小さい頃より持っている癒しの力は玄武による力。それだけではありません・・・。使い方を間違えれば、絶命させることもできるらしい。ですから・・・。」


龍哉は急にめまいがし、脇息にもたれかかる。


「龍哉様!」


龍磨がかけより、龍哉の様子を伺う。


『多分昨夜の後遺症が今頃出たのかも知れんな・・・。とりあえず、龍磨、龍哉様を寝所へ・・・。』


と白老が龍磨に指示をする。


「い、犬が・・・こ、言葉を・・・・。」


麻耶姫は白老が話すのを見て絶句するのである。


『し、失礼な。わしはあんな低俗な生き物と一緒にするではない!わしはれっきとした式神、白狼。ここにいる安倍西斗の式神だ。犬ではない!狼だ。あと数百年生きることが出来たら、大神といっても過言ではないが・・・。わしの発祥は大和国三輪山の大神大社。そこで式神として生まれ、代々陰陽師家系安倍家に仕えてきた式神だ。あのような吠えるしか能のない犬と一緒にするな。』


そういうと、白老は歩き出し、龍哉の側で様子を伺う。そして西斗以外で初めて龍哉の側に寄り添い、腰をおろした。


『西斗、龍哉様のご気分がよくなるまでこうしていたい。なんだかこの私でも不安でしょうがない・・・。きっと何かある・・・。何かはわからぬが、大きな邪気が迫っている・・・。西斗、悪いが・・・。』


そういうと、あごを龍哉の胸の辺りに乗せじっと龍哉の眠っている顔を見つめているのである。


つづく・・・。

例の自作小説のイラスト完成したの?


四神降臨 4人完成図
もちろん完成済み。

でも気に入らない。

主人公の顔が違う。

でも何度もなおしても直らない。

諦めて完成としてしまった・・・。

やはり私はO型人間。


きっと仕事としては成立しないであろう。

趣味だから許されるんだろう・・・。


これを一部拡大して挿絵として使用することにしたんだけど、拡大すると画像が乱れて無様・・・。はう・・・。


自分としては朱央くん(一番右)が気に入ってるんだけど・・・。4人いっぺんに気に入ることってないなあ・・・。





はあ・・・。

今日は旦那は飲み会・・・。

もう午前様決定だわねえ・・・。


大阪まで迎えにいかなあかんのかい?

大阪梅田まで!!!


眠たい・・・・・・。

経費でおとしてタクシーで帰って来いっツーの!!!


結局タクシーで帰るそうです。だって居眠りで私が事故ったらいけないじゃないですか・・・。

四神降臨 第3章 覚醒の兆し (6)生と死の神

あの魔物の件の後、夜が明け、東宮侍従安倍西斗が出仕してくる。もちろん懐には白老。龍哉は東宮付の女房たちを下がらせ、昨夜の出来事を話す。



「白老。お前の意見が聞きたい。西斗、白老をここに・・・。」「御意。」



西斗は懐から式神白狼を出し、龍哉の前に座らせる。そして昨日のことを詳しく話す。



白老 『なるほど・・・。ついにそのような魔物を使わせましたか・・・。本当に危のうございました。そのまま契りがあったとすれば、龍哉様の力は消滅していたかもしれません・・・。他に何かされませんでしたか?』

「くちづけをされたが・・・。あとは左頬に引っかき傷・・・。」



白老は考えつつ、溜め息をつく。



『多分何もないとは思いますが、肌のふれあいから力を奪ってしまう術があるのも確かなことで・・・。当分様子を見られたほうがよろしいかと・・・。多分守護龍が封じ込めることが出来たくらいの魔物であれば、そう大して力のある魔物ではないでしょうなあ・・・。』

「なあ、白老。麻耶姫に、僕の秘密を話したほうがいいのかなあ・・・。麻耶姫は気がついていないようだけど、姫は玄武を宿っている。そして不思議な力を持っている。また昨日のようなことがあっては困る。」

『はい・・・。その方がいいかもしれません。あの姫も龍哉様、西斗と同じ四神の勾玉を持つ者・・・。特に玄武はこちらにつかないと大変な目に遭うことが・・・。』

「大変な目・・・・?」

『玄武は生と霊を司る神・・・。霊とは死を意味する。玄武の力を持てば、生かすことも絶やすことも容易い事・・・。魔王に玄武が付けばどうなるかお分かりですか?龍哉様・・・。』



龍哉は白老の言葉にハッとする。



魔王に付けば死の神になりえるということに気づいたのである。



龍哉は麻耶姫に四神についてを、そして自分や西斗、龍磨、白老のことを包み隠さず話すことに決めたのである。

お久しぶりの制服を・・・。 CAと防大校内制服(?)

