マニアックな読者の皆様、お早う御座います。

台風の連発で気分も晴れない今日この頃です。
伊豆大島の被災者の方々にお見舞い申し上げます。

さて、時々読者さんのご意見や質問がメッセージボックスに入るのですが、最近は向精神薬や精神医療に関してのものも散見される様になりました。
断薬方法や、薬剤に関しての専門的な問い合わせもありますが、僕は素人なので誤った情報を提供しないとも限らない為に個別の質問にはお答え出来ない事を御了承下さい。

ただ、鬱病というものに関しては、そんなものの存在自体が疑わしいと言うのが僕の主観であり、これ程科学的裏付けを全く伴わない曖昧な病名はないのではないでしょうか?

個人的には、BZD系の向精神薬を処方された経緯がありますが、飽く迄も耳鳴りの症状を緩和するものであって病名はなく「不安からくる若干の抑うつ状態で鬱病じゃないから、安心して下さい。」と言われた記憶があります。
「うつ病という診断は民間保険にも加入しにくくなったり、就職も困難になるので安易には下しません。」…今、考えるとこの神経内科医は全うだったと言えます。

ところが、精神医療に関するブログやサイトでは「躁うつ病」「統合失調症」「PTSD」「ADHD」「双極性障害」など様々な病名が安易に付けられている様にしか思えない。
精神医療に於ける病名は素人目から見てもも科学的エビデンスを伴わない稀有なジャンルだと言えるでしょう。

  うつ病の概要(Wikipediaより抜粋)

一般に広く知れ渡っているが、以前は「怠け病」などと呼ばれ理解する人は無に等しかった。

今現在でも、特に軽度のうつ病の場合、怠けているだけと思われることが多い。


かつて日本で主流であったドイツ精神医学では、精神疾患を大きく外因性、内因性、心因性と原因別に分類し、うつ病はその中でも内因性うつ病という名で内因性疾患に分類されていた。

アメリカ合衆国の操作的診断基準であるDSM-IV-TRでは、「大うつ病性障害」(英語:major depressive disorder)と呼ばれている。majorを「大」と訳しているので誤解を生じやすいが、これは落ち込む程度の大、小のことではなく、「主要な」あるいは、「中心的な」という意味でのmajorである[1]。「(小)うつは病気ではないが、社会生活に支障をきたすほどうつが悪化すると、これは精神疾患である。」という意味ではない。DSM-IV-TRでは、症状の重症度について別の基準で評価することになっている。

うつ病は、従来診断においては「こころの病気」である神経症性のうつ病と、「脳の病気」である内因性うつ病と別々に分類されてきたが、2010年現在多用されている操作的診断では原因を問わないため、うつ病は脳と心の両面から起こるとされている。

大人の病気として意識している人が多いが、子供でもうつになる場合が十分有る。 例として いじめ等の自殺行為は、重度に発展したうつ病による可能性が高い。 小児を対象にした、小児心療内科というものも存在する。

又数ヶ月以内の自然回復率が50%を越えるため、各種治療法の有効性の判断は難しい[2][3][4][5]

「脳の病気」という面では、セロトニンノルアドレナリンの不足を原因とする仮説(化学的不均衡説)に基づく場合では、脳内に不足している脳内物質(セロトニンノルアドレナリンなど)の分泌を促進させる薬物治療を行う。これが日本国内では心療内科精神科におけるうつ病治療の主流になっている。

日本うつ病学会では、厚生労働省からの依頼により、抗うつ薬副作用をはじめとする薬物療法に関する諸問題を専門家の立場から検討し、適正な抗うつ薬使用法を提言するため、学会内に「抗うつ薬の適正使用に関する委員会」を2009年に設立している[6]

あまり生活に支障をきたさないような軽症例から、自殺企図など生命に関わるような重症例まで存在する。うつ病を反復する症例では、20年間の経過観察で自殺率が10パーセント程度とされている[要出典]。重大な自殺を図った者の75%に精神疾患があり、その46%はうつ病である。[7]

なお、男女比では、男性より女性のほうが2倍ほどうつ病になりやすいとされている[8]

うつ病は、単一の疾患ではなく症候群であり、さまざまな病因による亜型を含むと考えられる。[7]

うつ病が20世紀になって増加しているがSSRIの普及と軌を一にする。SSRIという薬価が高いうつ病の薬が販売されると世界各国で軒並みうつ病患者が増える。そこには製薬会社のキャンペーンが影響している。SSRIの導入後、6年間でうつ病の患者が2倍に増えるという経験則がある。[9]

なんだか、良く分からないというのが率直な感想だが、此処にも「…セロトニンやノルアドレナリンの不足を原因とする仮説に基づく…」と記述されており、飽く迄仮説であり、全く科学的根拠はないと言い切っている。

