ニューヨークダウ最高値(バブルの兆し)
マニアックな読者の皆様、お早う御座います。米国市場は債務危機や金融緩和縮小を他所に空前の上昇を見せている。ドルは反転…98円/$を回復。米国株:S&P500とダウが最高値、好決算と緩和継続期待で記事をメールで送信記事を印刷する記事映像共有/ブックマークShareGoogleチェックTwitterシェア10月29日(ブルームバーグ):米株式相場は上昇。主な株価指数は最高値を更新した。ファイザーやザイレムなどの業績が予想を上回ったことが支援材料となった。景気減速を示す経済指標を受け、金融当局が緩和策を維持するとの見方も強まった。ファイザーは上昇。同社はコストを削減したほか、売り上げを伸ばした。通期業績見通しを上方修正した上下水道関連会社のザイレムは急伸。IBMも高い。同社は自社株買い資金を150億ドル(約1兆4700億円)積み増した。S&P500種株価指数は前日比9.84ポイント(0.6%)高の1771.95で終了。高値更新は3営業日連続となった。ダウ工業株30種平均は111.42ドル(0.7%)上昇の15680.35ドルと、9月18日に付けた最高値を上回った。ハンティントン・アセット・マネジメント(オハイオ州コロンバス)の最高投資責任者(CIO)、ランディ・ベイトマン氏は「良いニュースは悪いニュース、悪いニュースは良いニュースというシナリオを金融当局は作り出したようだ」と指摘。「月850億ドルの国債と住宅ローン担保証券を購入するプログラムを維持するとの期待は、住宅市場を引き続き支援するだろう。市場はそれをかなり前向きにとらえるはずだ」と語った。過去15日のうち13日で上昇S&P500種 は過去15営業日のうち13営業日で上昇。企業決算が予想を上回っていることや、景気減速で金融緩和が継続されるとの思惑がが背景にある。年初からの上昇率は24%となっており、この水準で年末を迎えれば年間としては過去10年で最高となる。ブルームバーグが今月実施した調査では、16日間に及んだ政府機関の一部閉鎖で経済成長が少なくとも240億ドル押し下げられ、緩和規模の縮小は来年3月に先送りされると予想された。9月の小売売上高は0.1%減少。特に自動車・同部品は2012年10月以来で最も落ち込んだ。9月の米生産者物価は市場予想に反して下落した。食品の値下がりを反映した。10月の米消費者信頼感指数は前月から低下。2011年8月以来の大幅な落ち込みとなった。議会での予算協議の行き詰まりや債務上限問題が影響し、先行き不透明感が強まった。全米20都市を対象にした8月の米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)/ケース・シラー住宅価格指数は前年比で上昇し、バブル崩壊過程に入った2006年2月以来の大幅な伸びとなった。PERは4年ぶり高水準金融緩和を背景にS&P500種は2009年に付けた12年ぶりの安値 から160%超上げている。ブルームバーグがまとめたデータによると、営業利益見通しに基づく株価収益率(PER)は16倍と4年ぶりの高水準にあるものの、過去2回の相場の天井を付けた時点のPERは下回っている。2007年10月は16.5倍、2000年3月は25.7倍だった。S&P500種構成企業のうち、この日に決算を発表するのはファイザーなど39社。ブルームバーグがまとめた予想によれば、第3四半期の増益率は3.7%、増収率は2.4%となっている。これまでに発表した290社の増益率は平均で5.9%、増収率は3.6%。ウェルズ・ファーゴ・プライベート・バンクの株式戦略・調査責任者、ポール・マンガス氏は電話インタビューで、「輸出向けの海外市場の一部が安定しつつあり、米国内も緩やかながら回復が続いている」と述べた。「売上高は低迷しているが、ほぼ想定内だ。利益率は予想をわずかに上回っており、投資家の信頼感が改善する理由はある」と続けた。S&P500種のセクター別 では全10業種が上昇。通信サービス株と生活必需品株も上げが目立った。AT&Tは2%高と、ダウ平均の構成銘柄で2番目に高い上昇率となった。ファイザーは1.7%上昇。主力ワクチンなどの売り上げが伸び、利益が押し上げた。ザイレムは12%高と、S&P500種構成銘柄で上昇率首位。受注が伸びたほか、中国とシンガポールのプロジェクトが好調で、利益と売上高はともに予想を上回った。原題:U.S. Stocks Rise as Earnings Top Estimates Before FedMeeting(抜粋)然しながら、新興国市場は依然として軟調な推移を示していて本当に世界経済が回復しているとは決して言えない。そんな中で、米国市場ははサブプライムバブルを彷彿とさせる溢れたマネーが齎す根拠無き上昇とも言える。日本市場は、相変わらず主体性がなくニューヨークダウと為替依存の薄氷相場は続くであろう。本日も薄商いの中、米国株高を受けて先物主導で再度14500円の節目を試す(意識する)展開が予想されるが、本当に上昇トレンドに突入したとは言い切れず未だに疑心暗鬼が付き纏う。