三流私立に急ぐひと
BFやFランク大学に毎年多くの受験生が沈んでいく。それに黙って金を出す親もいれば見ないふりをする教師もいる。一方でその肩を止めようとする大人がいる。E判定まみれは怖い。大学進学のとき三流私立と言う深い闇が口をパクパクあけてその正体をあらわにする。その闇に引き込まれたら最後もう抜けだせない。全国平均を明らかに下回るような大学のために年間100万以上も払ってここ南魚沼から上京していく。それを進学とは呼べない。教育ではなくビジネス、生徒でなくお客様かもしれない。「わーい! これで晴れて大学生だ もう受験で苦しんだり、お勉強をしなくていいもーん!」 その程度しか考えていないだろうが、三流大学におちたら最後、学歴フィルターにふるい落とされたハンディを生涯背負うことになる。うちを途中で辞めたある生徒に出会った。「今どこに行っ ているの?」「はい 東京にある大学にいっています。」それ以上聞かなかった。大学名さえ言えないことを気遣って話題を変えた。大学という最も高位の学習機会を求めながら、その名前さえ言えないような大学へ進学する。その目的はなんだろう。一体何を学ぶのだろうか。そしてどんな人が指導するのだろう。知人のアメリカ人大学教授がある三流大学で講義をしたときこう言った。「彼らは大学生か?」E判定まみれで、それでも大学受験を目指す高校生がいたら、そばについている大人が諭してやらないいけない。「ちょっと待ちなさい」と。なぜなら三流私立大学に進むことはその子供の未来にとって有利なことではなく不利なことなのだから。 監督