SAPIXとグノー生(←テキストはサピと同じ)は夏の過ごし方に注意が必要です。特にSAPIX生。
なんで?
デイリーチェックが無いからです!!!
毎週の理解度チェックとして小テストがありましたが、夏はありません。
したがって、本当に理解しているかどうかわからないまま授業が進みます。
日能研は別として、どの大手も小5夏は「比」の理解が最大のテーマとなります。
入試本番。比が絡まない文章題というのも1割ほどありますが、速さ、平面図形(相似)、割合(食塩水&売買損益)、立体図形の切断・・・など合否をわけるタイプの問題は比による解法が必須です。
わたしの教え子で順調に合格していく子を見ていると、小5前期は集団塾講師に対して比による別解をいれながら指導し、小5の秋10月頃から徐々に上がり始めてSAPIX偏差値58以上をキープして難関に通っていく子が多いです。先をみこして指導設計をしているので当然の結果ですが。
いまこの時期、比の考え方が緩いまますすむと、5年10月ごろの①「旅人算:ただし比をつかったバージョン」②「通過算」③「時計算」そして最頻出となる④「流水算」の4つの速さ単元を連続で教わったときに、かなり苦しい思いをします。
「そうか!いままでの面倒なやり方じゃなくて、『比』を使うと速さが一瞬で解けるんだ!楽しい!」という感動がない小5秋の過ごし方をする受験生は小6春あたりで取り返しがつかなくなります。
正しく長期スパンで戦略的に勉強しないと、秋の「速さ」の4連発:旅人、通過、流水、時計に耐えられません。
新・予習シリーズで教える四谷大塚と早稲田アカデミーが、いま現在、夏期講習のなかで基礎問題のみ速さの4単元をSAPIXとグノーブルよりも先んじて教えているのは、そのような背景があるからです。
ボリュームゾーンの生徒は「小5夏ならまあいいか」と楽観的にとらえる保護者が多いですが、小5夏はえげつないほどの差が開きます。小5夏で、もう戦いは始まっています。小6からは全員がんばるのですから。
<8月の空きコマ状況>
現在は完全満席。
外部生は体験授業ではなく、指導内容を綿密にご相談のうえ2時間指導となります。
小3~小4は90分指導です。
追記:
「比」で解くってどういうこと?という保護者には、熊野先生の名著。↓この一冊の通読をお勧めします。ご自身の中学受験体験があってもなくても、最新の中学受験算数の教え方がわかります。特に中受経験のない保護者は、一読すると方程式を使わない解き方とはこれなのか!と納得できて子どもにも教えられるようになります。経験者の方も30年前とは中学受験算数ってこんなに変わったのかとご理解いただけるかと。





















