めぐ「お待たせしました。今回からは先日まで流しました北海道旅行の補足といいますか、使わなかった行程がありまして…。そちらと共に、今回の北海道旅行を検証していきたいと思います。」
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迎えた最終日
2024年11月5日(火)午前6時23分 名古屋市中村区/名古屋駅広小路口
いつものように名古屋駅は広小路口からスタートとなる。今回は名古屋市内から新函館北斗の往復乗車券を購入した段階で、往路の新幹線特急券を購入していた。このうち東京から新函館北斗は全席指定なため、これが基準となる。名古屋から東京は自由席としており、時間的に少々の自由をも得ている。
A1.名古屋7:03発→東京8:39着 新幹線のぞみ202号/東京行き
荷物量によってはサイズが大きくなり、東海道新幹線では特大荷物専用の指定を事前にとる必要があった。当初計画から変わらずのぞみ202号(新大阪始発)に乗った場合、東京着は実際に乗車したひかり632号(名古屋始発)より早くなる。
3辺の合計が160cm以内ならば通常の方式で可能となり、それ以上ならば『特大荷物スペースつき座席』か『特大荷物コーナーつき座席』の指定を取らなくてはならない。指定席そのものの価格は変わらないが、指定をとらなかった場合の追加料金が1000円となる。
今回は荷物量が少なく済んだため、以前使用した"台車"を使用することなく進められる。ただ必要となった場合も、規定されたサイズには収まっているのかもしれない。というより、別指定となるような荷物サイズはなかなか大きかったり…。
B1.名古屋8:31発→東京10:12着 新幹線ひかり638号/東京行き
さてもう少しスタートを遅らせるとどうなるのか。新大阪始発の『ひかり』は多くが米原,岐阜羽島に停車し、名古屋と合わせて停車時間が多くとられている。自由席を狙うにも5両と多く有利なうえ、指定席も『のぞみ』より安価になるのがいい。名古屋からは豊橋に停車した後、新横浜まで停車しない。
東京からは『はやぶさ』で北海道上陸を図ることとなり、全席指定となる。このため指定をあらかじめ確保する前提で、むしろ乗り継ぎの時間を有効活用できるのだ。
B2.東京10:45発→新函館北斗15:01着 新幹線はやぶさ19号/新函館北斗行き
ということで乗車。東京を出ると上野に停車し、大宮から仙台は途中無停車で他と変わりない。仙台から盛岡は無停車が多いところ、東京から北海道直行便でこの便のみが一ノ関に停車するのだ。このため仙台から自由席扱いで空席を利用できるという。
盛岡から新青森までは八戸に停車し、新青森からは奥津軽いまべつ,木古内に停車する。4時間16分かかっているのだが、最速便でも4時間といったところなので順当だろう。むしろこういう違いを楽しむのが面白く思うかも。
今回使用した『北海道フリーパス』はJR東日本管内でも購入できたところ、やはり北海道内で購入するのが道義ではないだろうか。2016年の旅行で確認していたのだが、2025年1月20日からは北海道外で購入できなくなった。
B3.新函館北斗15:11発→函館15:28着 快速はこだてライナー3348M/函館行き
改めて、乗り換える函館行きも快速であった。ところでこのパターンを使うと、新函館北斗では北海道フリーパスなどを買う時間がない。事前に購入していても乗り換えは階段など伴うため、余裕がないのだ。
何はともあれ、函館へ降り立つ目的は明確だ。北海道のスタートらしいスタートだけでなく、函館の"2大グルメ"である。
まずは『ラッキーピエロ』。駅前に近い店を選べば、日柄もいいのか待ち時間がそれなりに。だからとベイエリア本店まで出向くのも、今回は違うように思ったのだ。もっとももう片方となる『ハセガワストア』のやきとり弁当は、隣接する店でなら中でいただけた。ちょっともったいなかったか…。
A6.函館18:43発→札幌22:41着 特急北斗21号/札幌行き
今回は念のため、最終便で行程を組んでいた。すっかり日没も過ぎ、夜間走行となるこの便は需要を考えてか大沼公園,白老を通過。停車駅が少ないだけでそこそこ"特別感"を得られるとは、なんというのか…。指定席そのものは比較的余裕をもって確保できそう。
札幌に到着後は、2022年に"同じ区画で2連泊"したネットカフェへ。当時とは店内のレイアウトがやや変わっており、受付も無人端末となる他オートロックも採用されていた。
(つづく)