マニアックな読者の皆様、お早う御座います。

農業だけが聖域??…国家が減反等の無茶苦茶な政策を取って、農業族議員や農協が食い物してきた農業。
5品目516分野で少々の自由化(関税撤廃)が進んでも、大した影響はない。
農業自体が社会主義化していて、国に守られていたから競争力がないだけだ。

農業は保護政策ではなく、単なる甘やかしである。
また、国民の税金が湯水の如く流れていると言う事実も憂慮すべき点であろう。
農家の人は、確かに国策に翻弄されて基盤が作れなかったと言う事情は有るが、ある意味所得補償があって敢えて努力しなくてもそれなりにやってこれたが、このままじゃ浦島太郎で何れ崩壊していた。

但し、一番の功罪は国家にある…自給率をここまで低下させたら、経済破綻が発生した時には打つ手がない。
その点に限って言えば、(国家の体を成してはいないと雖も)北朝鮮や中国の方がアドバンテージがあるといってもいい。

農協の腐敗に付いては以前にも述べたので割愛するが、早く解体した方が国家の為だ。

さて、TPPでの米国の本来の目的(真意)は、間違いなく郵政グループに眠った莫大な資金の取り囲みと、医療分野の自由化である。

金融

金融ビッグバンでも、投資分野では欧州投資銀行のやり方は日本の文化に合わずに、メリル等撤退を余儀なくされた米国にとって苦い経験があるが、保険分野では見事に成功を収めた。
メットライフアリコやアフラック、チューリッヒ保険、アメリカンホームダイレクト、ING、プルデンシャル…数々の欧米系生保、損保が国内保険会社の旧態依然とした商品のウィークポイントを突いて大きくシェアを拡大した。

但し、今回は再度投資銀行や商業銀行が郵貯資金の取り込みを挑んでくるのは必至である。
例えば、日本の場合は意外にも金融部門の規制は緩く、個人に複雑な仕組みの債券や預金を販売できる数少ない先進国であると言う事だ。

現状でも、外資系バンクの新生銀行やcitiなどは、個人には理解が難しい商品を販売している。

所謂、仕組み預金と言われるもので、市場金利より有利であるが、条件付きで早期償還になったり、市場金利が銀行に有利になった場合には満期期間が延長されると言う不利な縛りがあるものだが、金融音痴で債券詐欺や高金利商品詐欺に合いやすい日本人がこの様な商品をテレビCM等で大々的にプロモートされたら飛びつくのは想像に難くない。

また、所謂悪名高き投資銀行も今回は指を咥えて見るだけでは収まらないであろう。
特に、法人相手には通貨オプションや通貨スワップなどの高額相対取引が活発になるであろう。
個人に関しても他社株転換社債や指標連動仕組債の攻勢を仕掛けてくるのは必至である。
500億募集…500万の取引を10000人がしてくれれば需要は埋まって目出度く完売・・・・基本的に元本に対しての見掛け上の手数料はゼロなので日本人は手を出しやすいが、オプションの売り手になっているので思惑と逆に動けば損失は計り知れない。
また、投資銀行が客から集めた資金は独自にヘッジを掛けながら運用するので、支払う金利(オプション料)をひいても15%前後の利益は取れる。

その辺りの仕組みに付いては今回は割愛させて頂くが、過去に数回に分けて記事にしているので参照頂きたい。

医療分野

厚労省…水俣病(水銀被害者)対策にも見られる様に省庁で最も性質が悪く、その功罪は計り知れない。
チッソも結局国家の保護下でのうのうと生き延びている。

自由診療…確かに、魅力的な響きがあるが、本当に高度医療を受け荒れるのは都会の富裕層だけで、大半の一般庶民に恩恵は齎さられる事はない。
また、一見医療分野に関しての規制は厳しく見えるのは、厚労省医師会、薬剤メーカーの利益を損なうケースだけであって、抗癌治療やワクチン、向精神薬の分野は規制が緩く抜け道だらけである。

特に科学的エビデンスや定量データが改竄されている抗がん剤や向精神薬は患者にとって、ベネフィットなど皆無に近く99%が副作用や禁断症状と言ったリスクである。

最近になって、薬剤メーカーは形振り構わない手法で生産過剰な向精神薬を特許が切れる前に必死で売ろうとしている。
また、先般も記事にしたようにNHKまでが、国家的犯罪を助長するかのようなとち狂った番組を制作している。

この様な国家ぐるみの常軌を逸した行為は全てがTPP圧力が齎した伏線であり、決して国民にとってメリットはない。

TPP…どちらにしても、国益にかなう様な甘い貿易交渉ではなく、少子高齢化のどさくさの中で米国に都合よく利用されて日本の国富は搾取されて終焉を迎えるだろう。

グローバリゼーションの荒波の中で日本だけが自由貿易協定をしなければ取り残されると言った論調も多く見受けられるが、何もTPPに執着する必要はない。他にもEPA:FTAといった国益に敵う協定があるのだからそこに注力すべきであった。

敗戦国の悲しい性なのか米国圧力には逆らえない日本…終わりの始まり」であろう。 naniwa335