ナンヴヒロコ実験室の室長、ナンヴです。
毒親育ちさんが、友だちにそのことを相談して言われるとつらいのが、
でも親だしね…
とか、
親は大切にしないと…
みたいなことです。
そんなの、毒親育ちじゃないから言えるんじゃん!
と、思いますよね。
でもね、毒親育ちを卒業すると、
「母親を嫌いな人はいない」
みたいなことの意味も納得できるようになります。
信じられないでしょ?
あんな親、大っ嫌いに決まってる!
墓場まで持って行くんだ、この気持ち!とか、思ってるでしょ?
わかります。
私もそうだったから。
でも、母親を嫌いになった理由ってのがあると思います。
そのNO.1が、
自分のことをわかってくれなかったから
かと思います。
好きなものを認めてもらえず、全部捨てられた。
洋服を選ぶ権利をくれず、母の好みのものを買い与えられた。
つらい時、味方になってくれなかった。
私は、この「つらい時、味方になってくれなかった」が強かったです。
私の暗黒時代、中高生の時、いじめられた私に対して一切味方をしてくれ「あんたが悪い」と罵りました。
この気持ちは絶対に消せない。墓場まで持っていってやると思っていました。
テレビに出た時にも、その話をしました。
→ テレビに出たら大変なことになると思ったら、そうでもなかった
でも今は、そのことは割とどうでも良いです。
いやー、こうなるなんて、本当に思ってなかったですねー!!
そしてこういう、母を、他人をゆるせる、気にしなくなって思うのが、
みんな、お母さんってだいすきだよな
ということです。
母親なら、優しくして欲しい。
自分のことわかって欲しい。
本当にピンチの時にはいちばんの味方になって欲しい。
テレビCMとか、そうじゃん!!
みたいな。
(だからテレビ見るのやめようって言うんだよ…、私は)
なんで母親のこと嫌いになったかって、
だいすきなお母さんなのに、自分に優しくない。
だいすきなお母さんなのに、自分のことわかってくれない。
だいすきなお母さんなのに、本当にピンチの時に味方になってくれなかった
からなんですよね…。
で、
お母さんなんて大っ嫌い!!
と、なるわけです。
だから、やっぱり、母親のこと、みんな好きなんですよ。
そこに降参できるかどうか。
なんだお母さんのこと、好きなんじゃん、私。
だせぇ…。
そんなダサい自分を許せるかどうか。
そこが、自分と向き合って、自分軸を作って、モラハラも毒親も怖くない自分で生きるカギだと、私は思っています。
毒親と気付いてから仲良し親子になるまで
→ ヒロコ・ロス
世界は、一歩踏み出したひとの
味方ですよ
ナンヴヒロコでした♡