量子場調整師の向江(むかえ)です
(心屋マスター29期 かのマス卒業)
「後者って言語化が苦手」
的なイメージをなんとなくざっくり持たれてますよね、たぶん。
そして最近コメント欄で何回か前者さんからそれについて質問を受けたので、
一度、何が起きているか説明しておきますね~。
そして、 コメントで頂いた
「後者の感覚を(実体験で)わかってる前者さん(!)」の
すごくわかりやすい描写があったのでそれも紹介したいです。
後者って、
よく「言葉に詰まってる」感じがすると思うんですよね。
で、
結局黙っちゃったり「もういいよ」ってなったり、
単発の単語を雰囲気で連発してくるんだけどわけわからなかったり、
本人も何言ってんだかもはやわかってないレベルで空回りしながらしゃべりまくったり。
これ、なんというか、
確かに「言語化が苦手」なんですが、
「言葉とか考えるのが苦手」っていうとたぶん正確じゃないんですよ。
(間違いでもないんですが)
単純に、後者って前者に比べて扱う情報量が圧倒的に多いんです。
なんでかっていうと、
後者が何かを言語化しようとする時って、何か一つ表現するにしても
そこに抜くことのできない色んなものが必然性や偶発性で複雑に絡み合っているんです。
それは自分の心情や状況の深さがみえてるからでもあるんですが、
一つを説明するためには、それにつながる他の一つも説明しなくちゃいけなくて、更にその一つには背景に状況があって・・・・・
だからそれを言語化するためには、イメージでいったら
無数の歯車が連動する重いローギアを回し切る力だったり、
(↑これはわたしの場合)
あるいは
底引き網にひっかかる全てのモノを一緒に持ちあげるような力が、必要になります。
カオスの中から言葉を掴むイメージの人とかもいるかもですね。
ちなみに水野さんはドリルで連続でガガガガと突破していく感じらしいです。
・・・・もちろん、その場の必要に合わせて、”情報を抽出して「切る」”
ということは後者もしたいのですが
いかんせん扱う情報が複雑で大きいですし、
ニュアンスの1つがずれても、
相手に自分の意図と違うものが伝わることがわかるから、なかなかできないんです。
答えた後の展開も見えてしまうだけに、なんとか正確に伝えようとする。
でも、多くの後者は
このローギアを回し切れないか網を持ちあげ切れなくて、
途中で挫折したり、
中途半端なもので妥協して、ずれる展開に無力感やもどかしさを感じ続けたり。
でもこれは、別に後者側の言語能力が「低い」からというより、
扱う情報量が膨大な中、それをまず自分で捉えきらないといけない、
更には他人の言語や理解システムに翻訳しないといけない
という二重のハードルが高過ぎるせいが大きいです。
だから早い段階で諦めて、感覚系に完全に梶を切ってる人も多いですし、
逆に言語追求型の後者もかなりの率います。
(だから、必ずしも後者=文字が苦手というわけではない)
※ただしそもそも脳機能的に文字が苦手なタイプのひとも一定率いる
・・・・この感じを、前者さんにも想像できそうな例に例えるなら、そうですね。
例えば末期の男女関係で浮気がばれたみたいな時を想像して頂ければと。
で言われるわけですよ。
すげー緊迫したケンカの最中とかに。
「なんで浮気したの!?」
「もう私のこと好きじゃないの!?」
これに「対応」するのではなく
これにちゃんと「回答」しようとしたらなかなか難しいんじゃないですかね。
そーいう時並みに複雑な背景や状況や、一言で言えない気持ちを抱えて容易に(あるいはうかつに)言語化できないでいると思って頂ければよいかと思います。
で、これに関連して
『わたし的判定手順』の記事で、特殊な前者さんから非常にわかりやすくて的確なコメントを頂きました。
コメントの本来の大きなポイント自体は
「前者でも追い詰められた状況に追いやられた時に、
後者的な機能や能力を発現することがある」
という例で、こっちも大変興味深いのですが・・・。
(この方以外にもコメント頂きました)
ともかく、間違いなく前者さんだろうと思われる方が、
「後天的に」後者の能力を身に付けて
その両方の視点を語ってくれているコメントです。
(p.n ねこさん)
抜粋
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(略)
この頃に自動オフ機能が追加されました。
