第23話 「雪解けのクリスタル」
・洋菓子店のオーナーが詩織を狙ってるような気がしてならない。奴には注意だ
・マキの舞台中の演技と、通常時の演技が全然違う。ちょっと感動した。役者の本気を見た
・エリカ相変わらず生意気だけど、今回の絡み方は笑った
・そして、エリカに悪態疲れて傷つくママ。 ( ´艸`)ププ
・ナタデココ作るから我慢しなさい どんな懐柔の仕方だw
・間野山でシルバーアクセ開店 競争相手がいないぜヒャッホーとでも思ったのだろうか。ムリダロ
・いい雰囲気で話してるけど、さりげなく由乃の膝に手に置いてるように見え・・・
・黄金の竜、玩具で代用。次回あたりにちゃっかり見つるんでしょ
・やっぱり問題発生でフィニッシュするのか。市町村合併で小泉内閣時代に盛んだった記憶があるのでかなり前のような
今回は心地よい気分で視聴を終えられるなぁと思っていたのに、ラスト30秒くらいで次の問題発生。
次週へ繋げるヒキも大切だけれど、たまには心地良い気分で視聴を終えさせてorz
商店会の老人達に問題意識が芽生え、観光協会(丑松会長)と千登勢の和解を経て、この町興しもいよいよクライマックスが近いと感じさせる雰囲気が醸し出されてきた。これらに由乃の果たした役割は非常に大きく、主人公らしかった。
千登勢劇薬投入す
商店街の衰退について、商店会の解散を持ちだし劇薬を投入したのは、意外にも商店会の会長である千登勢自身だった。これにはまだ店を開けてるメンバーも既に閉じているメンバーも狼狽し、今まで見ぬ振りをしていた者や諦めていた者も等しく、間野山の商店街が近い将来にぶつかる問題に強制的に向き合わなければなくなった。千登勢の持ちだした解散は、それほどに強烈な問題意識の投げかけとなる。
千登勢は既にこの問題について認識はしていたのだろうが、それでもこのまま衰退していくことを許容していたのかもしれない。しかし、そんな千登勢の考えを変える異分子が登場した。それが国王たる由乃であろう。千登勢は由乃ら国王チームの活動に、時には一緒にイベントに関与したり、見守ってきた存在でもある。
千登勢はシャッター通りと化す間野山の商店街を憂いていても、あるいは内心はどうにかしたいと思っていたかもしれないが、老齢化する町の現実の厳しさに難しいと諦めていたのではないだろうか。そこに由乃という活性剤が現れたことで、由乃ら国王チームに賭けてみたくなったのではないかなというように思える。
開発と町興しは違うと定義した由乃の言葉は商店会の老人達の胸にも響く。皆が一丸となってこそ町興しに意味があるのだと、自身の考えを明瞭に示した由乃の言葉は、それが正解かどうかは別として、由乃がこれまでの経験から自分で導き出した回答であり、由乃なりの実感が込められた言葉で良かった。ようやく由乃が目指す町興しの形というものがはっきり見えた。
騙されたおじいちゃん
完全空き家なのにお店を貸したくないとする秋山さん。どういう事情があるのだろうなと気になって色々考えて見ていた。言葉通りの事情をそのまま飲みこめば気の毒で、善意を仇で返されたのだから人間不信になっても仕方ないのかなと多少は理解できる。
それでも空き家にしてるよりは、身元もしっかりしてる洋菓子屋さんに貸し出して、多少なり損失を取り戻したほうが得策だと思うのだけど、精神的ダメージが大きくて損得とかそういう次元ではないのだろう。
同情できる面もあるが、秋山さんの軽率さが大きくそれはどうなんだろうと思うのも確か。店舗を借りる店子側が担保なり親族なりの保証人をつけて借りるのが普通だと思うが、何故か賃貸人たるおじいちゃんが縁もゆかりもない店子の借入金の保証人になるってどんだけチョロかったんですか( ̄ー ̄;
大家におんぶにだっこする店子。最後は夜逃げ。完全に計画倒産にしか見えない満貫状態。リアリティに無理を感じるけど、きっとおじいちゃん人がよかったんだね・・・。戦前世代ぐらいに見えるから情緒に訴えられると弱かったのだと思うしかない。よそ者への反感を煽るような真似をしたくはないとしていたけれども(そんなまさかの詐欺被害にあったから、恥ずかしくて言いだしたくてもいいだせない可能性もw)
合併問題
間野山に生じた市町村合併問題。市町村合併は小泉内閣時代に盛んだった記憶があるのでかなり前のような気もする。最新の時事を作品の中で取り込んできただけに、急に問題が一昔前の問題となったような感じを受ける。もう交付金がなくなってインセンティブがあまりない気がするのだが、間野山は夕張なみにやばい財政状態なのだろうか。
メンバーのその後
由乃の契約期間の話についても触れられたが、前回まではそれぞれの道を歩みいったん解散するのではないかと思っていたが、今回を見る限り俺達の戦いは続くという感じで由乃残留、引き続き間野山での活動を継続する締めくくりもあるのかなと思える。
扱う問題の難しさを考えればとても一年でどうにかなるような種の問題でもないし、シリーズ内で奇跡的に大成功というのは難しいことから、その後も由乃らの活動は続くという感じで終わるのもそれはそれでありでいいかなと思えるし、内心はそちらの締めくくりのほうが嬉しい。
第1クール
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第2クール
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