四神降臨のイラストは完成していますが、結構気に入ったものができたので、そちらを先に世に出そうと思います。



雅CA
CA(キャビンアテンダント・・・まあいうスッチーさん)&防衛大学校の校内で着る制服(たぶん詰襟の中身^^;)の取り合わせ・・・。

普通なら全然共通点のない取り合わせなんですが、『創作広場』のほうで連載中の自作小説『夢~防大編』の最終章のひとコマ・・・。主人公(右)、防大生の孝博君の彼女はCAになるって設定なので、こういう取り合わせになっちゃいました^^;

高校編のときの主人公と比べて、だいぶん大人顔にしたつもりですが・・・。どうかな・・・。一応20歳なので・・・。


おい。四神降臨の通常挿絵描けよと自分で突っ込みながら書いていました^^;

だって最近の四神降臨は描けません・・・。鬼や物の怪など・・・。ほほほほ・・・・・・・・・・・・。(誰か物の怪だけでも描いてくれないかな・・・。コラボ出来たらいいなあ・・・。いないよなきっと・・・。)


描く意欲が減退中なので、これにて御免!


あ、高校時代の主人公君ですよ^^


孝博















別人だねえ・・・・・・・。技法も少し変わったし・・・。はう・・・。

自作小説「四神降臨」 四神関連キャラ お絵かき (2)主線完了!


四神降臨主線
ペン入れ終了!

といっても汚いですねえ・・・


ガタガタ・・・。


下絵とちょこっと表情が変わっています。


気づいた人はすごいです^^;



これから墨を入れていきます。

そしてトーンとかを貼り付けて完成!



次回は完成図を・・・。


うまくいくかなあ・・・。





うまく行けば携帯の待ち受けだ!!!

四神降臨 第3章 覚醒の兆し (5)魔の契り

東宮龍哉 いいか・・・
玄武と青龍の契りを阻止せよ・・・
そしてお前の姿で青龍の皇子を・・・
お前が契れば皇子の力は消滅する・・・


魔王より解き放たれる魔の手。


今日は新月の夜。

龍哉の寝殿に忍び寄る黒い影・・・・。

寝殿中央の御帳台で横になる龍哉。

そして昼夜問わず側に控える守護龍・龍磨。


龍磨はふと表のほうに気がつき、立ち上がる。

扉がカタンと開き、黒い影が入ってくる。


「そこにいるのは誰だ。ここは東宮様の御寝所。限られた女房以外の立ち入りは禁じたはず!」


龍磨は明かりを持って気配のするほうを照らす。明かりに照らされた人影・・・。


「麻耶様????」


その姿は東宮妃になるべき姫君麻耶姫。

御付の者を従えず、先触れの者なしにやってくるなどありえない。しかし姿は麻耶姫。おかしいと思いつつ龍磨は平伏する。


「下がって・・・。東宮様はもう眠ってしまわれたの?」
「はい、すでに御帳台にて・・・。」
「そう・・・。あなたは下がりなさい。私が東宮様の側に・・・。」
「しかし・・・。」
「下がりなさい。私は東宮妃になるのよ!私がこうしてわざわざここに来るということがわからないの?」


仕方なく表に出て外の廊下に座る龍磨。


麻耶姫の姿をした者は龍哉の御帳台に入る。そして小袖姿となり、龍哉の布団の中へ・・・・。龍哉は気がつき、起き上がると顔を真っ赤にして離れる。

「ひ、姫・・・!?」
「同じ御所内にいるのに相手をしてくださらないので寂しいのです・・・。ですから・・・。」

そういうと龍哉の胸元に飛び込む。

そして龍哉にくちづけ・・・。


「いずれ私はあなた様の妻になる身・・・。遅かれ早かれ・・・ですから・・・・龍哉様・・・。」


龍哉はハッとする。

そして自分からその者を引き離すのである。


「麻耶姫じゃないな!麻耶姫は僕の本名を知らない!麻耶姫は僕のことを和仁または東宮と呼ぶ。何者!龍磨!どこだ!曲者だ!」


曲者は龍哉を押し倒す。

龍哉がこの者を引き離そうとしても相当な力。

女の力ではない。


これは魔物か・・・・。


龍磨は急いで寝所に入ってくる。


「龍磨!変化(へんげ)を許す!この者は人ではない!龍磨!」


龍磨は龍に変化(へんげ)する。変化したと同時に龍哉の勾玉が光る。


ギャ~~!!!!


