中学受験算数「やまもと算数・数学塾」山本尚武 -7ページ目

中学受験算数「やまもと算数・数学塾」山本尚武

完全マンツーマン指導。JR御茶ノ水駅前にある中学受験算数塾。

SAPIXとグノー生(←テキストはサピと同じ)は夏の過ごし方に注意が必要です。特にSAPIX生。

なんで?

デイリーチェックが無いからです!!!

毎週の理解度チェックとして小テストがありましたが、夏はありません。

したがって、本当に理解しているかどうかわからないまま授業が進みます。

 

日能研は別として、どの大手も小5夏は「比」の理解が最大のテーマとなります。

入試本番。比が絡まない文章題というのも1割ほどありますが、速さ、平面図形(相似)、割合(食塩水&売買損益)、立体図形の切断・・・など合否をわけるタイプの問題は比による解法が必須です。

 

わたしの教え子で順調に合格していく子を見ていると、小5前期は集団塾講師に対して比による別解をいれながら指導し、小5の秋10月頃から徐々に上がり始めてSAPIX偏差値58以上をキープして難関に通っていく子が多いです。先をみこして指導設計をしているので当然の結果ですが。

 

いまこの時期、比の考え方が緩いまますすむと、5年10月ごろの①「旅人算:ただし比をつかったバージョン」②「通過算」③「時計算」そして最頻出となる④「流水算」の4つの速さ単元を連続で教わったときに、かなり苦しい思いをします。

 

「そうか!いままでの面倒なやり方じゃなくて、『比』を使うと速さが一瞬で解けるんだ!楽しい!」という感動がない小5秋の過ごし方をする受験生は小6春あたりで取り返しがつかなくなります。

 

正しく長期スパンで戦略的に勉強しないと、秋の「速さ」の4連発:旅人、通過、流水、時計に耐えられません。

 

新・予習シリーズで教える四谷大塚と早稲田アカデミーが、いま現在、夏期講習のなかで基礎問題のみ速さの4単元をSAPIXとグノーブルよりも先んじて教えているのは、そのような背景があるからです。

 

ボリュームゾーンの生徒は「小5夏ならまあいいか」と楽観的にとらえる保護者が多いですが、小5夏はえげつないほどの差が開きます。小5夏で、もう戦いは始まっています。小6からは全員がんばるのですから。

 

<8月の空きコマ状況>

現在は完全満席。

 

外部生は体験授業ではなく、指導内容を綿密にご相談のうえ2時間指導となります。

小3~小4は90分指導です。

 

追記:

「比」で解くってどういうこと?という保護者には、熊野先生の名著。↓この一冊の通読をお勧めします。ご自身の中学受験体験があってもなくても、最新の中学受験算数の教え方がわかります。特に中受経験のない保護者は、一読すると方程式を使わない解き方とはこれなのか!と納得できて子どもにも教えられるようになります。経験者の方も30年前とは中学受験算数ってこんなに変わったのかとご理解いただけるかと。

https://amzn.asia/d/5WaFGNM

 

 

おいしい水で

水分補給をこまめにするパピヨンくん

 

 

 

 

 

 

 

観測範囲内で雑記を書きます。

 

わたしは合格後も継続して受講していただけるケースが多いです。(ありがたい!)

 

集団の中学受験塾は合格したら、それで役割は終わり。

中受専門でやっている先生たちは「その生徒の先」を知りません。

 

私は早稲アカとSAPIXで教えたあと、小さなこの塾をつくって14年間個別指導をしてきました。

20代の頃。最難関中はさぞかし工夫した数学の定期試験を出すのだろうと思っていましたが、担当してみてびっくり。

 

開成「・・・割と楽な問題をだすのだな、思考力を問う応用問題はほぼない。。。」

桜蔭「・・・計算のオンパレード。あまりにも簡単。公立中のテンポより2か月くらい早いくらい?」

 

わりと最難関校の定期試験って難しい問題を出すわけではないんです。(灘を除いて)

 

'学校の授業ってほとんど教養的な話ばかりで別に得点につながるような話はしないよ~'と桜蔭生。

 