はじめの頃は、言語能力がやたらと衰えるというオマケもあり、それはそれで焦りました。笑
潜った分だけ、普段の会話のレイヤーや粒感が周りの人とすり合わせられなかったんですよね。
潜った世界では、それらの区分けが無かったから。
ズレてる!と自分で認識はできるんですけど、まさしく言葉が袋分け機能のないバラけた飴玉状態で、適切なものを瞬間的に見つけられない。
ソレっぽいものを選んで出すも、やっぱり少しズレてるし、言葉として出てくるのも遅いし。
あとは潜った分、表現がそれまでの語彙力では追いつかなかった。
後者の自己感覚の強さってこの辺りに通ずるのかなと思っています。
単語探すのですらそうだから、話しながら伝わるように構成したり、相手の理解度に合わせて調節したり、自分の印象操作したりすることが全くできない。←前者はコレ基本機能です。
頭真っ白も、話が飛んでた!も、この頃が最も多かった気がしますねー。
なので、前者ベースで、必要に迫られて後者OS追加したのかなと思っています。
自動オフ機能は付随してくるものと理解してます。
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前の方の話を切ってますが、自動オフに関しては、
まさに、前者さんがこの平面を突破して下に潜った話で、
「それはある意味、進化では?」
と思わずコメ返し。
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うん。進化だろうと思います。
後者的能力を使ったほうが、早くて正確なんですよね。
前者頭が、デスクトップのフォルダを開いていき階層を辿って必要なデータに至る形式であるとしたら
(袋の例えと似てますね)
後者頭は、私の場合はGoogle検索。
問いを投げかけると、コレだな・この辺だな、というピンポイントが瞬時に分かる。
理屈や根拠は分からない答えが先に見えていて、後から論を追いかける感じ。
(だから、言語化が難しかった。前者頭ではフォルダ名とタイトルを話していけばいいだけだけれど、後者頭はゼロベースで構築していかなきゃいけなかったから。)
言語力が衰えた時期は1000文字程度の文章を書くのに、20時間くらいかかりました。
それまでは30分もかけていなかったから、40倍以上?ホント、終わらなくて泣きそうでした。
自分にとってシックリくる言葉を、時間をかけて絞り出し文章化する、ということを30回くらいやったら、突然回路が繋がりました。
上手くいくようになったのは、前者の頭で、どの辺に着地させれば、伝えたいことが伝えたい人に伝わるのか、というゴールを設定できていたからかも知れません。
後者の概念と前者の着地点の間を、必死に両サイドからジリジリ繋げていったので、脳が千切れるかと。。笑
上記はアウトプット例ですが、インプットも同じ。
前者頭はフォルダ整理しながら、綺麗にノートに書くみたいに、理路整然と知識を端から埋めていく。
後者頭は、とりあえず情報を脳内にガンガン放り込んで、プールする。
その内にそれらがリンクしあって、データベース化されている。
(なので、インプットしたものが「使える」ようになるまで時差がある。。)
ほっといたらバラけて収集つかなくなる情報たちを、前者頭でディレクションして有用している感じです。
あくまで私の事例かつ私の感覚ですが、個人的には幅が広がって、楽しいですね♬
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さすが前者さん的な説明で、すごくわかりやすいですよね。
(前者さんの説明って、ギアや網じゃなくて、必要な要点部分を適切に抽出して適切に並べる感じなんですよねー)
後者の答えの検索の仕方も、情報のインプットの仕方も、
まさにこんな感じですよね。
そう、後者は一般に前者さんが思っているよりずっと、速いし"わかってる"ことも多いんです。
でも後者は、後者的な能力だけではそれを活かせない。
そのジレンマ。
それにしても・・・・・
すごいな、おい( ̄▽ ̄;)
むしろ会ってみたい・・・・。
前者には前者、後者には後者特有の印象(雰囲気)がなんとなくあるんですが
こーいう状態の方って、どんな印象なんだろう。
興味深過ぎる。。。。
以降の記事の予告(青字はアップ済)
※メモなので変わるかもしれません
