本間正人先生の講演(1)英語学習編
昨日「英語学習×グローバル人材×多文化共生」というテーマで、講演とワークショップが行われました。主催は「株式会社ランダムネス 」さんと、「国際交流NGOViva おかざき !!」さんで、後援が東海若手起業塾 さんです。講師はNHKの「3か月トピック英会話」で南海キャンディーズの山ちゃんと一緒に出演していたことでも有名な、本間正人 先生です。英語だけでなくコーチングやファシリテーション、キャリア教育など、マルチに活躍している方です。そんなマルチぶりはどうやって作られるのだろうと興味を持っておりまして、一度お会いしてみたいということで、今回参加させていただきました。以下、昨日の講演のダイジェスト版をお届けします(自分用メモも兼ねて)とりあえず、長くなるので、第1部の「英語学習編」だけ書きますね。(カッコ内赤い文字は私の感じたことを書いてみます)<英語学習編>1.「英語は教わるものではなく、学ぶもの」→よくある日本人の誤解(私は社会人2年目でEnglish Chatに興味を持ったときに初めて主体的に英語の勉強をしました・・・)2.英語の運用能力は、英語との接触時間に比例する。(現在英語との接触は契約書とたまに見る海外ニュースサイトくらいですね)3.「英語を勉強したいけど、どのように勉強したらよいでしょうか?」→止まっている車を方向転換させるのは至難の業。動いているならハンドルで方向転換できるが。要は、まずやってみないとダメ。アドバイスのしようがない。(はい、その通りですね!)4.英語学習の方法には向き不向きがあり、その人にとって後からしかわからない。(なるほど。王道はないのですね。この後の「8つの力」でとても納得。)5.学習時間の目安は2000時間(1年間の労働時間程度、通勤時間を使って1日1時間なら5年半)。(がんばりましょう!)6.英語レベルで目標とするのはダライ・ラマ氏や潘基文氏、大前研一氏。*スーチー氏はレベルが高すぎる。(iTunesUでダライラマ氏のスピーチを聞いたことがあります。確かに親近感を感じる英語で聞きやすい!)7.学校英語は年間140時間程度。中高の6年間で840時間、しかし授業はほとんど日本語で、英語との実接触時間は極めて短い。(納得納得!受験英語でしたね。一番役に立ったと思うのは、中学校の時に100フレーズ、夏休みの宿題で暗記したことでしょうか)8.1週間は168時間、これをどうタイムデザインするかが大事。これについては著書があるのでぜひ参考にしてほしい。(さりげなくうまい!→できる人は1週間を「168時間」で考えている )9.同じビデオを10回くらい見る。英語の音声+英語の字幕、日本語の音声+英語の字幕も同時通訳みたいで良い。(ビデオではありませんが、iPodにスティーブジョブズのスタンフォードのスピーチを入れて、200-300回聴きました。フレーズを徐々に覚えていきますね。)10.カラオケも良い。強弱のリズム、腹式呼吸をすること。(もうかれこれ5年以上行っていないのでは・・・)11.ラップ、ヘヴィメタは少々品の悪い英語も頻出しお上品でないので、英語学習に関してはあまりよろしくない。(これに関しては私はNo Problem!)12.FF10のインターナショナルバージョンは、速読・速聴のトレーニングになる。(iPadのアプリで英語は少し増えているかもしれません。ゲームはあまり入っていませんが。)13.パズルも良い。(数年前、時々やっていましたが、簡単そうな単語を全然知らないんですよね。"tot"とか←(注)顔文字じゃないですよ)14.挫折の王道(1)新聞雑誌の定期購読→1冊ずつ、1部ずつ買う(大学時代に英字新聞を1か月取っていたことがあります。一日2コラム程度しか読めませんでした・・・)15.挫折の王道(2)英英辞典→知らない単語を引くと無限ループ。知っている単語を調べるために存在する。(なるほど)16.挫折の王道(3)NHKの語学講座→見られる時だけ見る。テキスト買って気合を入れすぎると続かない。TVだけでも楽しめる作りになっている。(語学学習に目覚めたときがあって、英語・イタリア語・フランス語・スペイン語のテキストを買って番組も見ている時期がありました・・・王道を進んでいたのですね!)17.英語学習の方法、生きる力である「8つの力」で向いている方法を考える。(これ、目から鱗でした!)