魔物は麻耶姫の姿から鬼の姿になり、御帳台から飛び出し転げまわる。


「龍磨!この物の怪を黄泉へ戻せ!!!」
「御意!」


『結!』


龍磨は魔物の周りに結界を張り、呪文を唱える。龍磨の体は青白く光り、結界は青白い炎に包まれる。

『滅!』


ギャ~~~~~~!


その言葉とともに青白い炎は消え去り、魔物は跡形もなく姿を消す。龍磨は元の人型に戻り、龍哉のもとに駆け寄る。


「龍哉様、お怪我はございませんでしたか?」
「いや・・・。少し引っかかれた程度だ・・・。僕が覚醒さえすれば・・・。あれくらいの魔物を倒すことぐらい・・・。危なかった・・・・。ありがとう龍磨・・・・。」
「いえ、これが私の役目・・・・。しかし、麻耶姫と思い、龍哉様の御寝所に入れてしまった私にも責任が・・・。」
「いいよ・・・実はこの僕もわからなかった・・・。あの魔物が僕の本名を言わなかったらね・・・・。」


一方手下を向かわせた魔王は手下の邪気がなくなったことに気がつき、計画が失敗し、悔しがり暴れまわる。そして次の計画を立て直すのである。




追伸:挿絵は改めて添付いたします。(たぶん・・・。アメブロの調子がよければ^^;)





自作小説「四神降臨」 四神キャラ挿絵 (1)超下書き


四神降臨下書き
これが私の下書き状態^^;お恥ずかしいんですが・・・。

あまりにも線がありません・・・。描きながら消していくので^^;


一応レイヤー2枚を重ねた状態・・・。


さてこれがどういうふうに変わっていくのか、バレンタインイラストのようにレポートしていこうと思っています。

まあいう私の記録のようなもの・・・。


実は左の陰陽師安倍西斗君(白虎)に陰陽師の札を持たせていたんですが・・・なかなかデッサンがうまく行かず、狭さもあり、断念しました・・・。


右の朱央君(朱雀)もはじめの絵よりも大人になってますねぇ・・・。まあ一番年上さんなのでいいんですけど・・・。


4人を入れるとなるとはっきり言ってぎゅうぎゅうですねえ^^;


普通の挿絵描けよって自分で突っ込んでいました。これって使えないよう・・・。綺麗に描けたら携帯の待ち受けにしよう・・・。



設定イラスト

一応載せておきます。


青龍皇子と守護龍 玄武の姫君
西斗&白老二 源朱央

さてどんな絵になるかなあ・・・。

私も楽しみ・・・。


さあおやすみなさい・・・。




四神降臨 第3章 覚醒の兆し (4)入内

 帝は右大臣に龍哉の母宮を降嫁させる事を断った。右大臣は怒り、右大臣の位を返上した上で帝にこう申し上げる。


「後悔なさいますな・・・・主上。きっと後からエライ目に遭うであろう・・・。くくくく・・・。ひとまず今回は引き下がろう・・・。」


おとなしく引き下がる右大臣、いや魔王・・・。


そして迎える近衛家の姫君の入内の日。

この日はいつもの違った空模様。


玄武の姫君 春の温かい日差しをいっぱいに浴びて、姫君は東宮御所に入内した。都中は久しぶりの豪華な行列に心を和ませる。しかし婚儀は未定。姫君は東宮御所の東側の部屋を与えられ、久しぶりに会う東宮のいる寝殿に挨拶に訪れる。


相変わらず東宮の側には2人の東宮侍従が控え、様子を伺っている。東宮龍哉は上座に座って近衛の姫君を見つめて微笑む。


「お久しぶりでございます。和仁様。関白一の姫、麻耶でございます。」
「姫、よく来てくださいました。まだ婚儀は決まっておりませんが、本日よりこの御所を姫の邸と思って気兼ねなしにすごしたらいい。内裏や後宮と違ってここは堅苦しくないから安心して。」


