宝石の国 第10話 「しろ」 感想 離れてみて気付くこともある | ながめせしまに@無為

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※ネタバレ含みますのでご注意ください

 

第10話 「しろ」


 

 

 

 

エピソード別の満足度

 

×××度し難い  ××不快  ×退屈/あまり好みではない  ▽微妙/何かが足りない △まずまず楽しかった
▲なかなか楽しかった  ○楽しかった ◎凄く楽しかった ◎◎大満足 ☆名作回 ☆☆傑作回 ☆☆☆神回

 

▲ 第1話 フォスフォフィライト

 第2話 ダイヤモンド

 第3話 メタモルフォス

◎◎ 第4話 「魂・肉・骨 」

 第5話 「帰還」

 第6話 「初陣」

 第7話 「冬眠」

 第8話 「アンタークチサイト」

 第9話 「春」

 第10話 「しろ」 

 

今回もダイヤちゃんが可愛すぎた。声も可愛いし最高だわ(*´艸`*)

 

 

感想

 

 

 今回は戦闘シーンが良くて楽しめた。これまでの月人は数こそ多いが、遠くからの一斉射撃の描写ばかり。一方宝石達が戦い始めると無双するような展開ばかりで、戦ってるという実感が乏しく少し物足りなさを感じていた。

 

その点今回は敵が追い詰めてくる緊張感があって面白かった。まだRWBYの戦闘シーンレベルには至っていないと感じるが、それでも今回のように主人公も敵も拮抗してる戦闘は見ていて面白い。これまでの対月人との戦闘と比べても段違いに良くなっていた。

 

 

 ここ最近になって新種の月人が続々と登場しているが、そうなるような切っ掛けが何かあったのだろうか。これまでのエピソードを振り返って伏線になってるようなものがあったか考えてみたが、思い当たるものはない。第2話の冒頭の説明で確かこの世界には月が6個あるとかいう話があったが、月人も同じ月から来てるとも限らないのだろうか。

 

月人関連では気になる事として、月人が空間を引き裂くように出現することもどういう事なのか気になる。現在の物理を超えていることから、仮想世界での出来事だったりすのだろうか。

 

 

 アンターを取り戻すべくもっと強くなる必要があると考えていたフォスは、ボルツの提案を受けコンビを組むことを決意する。フォスからこれを知らされたダイヤのショックを受けてる様子は面白かったw 

また、宝石仲間にもアンタの一件以降性格が変化したのではないかと指摘されたフォスだが、ボルツと組むのをかなり渋ってる様子は以前のフォスの雰囲気があって面白かった。

 

フォスと組んでいるボルツを見て寂しそうな様子を見せるダイヤ。今回離れてお互いの距離を置いた事で、一緒にコンビを組んでいた時には気づかなかった相手の大切さに気づいたようである。二人の関係は作中で窺えるよりもこじれていたようである。

 

フォスにアドバイスを送るボルツの様子から、ダイヤとボルツの関係が悪くなっている事の一つに、ボルツのダイヤへの指導があるようだ。ボルツはダイヤが自分の身をしっかり守れるように色々考えて指導してたようだが、ダイヤはこれを素直に受け入れることができなかったのだろう。

 

 フォスと組んだボルツは周囲の警戒に出るが、そこに現れたのは見るからにやばそうな新手の月人。状況が芳しくないと見るとボルツの判断は素早い。先生の助力を求めに一時撤退する。ボルツにとって最優先は生き残る事、仲間を守事なのかもしれない。

 

月人がボルツやフォスを目の前にしながら、ダイヤのほうへと向かったのはやはりダイヤの持つインクルージョンが月人には価値があるものと認識されているからだろうか。月人がどういう要因によって宝石の好みを選別しているのかも気になるところではある。

 

そして先生は冬の間無理をおしていたせいか、ダイヤがピンチに陥るが今回もピンチに駆け付けることができずw 顔面は欠け四肢は欠け状況は悪くなる一方。ダイヤが退場したらどうしようとハラハラしながら見ていた( ̄ー ̄; 

 

これまでボルツという盾に守られていた事をダイヤは改めて痛感したのではないだろうか。そして守られてるだけでは嫌としたダイヤだが、いざ強大な敵を前にするとどうにも出来ない自分。今回はそれを認めた上で勇気を振り絞って決死の覚悟で挑む。ダイヤはこの一戦で大きなダメージを負ったが自分の弱さを克服し、ボルツに感じていた負い目を少しでも解消したのかもしれない。

 

幸いダイヤは無事だったが、斬って消滅したと思ったでかい月人が分裂したのか、あるいは新手なのか分からないが、ボルツの前に二体の月人が現れたところで次回。まさかとは思うがボルツ退場フラグのようにも思えてちょっと嫌な予感がするヒキ。

 

その他

ダイヤはボルツを弟といったり、ボルツはダイヤを兄ちゃんといったりと男兄弟っぽい呼び方だったが、そこは妹と姉ちゃんと呼んでほしかった(*ノェノ)

 

 

 

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