(1)対人→英会話学校(オランダで、マンツーマンで教えてくれる学校に少し通いました。度胸はつきましたね。)(2)言語→本・新聞、単語帳(単語帳、大学受験の際は丸暗記のために使いましたね・・・それはそれで効果はありましたが)(3)数・論理→パズル、カーンアカデミー(カーンアカデミー、やってみました。簡単な数式など、英語では言えないものですね。でも興味は持てます。私は数学大好きなので!) (4)空間→映画、NHK(映画を字幕なしで見られるレベルには程遠いですね。)(5)身体→書き写す、身体を動かす(オランダのレッスンのとき、立って体を動かしながらしゃべってみろと言われたことがあります。不思議と気持ちが盛り上がり、こういうことかと思いました。)(6)音楽→カラオケ、音読(音読は、2歳の娘に時々要求されますので良い機会ですね)(7)自然→英語キャンプ、ガーデニング(こういうのは苦手かもしれません)(8)内省→日記、NHKラジオ(ブログを英語化するということに取り組みましたが、なかなか続きませんね。どうしても日常の仕事を優先してしまいますので)18.英語の先生は、「言語」の領域が得意分野なので、その方法で教えたがる。しかし、全ての生徒がその方法に向いているとは限らない。(納得!)19.アウトプットが大切。アウトプットが本当の実力。(これを意識してから、簡単そうに見える英文がアウトプットできるかどうか、トレーニングをしてきました。知っている単語でも、なかなか使えないものです)20.TOEIC Speaking & Writing Test、TOEFL、TEAPが英語の実力と比例する。(将来受ける必要があれば受けようかな・・)21.【ワーク】英語の「2文字目しりとり」→続きやすい。ただし、「x」を禁止するなどのルールは必要かも。「Passive Vocablary 読めば意味が分かる」、というのは日本人に多いが、「Active Vocablary 会話の中で使える」日本人は少ない。2文字目しりとりにより、「単語を持っている」ことを確認でき、持っている知識をActive Vocablaryに変換する。(2文字目しりとり、かなりつながっていくので面白いですよ!)22.【ワーク】イメージ連想→単語から連想される単語をつなげていく(apple→red→bloodというふうに)。文中で一緒に使われる可能性が高い単語。(私はこっちの方が面白かった!)これは、右脳と左脳のバランス。両方使うことでグローバル。なぜなら脳は「ヘミスフェアー」ではないか。半球と半球で、全世界=グローバル。(なるほどヘミスフェアー!)23.SNSでアウトプット→英語を使うチャンスはポケットの中に。関心のあるキーワードで検索して、興味を持てる人を探す(写真見て人相の良さそうな人、良い情報を出してくれそうな人)。Twitterで1ワードのコメントをつけるところからアウトプットを始める。Facebookに写真を載せる。SNSなんて、文法を間違えてもすぐに流れていく。(またTwitterで英語、やろうかな!)24.具体的ニーズの個別対応→中学英語は、およそ非現実的なことを要求している。実際にどんな場面で英語を使うか?NHK英語番組のスキットのイメージ。個人の専門分野により大きく異なる。自分の教科書を自分で作るプロジェクト。ニーズや目標が定まって、必要に迫られたらできるようになる。2000時間やれば必ずできると信じて取り組む。(が、がんばります!)25.マイボキャブラリーリスト→Vacoblaryはパーソナルなもの。すべての人に必要な語彙というものは少ない。英語に置き換えるときは、強く前向きに。7割伝わればOK。(そうですよね~。シケタンに出てくる単語、実生活で果たして使うのか??試験には出るが。)26.英語上達の秘訣→(1)たくさん間違えること(2)「失敗」はない(3)前向きな失敗=未成功(4)The more mistake you make, the better your English can be.(これは英語でもなんでも同じかもしれませんね。起業の世界もそうだと思います。)以上です。ここまで、ノート4ページ分のメモをまとめてみました。「グローバル人材」と「多文化共生」で、あと4ページ分ありますが、こちらはまたの機会に。長文お読みいただき、ありがとうございました!昨日の講演にあった通り、インプットしたものを、早いうちにアウトプットしてみました