なるほど。。。

放課後にみんな鉄緑会に通って受験テクを学べばいいからなあ。学校の先生も鉄緑というワードをださないけど、「どうせ塾がやってくれるから」という意識は大いにあるのだろう

注:教育熱心な学校は数校あって、鉄緑会がいかに先取り学習をしても、数学の本質的部分がわかっていないとまるで解けない定期試験をつくる学校もわずかにあります。(巣鴨の幾何、筑波大附属中高など)

 

鉄の教材。高ニで東大&京大の問題を大量に解く。

 

四大予備校の人気予備校講師と話していても、成績上位層は鉄緑会に行ってしまってどこも浪人生は激変している、と。

現役志向は20年前からありましたが、新課程がはじまっているので今の高校生は浪人は絶対にしたくない!という子が多いです。

 

先輩曰く「まず、鉄緑会は東大ブランド戦略でSAPIX上位の中学受験生の囲いこみに成功した。そのあとベネッセが鉄緑会を買収してからプロ講師じゃなくて、労働力として安価な大学1〜2年生でもなんとか授業ができるように教材を作り直したんだね。」と。

 

・・・なっ!なるほど経営戦略として正しい💦泣

 

指導歴30年を超えるようなベテラン講師でも厳しい時代にこれからますます突入するのか。明らかに指導能力は大学1~2年生より上なんだけど😢

 

この状況は10年くらいは続くとして、いま私が考えているのは<それでは、勉強面は鉄緑会に任せたうえで、合格実績以外のその中学校にしかない価値を見つけること>が大事なのかな、と。

 

それにしても「情報」の必修化、数学B「統計的推測」を東大が試験範囲に入れることを決定。さらに民間試験の英検は来年からライティングを2倍にし、さらに要約問題の追加を決定 (私、去年1級受かっておいてよかった~(笑))

 

・・・今の中高生はとにかく忙しいです。

 



<空きコマ状況>

完全満席

内部生:スポット受講あつかい

外部生:体験レッスンあつかいとなります。

詳しくはホームページをご覧ください。



早朝でも暑いパピヨンくん

小6テキスト。

言いたいことはわかる。

ただ、この曲線(高校数学Ⅱにおける正弦曲線のようなもの)は小学生はあまりピンとこないはず。指導要領外。

授業中、別の解法で教えようと思っていたら、立体図形大好きな生徒が「高さの平均」をつかって鮮やかに解いていた!

おぉ、賢い!!!

もしもこの問題の出典が入試問題だとすると、出題者はこの解法を本解としたかったのではないか、と。

久しぶりに模範解答越えをみました。

算数は、特に図形は楽しいですね!

今月下のようなTweetしたところ、好意的インプレッションと3352回の閲覧があったので少し補足を。

今年は小4生が多いのですが、久しぶりにSAPIXのテキストをみると、面積図へのあからさまな誘導があったのでTweetしました。

元・浜学園のトップ講師をはじめ、同業の方からも賛同のDMをもらえました。


受験ブームの影響で、もう使わない生徒はいないのではないかというほど広まりましたが、

面積図って本来賢い生徒ならいらないですからね。

 

つるかめ算が理解できないレベルの層にむけて、誰かが考えた一解法なのです。

 

「方便」と「本質」の区別をしっかりと考える姿勢を喚起したいです。

 

わかって使っている生徒とそうではない生徒にはっきりと分かれている状況です。

 

「難しいね、でもこういう解き方があるよ」とすぐに面積図に持っていく講師は三流だと考えています。


なんでそうなるのか考えて、使いましょう。差集め算、弁償算など他の解法で苦しみます。


 

 

 

 

 

 

朝どうしても頭が回らなくて、基礎トレがたまっているという報告を受けます。

 

結論:夜型の子は一定数いるので、夕方からの学習の一番はじめにやることをすすめます。

 

朝学習の重要性(受験は「午前だぞ!」)はわかりますが、無理なタイプはいます。

別に夜にまわしても、なんにも計算力は落ちません。

 

話は変わりますが、

 