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広まれ!前者後者論。
■前者後者整理
・後者チェックシート
・前者と後者の決定的な違い
・補足
・主観/客観/他人視点の違い & 境界にいる方々へ
・能力の話でもないしキャパ(容量)の話でもない
・「自分」の感覚が違う
・行動パターンの差
・「できる」の捉え方も違う
・前者と後者の違い、改めて(マニアックバージョン)
■これがあるから混同する
・自己中と利己的は違う
・実は客観視はできる
・後者にも得意なゾーンはあるので勘違いする/後者は得意ゾーンの違う後者同士でバカにし合っている (後者は自分のできてることについては声高に主張し、他の後者の前者力は認めない)
⇒ 前者力の競い合いは、やがてボールの落とし待ちになって目的を見失う
⇒(余談;思い出話)
・「使えない高学歴」の正体もこれ (ただしこいつらがやっかいなのは、もうひと捻りある)
参考)
・ 「頑張らない」がわからないというより、「頑張る」がわかってない
・ 「自分を活かす」には
■後者の本質
・自己感覚へのこだわり
・後者の本質は突出じゃなくて「欠落」
・突出するのは、この偏りの結果と、エネルギーが分散されないことによる一点方向の突破力
・偏りという個性そのものが讃歌
■悪意について
・悪意は他者の視点への想像力、場の把握力、シナリオ力を要する前者同士でも「前者力」を競う高度なゲーム
・参加してない人間を弄ぶのはマナー違反だが、参加するなら文句は言えない
・誰かの始めた悪意が巡り続けている
・悪意の行き着く先は、病気、犯罪、子供、スーパー後者(あるいは後者性を否定していない後者)
■誤解を解く
・能力の分布(平均の前者/バラツキの後者)
・言語化が苦手というより、ローギアを回しきれない
・後者の苦しさの大半は、言語化できないこと
・前者が冷たいのではない、我々が複雑で深いのだ
・後者は理解できないわけじゃない。理解できるように説明されれば普通にわかる。
■後者による「自分取扱い説明書」
・何をさておいても、できてないことをできてないと認める
・他人からの評価が低いなら評価が低い自分を受け入れる。
(そこからがスタート)
・自分の能力をMAX値で測るのをやめる
・前者ぶらない「可愛い気のある後者」になる
・「手に負えなくなりそうになった時点で助けを求める」という呼吸をつかむ。
(投げ出すのではない)
・その時の「頼み方」は言い方のパターンがあるので覚えて練習する
・わからないことの質問の仕方もパターンがあるので覚えて練習する
・人の視点に立つものの言い方も覚えて練習する
・前者力は、自分を縛るためではなく自由にするために学ぶもの
・欠落は超えようとするものであって、埋めるものではない
・突っ張りたいなら突っ張り続ければいいが、その価値があるのかは考えた方がいい
・自分の興味関心を見極める
(どうせすぐに気を取られるし、興味さえあれば一気に集中できるのが才能)
■後者による「後者取扱い説明」
・全体像と枠組みを抑えて伝える(配慮する領域が後から増えるのに弱い)
/とにかく最初が肝心、足場と軸を作る(あとは放置してよい)
・正しい角度で殴れ
・短い説明はむしろわからない(文脈と他人のものの見方を交えて説明する)
・”いったん”期待値を下げろ
・「前者力」にどれだけ負荷がかかっているか見極める
・納得し興味さえ湧けば勝手にやるし、突破力もある
・先に手を出さなければ「前者力」が育つ
・能力を理解し活かしてくれる人への感謝と忠誠力はすごい
・”こういう後者”は見放されてもしょうがない・・・が、チャンスをあげて欲しい。
■後者による「後者のための前者取扱い説明書」
・見えてしまう苦しさ、できることをしない罪悪感
(気づかなかった、という言い訳はできない)
・彼らは人からどう見られているかを常に肌で感じている
・彼らにとって夢中になるとは
・この非難は取り合わなくていい
・前者の言葉はヒント、受けて深めてるのは後者
■後者の素晴らしさ
・後者は先に悪意を手放せる
・後者は先に幸せになれる
こちらが本職(^^;)
自分を縛ることができるのは自分だけ・・・
心も体も今より自由になりたい!
そんな方のお手伝いをしております♪
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