「(電話を)かけ直させます」の「させる」はmake?
仕事中に電話をとると、相手は英語で話してきて、席を外している同僚のAさんと話したい様子。あなたならどう対応しますか? こんにちは。TOEIC満点講師花井知哉です。 普段、英語の電話の対応に慣れていないと、いざというときに落ち着いて対応できなくなります。 そんなときのために、最低限の応対はできるようになっておきたいものですね。 さて、今回は、席を外している同僚のAさんあてに電話がかかってきました。 話すべき内容としては、Aさんが席を外していること、そしてAさんにあとでかけ直させる、という2点です。 まず仮にAさんが男性だとして、I’m sorry, but he is out now.(すみませんが、彼は外出中です)などと言えます。 大事なのは次ですが、「彼にかけ直させます」です。 「かけ直す」はcall~backといいますが、「させる」は何という動詞を使えばいいでしょう? もしI’ll make him call you back.と、makeを使ったらどうでしょう? 「かけ直させます」という日本語には訳せる文ですが… これだと、嫌がるAさんに強制的にかけ直させることになって、相手もいい気分がしません(>_<) というのも、「~させる」を表す動詞(使役動詞と言います)のmakeは「嫌がる相手に強制的に~させる」という意味だからです。 では一方、letはどうでしょう?I’ll let him call you back. これもいけませんね。letは「(~したがっている相手に許可を与えて)~させる」という意味です。 これを使うと、電話したがっているAさんに許可を与えて「電話を許可します」という意味になってしまいます(>_<) 今回ふさわしいのはhaveです!I’ll have him call you back.と言います。 haveは「指示」「命令」のニュアンスですが、指示(あるいは命令)される相手に、抵抗感がない場合に使います。 言い換えれば、私からAさんに向かって「あなた宛ての電話、かけ直しておいて」と「指示」してもAさんは抵抗がありません。 そういう人間関係だということも見えてきます。 今日は同じ「~させる」と訳せるmake, let, haveの違いについてお話ししました。 英語には単語一つ一つにキチンとした意味やニュアンスがあります! 大体通じればいいだろう、という海外旅行のサバイバル英語的なノリでは仕事の現場では通用しません。 文法や語法をきっちり区別して、使い分けることが必要です。 ぜひその点を意識して、今後の英語の勉強に活かしてくださいね(^^♪ *************** 【お知らせ】現在、花井塾の空き枠は火曜、金曜の昼間(15時までの時間帯)および土曜日の17時~(対面レッスン、オンラインのいずれも)となっています。 *************** 僕の開いている塾(花井塾@世田谷区用賀)の内容について、詳しくはコチラからどうぞ! 花井のプロフィールはコチラから お問い合わせ、相談申し込みはコチラからお気軽にどうぞ! 花井が語る英語ネタの動画はこちら