引け後雑感予想通りの展開で、特筆すべき点はありません。兎に角、10月に入って位から方向感なく先物主導で14000~14500円のボックスレンジを上下しているだけで、特段の材料がある訳ではなく、実体経済を鑑みれば、日々の上下動に的確な理由を見い出すのは無理があり、アナリストや経済ジャーナリストも日和見的なその場凌ぎの解説しか出来ないのが本音でしょう。日本株反発、金融や輸出、海運主導-リスク選好、円安好感も記事をメールで送信記事を印刷する共有/ブックマークShareGoogleチェックTwitterシェア10月30日(ブルームバーグ):東京株式相場は反発。米国の量的金融緩和策の継続期待や主要企業の好決算を背景にした欧米株高を受け、投資家がリスク選好姿勢を強めた。為替の円安推移も好感され、保険や証券など金融、輸送用機器など輸出関連、海運株など幅広い業種が高い。東証1部の売買代金 は、1カ月半ぶりの水準に膨らんだ。TOPIX の終値は前日比11ポイント(0.9%)高の1204.50、日経平均株価 は176円37銭(1.2%)高の1万4502円35銭。しんきんアセットマネジメント投信の藤本洋主任ファンドマネジャーは、「為替が円安に振れ、安心感が広がったほか、企業業績の上方修正に対する期待も大きい」と指摘。ただ、「安倍政権の成長戦略に対する期待感は後退しつつあり、積極的に上値を追う展開にはならない」ともみている。米量的緩和の継続期待や良好な企業決算を受けた29日の欧米株式は、ストックス・ヨーロッパ600指数 が0.4%高と3営業日ぶりに反発、米S&P500種株価指数 は0.6%高と4日続伸し、連日の最高値となった。世界の余剰資金が株式市場に流入する動きが強まっており、日本株も朝方から幅広い業種が買われ、午前後半には日経平均の上げ幅が一時200円を超えた。前日の欧米市場で発表された主要企業の決算は、米ファイザーの7-9月期の一部項目を除く1株利益は58セントと、ブルームバーグがまとめたアナリスト予想の平均を2セント上回った。ノキアの7-9月期純損失は9100万ユーロと、前年同期(9億5900万ユーロ)から縮小、アナリスト予想の平均(1億7150万ユーロ)より小幅だった。アジア高受け金融相場意識また、香港ハンセン指数 が一時1.1%高、中国上海総合指数が1.2%高などアジア株も堅調で、市場参加者の間でのリスク資産志向を後押し。ちばぎんアセットマネジメントの奥村義弘調査部長は、「海外主要株指数が高値を更新し、株式市場全体として再び金融相場の様相が強まっている」と言う。東証1部33業種は海運、その他金融、保険、証券・商品先物取引、金属製品、食料品、パルプ・紙、精密機器、輸送用機器、化学など29業種が上昇。輸送用機器など輸出関連は、きょうのドル・円相場が1ドル=98円台前半で安定推移、前日の東京株式市場終了時の97円54銭より円安に振れたことも支援した。個別では、2014年3月期の連結営業利益計画を従来比12%増の650億円に増額したオムロンが急伸し、1989年10月以来の高値を更新。来年度末をめどに国内4工場を閉鎖し、1600人を削減する方針を固めたとNHKが報じたJTも高い。JTはきょうの取引終了後、国内工場と人員削減策を正式発表した。通期営業利益計画を上方修正したタダノ、エクセディが上昇率上位に並んだ。アドテスト、新興市場売られる一方、鉄鋼、鉱業など4業種は下落。4-9月期の連結営業損益が80億円の赤字に転落したアドバンテスト、13年12月期の連結営業利益計画を下方修正したMonotaROは大幅安。未定だった14年3月期の連結営業利益計画は市場予想を下回る前期比20%減の1478億円を見込んだファナックも安い。ファナックについては、JPモルガンやUBS、みずほ証券などが弱気の投資判断を据え置いた。東証1部の売買高は概算で34億8076万株と9月19日(37億4897万株)以来、売買代金は2兆7214億円と9月13日(2兆7298億円)以来の高水準だった。値上がり銘柄数は1067、値下がり598。国内新興市場は、東証ジャスダック指数 が3.1%安の93.21と続落、マザーズ指数 が5.7%安の840.84と反落し、8月12日以来の下落率を記録した。この記事も今日の結果だけを述べるに留まっていて、これから年末に掛けての方向性などには触れる事も出来ない程予想しにくい状況である事は確かである。但し、新興市場は確かに下落していて、日経ダウ銘柄に乗り換える動きがあるのは事実…詰まり、単純な循環物色なのでこういったケースでは出来高が伴う事はなく、決して本物の上昇相場にはならないというジンクスや実際にデータもあり、この水準で買うリスクは極めて高い。詰まり、海外ファンドや投機筋が本当に日本株に投資するには不確定要素が尚多く、昨今の出来高を伴わない薄商いが未だに思い切った日本株購入には向かえない事を表している。 naniwa335