サピ算数講師から「基礎トレ」(日々の計算タイプのもの)はやる必要がないと言われて、本当にやらなくてもいいのか?と保護者から質問されました。

「もちろん、毎日やります!」

 

このタイプの発言をする先生は上位クラス担当で自分が合格させてやったんだ!という傲慢なタイプに多いです。自分担当の筑駒・開成の合格者数のことしかかんがえていないんです。

 

中学受験で第一志望に合格するのは3、4人に1人です。

当然、他の学校も受けます。99%の入試問題は計算問題からはじまるのに、なぜ計算を否定するのか💦

 

というわけで、過激なことを言う先生の言うことは真に受けないようにしましょう。

日々、真面目に、コツコツと積み上げていく。

その子が合格しますよ。



不思議な公園を見るパピヨンくん


 

 

 

 

 

 

 

SAPIX生、グノーブル生の気をつけたいところは、「平面図形」です。

20年近くの経験上、「ノートに図を描いて考えること」は図形感覚を磨くうえで大切だと考えています。

 

もっと言えば、図形アレルギーの子が得意になるための唯一の方策です。(はじめは面倒くさがりますが、がんばってもらいます💦)

 

サピ・グノーのようなプリント配布型の塾では、授業中にノートに図形を写す機会はほとんどありません。

 

特に、ミドル・ローの層の生徒たち。

「時間はたっぷり使っていいから、ノートに定規やコンパスをつかって正確に写してごらん」と言っても、ほとんどの子はうまく描けません。目の前にある図形が描けないなら、とうぜん面積や角度、線分を求めろと言われてもある程度のレベルになると限界が訪れます。

 

プリントにたくさん図形が載っている教材。

親からの視点だとたくさん教えてもらったようで、なんとなく安心。一方、塾側としては、図をかかなくても処理できるレベルの生徒には、応用問題で時間を使いたい

 

塾側は苦手な子にはとにかく解法を覚えてもらい反復!反復!反復!

悲しいことに、結果、入試のとき初見問題に超弱い受験生ができあがります・・・。

うむむ。

 

今年の生徒のノート。

豊かな算数学習をしているなあ、と一目瞭然です。

実際に、この生徒の算数の成績の上がり方は半端ではありません。

秋が楽しみです。

 

 

 

 

<通常授業の空きコマ情報>
7月、短期留学する生徒がいるため空きがでました。
7/13 木 16:30-18:30
外部生の受講可能です。
ご希望の場合、体験レッスン・お問い合わせはLINEにて

<夏期講習2023の空きコマ状況>
調整中

 

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受験指導専門家・西村創先生のYouTubeにまた全面協力させていただきました!

 

 

早稲アカ講師アンケート全国1位(国語講師)、駿台の香港校校長として史上最高合格実績、河合塾のエリアマネージャー・講師研修、著作は累計15万部を越えるベストセラー・・・💦など桁外れの指導力とプレゼン力と人格力のある尊敬する先生です。

 

「くもんやそろばんの他に、低学年向けに何か『知育道具』を紹介するのはどうだろう?」

と話し合ったのがきっかけで、わたしがふだんから指導に積極的につかってきたアイテムを紹介する動画となりました。

 

今回は前半と後半にわかれています。

ひとり遊びタイプの玩具

 

対戦型の玩具

 

 

そして、こちら↓はわたしの指導方針がしっかりと理解できる動画になっております。

いま現在5万人以上の方に視聴されています

入魂の原稿です!(私は話が下手なので、西村先生のようにうまく伝えられませんが・・・💦)

わたしの塾生じゃなくても、13年の個人指導・7年の集団指導の研鑽のなかでつかんだ「正しい成績の成績の上げ方」が紹介されています。何度でも見ていただきたいです。

 

 

<空きコマ情報>

6/14(水)18:30~20:30

外部生もスポット授業可能・お問い合わせはLINEにて

 

 

 

 

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小4の5月マンスリーを生徒と一緒に見直しました。

 

時間をかけて見直したのは、間違えた問題ではありません。

 

「ええ、どういうこと?」という話ですが、

正解しているのにわかっていない、解き方のレベルが低いということはよくあります。

 

小4の今回のマンスリーテスト□1から見ていきましょう。

 

(1)658+574ー258

そのままやっていませんか?チェックを!