また、文末には
SSRIという薬価が高いうつ病の薬が販売されると世界各国で軒並みうつ病患者が増える。そこには製薬会社のキャンペーンが影響している。SSRIの導入後、6年間でうつ病の患者が2倍に増えるという経験則がある。」と記述されており、明確に抗鬱剤(SSRI)が、うつ病と言う精神科医にとって都合のいい病名を恣意的にねつ造して処方され、その結果(薬を飲まなければ有り得ない)自殺を助長している事に疑いの余地はないであろう。

通常は薬によって症状を緩和(根治ではない)させたり、症状の悪化抑制を計るのが医療であるのだが、精神病は薬によって作り出されると言う医療常識とは全く背反する因果関係によってのみ成立する極めて異常な領域に存在していると断言できる。

ここ数年で、反精神医療や反向精神薬の情報が凄まじい勢いでネット上でも拡散し、その影響力は最早無視できない状況にある中で薬剤メーカーや精神科医の反撃が露骨になって来た様に思えるのは杞憂ではないのは確かだ。

ただ、大きな牙城である厚労省がその背後に存在している事で、薬害被害者(弱者)の声は社会認知される事無く放置され続けている様に思えてならない。

日本は、確かに共産主義国や社会主義国に比べれば遥かに言論の自由が担保されていて、この様な記事も見えない恐怖に怯える事無く投稿できると言った幸せな環境にある事も事実だが、ことマスメディアに至っては利害案系にあるスポンサーや管轄官庁の圧力に逆らえない事情があって、敢えて報道する場合にも事実を捻じ曲げる(歪曲する)か過小な報道しか許されない現実は非常にジレンマであり、個人的にも苛立ちは隠せない。

ところで、本日21:00よりNHK special(総合)で
病の起源 第3集「うつ病~防衛本能が齎す宿命」という番組が組まれているので
それを視聴してから当記事を完結したいと考えております。

視聴後雑感

予想通り、酷い内容のもので残念です。

脳深部刺激療法(DBS)が、いきなり登場…一瞬、ロボトミー実験かと思いました。
ドイツの優秀な医師による成功したごく1例だけが取り上げられていましたが、恐らくこの様な治療法が必要な人は宝くじに当たる確率以下のごく少数で、誰でもこの手術を受ければ成功例より致命的なダメージを受け失敗するケースが多くなるであろう事は容易に推察出来る。
最後の生活環境改善法だけは受け入れられる唯一のものでしたが、温泉療養じゃあるまいし、経済的余裕もない大半のうつ病とレッテルを貼られた患者がそんな治療は受けられる由もない。

ストレスホルモンが増加すれば扁桃体が過剰に反応するのは確かだろう。
然し、誰だって1週間も窓もない独房に入れられたら、おかしくなる…魚(ゼブラフィッシュ)の実験などは無理やり、(恣意的に)うつ状態を演出しているに過ぎない。日常でこんなシーンを経験する人は軍人などの極一部の少数派で日本では皆無に近い。

人間社会である以上、資本主義国家であろうが社会主義国家であろうが社会的較差や貧富差でストレスがあるのは誰でも同じで、気分が落ち込んだり高揚したりするのは至極当然な生理現象。

それより、まず驚いたのが鬱病ありきの番組であった事だ。
うつ病は正式に精神疾患でると言う前提でNHKともあろうものが、疑いもなく報道する短絡さと稚拙さには流石に呆れ返って開いた口も塞がらなかった。

ミスリード、プロパガンダ、ブレインウォシング(洗脳)・・・どれも巧みに視聴者の潜在意識に入り込む卑劣な手法である。

その典型的な部分が、冒頭から間もなく登場した鬱病と診断された若者である。
「多い時は一日に40錠も飲んでいました。」…多種多剤処方の最たるもので、これじゃ、おかしくならない方がおかしい。
「MRI画像の所見で脳の一部に萎縮が見られます。」…当たり前だ、(一瞥しただけで確証はないが)トリプタンやデパゲンなどの脳破壊作用の強い薬剤をオーバードーズに近い量を処方されていたのだから、誰でも脳が委縮する。
よくもこれだけ功力医師?でしたっけ、曲りなりとも医者の肩書がある人間がいい加減な診断を下せるなと呆れ果ててしまいましたね。

因果関係が全く逆じゃないか?うつ病で萎縮したのではなく、向精神薬で萎縮したという歴とした事実を180度歪曲するなど言語道断。

ちょっと苛立って、これ以上は感想も述べる気にもならないので当記事はこれにて終了。
関西弁で言うなら「あほらしいて、屁もでませんがな。ほな、さいなら…」         naniwa335