入内はしても婚儀の日取りはまだ決まっていない。というよりなかなか決まらないのだ。


この入内、表向きは東宮の後見問題に終止符を打つためであるが、裏向きは四神のうちの三神を集めたというべきであろうか・・・。



どこにいるのかあと一神、朱雀・・・・。



あるところでは魔物たちが行動を起こそうとしている・・・・。

四神降臨 第3章 覚醒の兆し (3)帝の考え

都中は右大臣の要求の噂で持ちきりである。


(聞いたか、右大臣殿は元斎宮の姫宮様を御所望だそうだ。)
(聞いた、聞いた・・・。まあ、あの姫宮も三十路になってもいまだ
嫁がれていないのだから、良いのではないか?)
(姫宮と引き換えに引き続き帝の後見と、東宮の後見を申し出たそうだよ・・・。)
(東宮の後見は関白近衛殿と聞いていたが?唯一の姫君を東宮に入内させると・・・。副臥役の姫だしなあ・・・。)


関白はゴホンと咳をして殿上し、帝の御前に平伏し、帝に申し上げる。


「右大臣の件、私の耳に入ってまいりました・・・。どうなさるおつもりでしょうか・・・。東宮の後見に関しては当家近衛家だけではなく、他の五摂家、九条、二条、鷹司、一条家が協力し、責任を持ってさせて頂きたいと申し上げましたが・・・。」
「んん・・・わかっておる・・・。しかし・・・私に右大臣殿の後見がなくては東宮に譲位することも出来ない。だが、姫宮をあのような者に与えることなど・・・。」


帝は関白を御簾の中に入れ、小声で話し出す。


setakarahasi 「関白は存じておるように、姫宮は東宮の母。しかし、何故あの者はまだ若い姫宮がいるというのに三十路になった姫宮を欲しがるのだろうか・・・。姫宮の妹宮達はみな姫宮に負けず劣らず美しく成長した姫宮たちばかり・・・。それなのにどうして・・・。」


帝は右大臣の要求が不思議でならなかったのだ。もちろん関白も同じなのである。


「関白殿、あなたの東宮後見の話は存続していただきたい。もちろん半年後の姫君入内もそのまま・・・。関白殿・・・。姫宮の件に関してはもう少し考えてみようと思う・・・。麻耶姫のお妃教育・・・頼みましたよ。おお、そうだ。東宮が姫君を気にいったようであるから、佳い日を選んで御所に遊びに行ってはどうか?きっと東宮も喜ぶであろう。東宮妃として決まったも同然なのだから。」
「御意・・・。」



関白は平伏し、近衛家の姫君麻耶姫の入内のための準備を改めて始めたのである。

犬と触れ合いたい・・・。


白老 小1のころから犬を飼っていました。

はじめはスタンダードのコリーの女の子。

そして高校3年のとき当時流行っていたハスキー犬。


つい最近までハスキー君は生きていました、13歳だったかな・・・。


そのころはよくハスキー君で犬のデッサンをしていました。

だから見ずに犬を描けたんですが、

結婚して住まいはマンション。

今でこそここはペット可でしたが当時はだめ。


大好きな犬を飼えず、今に至る。


ですから、今日UPした狼さんのデッサンには時間を費やしてしまいます。



そういえば、小学校のころ、「銀牙」って言う漫画が好きで集めていました。全巻持ってたなあ・・・。今「ウィード(でしたっけ?)」った言うので続編がありますよね。1巻だけ買ってそのまま・・・。思い出しちゃったよ・・・。あとマキバオーも全巻持っていたよ。それくらいかなあ少年誌の漫画は・・・。


今はこれといって買っている物、好んでいる物は少ないけどね・・・。

唯一ジャパネスクぐらいかしら?


平安系や何かお勧めの本があれば教えてください。ちょっと少年陰陽師が気になるんですけどね^^;はまったら大人買いしてしまうので・・・。ちょっと控えていますが・・・。


ははははは・・・・・・・・。


あぁ、「きらきら馨る」が完結したときは泣きそうでしたけど・・・。なんだか心寂しいというかね・・・。だから小説書き出したのかなあ・・・。