わざわざ58でそろえてくれているので、658-258をさきにやりましょう。

 

(3)29×138+162×29

まさか筆算していませんか?

29×(138+162)とします。38と62。こちらもキリのいい数字にSAPIXの先生がしてくれています。

 

他塾にくらべてSAPIXは、というかSAPIXだけがこのタイプの結合・分配法則の理解について、

小6までほぼ毎月といっていいほど出題しています。

 

くふうができないのは時間の不足の原因となるからです。

 

計算のくふう、大事!

ちなみに、もちろん本番入試でも計算のくふうの嵐です。

 

去年の中央大付属中

(37037×84-30030×81-7007×81)×9 

 

答えは999999となりますが、良問。アルファ生は挑戦を!

 

2年前の栄東中

11×11+22×22+33×33+44×44-55×55

露骨すぎる・・・。

そのままやりませんよね?

121でまとめて答えは605です。これも、アルファ生は挑戦を!

 

【空きコマ情報】外部生受講可

6/14 18:40-20:40


 

ハリネズミくん、パピヨンくん。

 

 

 

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11テキストまではある意味で「平和な」テキストです。

12「変化のグラフ」から一気にハードルが上がる印象です。ミドル層の子たちは取捨選択を気を付けましょう。

 

台形を2等分する発想はサピ生なら5年(実質小4)の3月から叩き込まれているので、Dの3がとれないとまずいでしょうA、B、Cは面積の単位換算に気を付けたいところですが、縮尺でミスを少なくする方法(単位定規ではありません・・・)を教えます。単位換算は算数がかなり得意な子でも意外と毛嫌いします。

今週はEプリントのこれが難しい。やらなくていいのではないかな?と思います。

 

平面図形が好きな生徒は今月の月刊誌「中学への算数」は図形と角度がテーマなので、1日2~3問取り組むと良いでしょう。


 

 

 

この言葉をつかう生徒、ケアレスミスが多いです。

 

「凡ミス」

 

平凡な間違いだから、惜しかった!というニュアンスなのです。

 

算数・数学学習においては、そして1点で泣く熾烈な受験競争においては、やはり許してはならない言葉です。

 

ケアレスミスだから。

凡ミスまたしちゃった。

…という軽く言うタイプは

間違い分析の解像度が低いです。

 

ミスといっても、いろいろな種類があります。

 

模試をこれから受けながら「どういうミス」なのか分析する習慣、そして「自分はどういう心理状態のときにミスをしやすいのか」のメタ認知が必要です。

 

生徒と話し合ったときの板書一例

・そもそもケアレスミスではなくて、単元の理解が足りなかった。

・長めの文章題(この数年のトレンド)で、条件整理に失敗した。

・1:3と書くべきところを3:1とかいた転記ミス。

・字の汚い。特に男子!4と7が同じに見える。

(小6後半になって実力がついてくると、読みとりミスの戦いになります)

 

すこし話はズレますが、

 

アルファ生が成績がいつもいいのは、ミスが少ないからです。

難問が解けるからではありません。

 

特にアルファ1をキープする生徒は、見直しがしっかりとしているんです。

ところで「しっかりとした見直し」とは何ですか?と疑問に思われるはずです。

校舎の上位1~3名の算数が得意な子は、試験時間内に全問題を2〜3周はします

 

「えっ!どういうことですか?」と思われるかもしれませんが、本当です。

1周してから、さてミスを見つけよう!とモードチェンジして、

2周目で自分の間違いに気が付くのです。

計算力が圧倒的に高いのです。

 

いま御三家にはいった中高生たちを教えています。

「サピの基礎トレ10問解くのに、どれくらい時間かかっていた?」

「う~ん、57秒が最高」

数名に聞いてきた事実です。

1問10秒切ります。

 

気に入った木の枝を見つけたパピヨンくん

 

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