今回は北海道旅行の続きを、6日目の朝から見ていこう。
もも「釧路でロッカーのカギなくしたって、その続きよね。」
めぐ「そう。一応は…。」
なぎ「ああ言わなくていい。本編でやる。」

 

 

さく「それで、ネットカフェも空いてなかったらさ。何やってたかって札幌ドームの。」
もも「本当、変に悪運は強いもん。カギなくさなかったら取り出して、駅前のネットカフェと往復でよ?空いてないっていうからまた。」

 ということで札幌駅から少々外れて、森林公園の駅近くにネットカフェがあったということ。そちらは空きがあったので、一夜を過ごすことができたというところから今回はスタート!

 2024年11月10日(日)午前8時1分 札幌市厚別区/快活CLUB厚別東店


(A)休日深夜8時間パック※一部ポイント利用(快活CLUB厚別東店) 2000円
 とりあえず厚別東のネットカフェで夜を明かし、6日目の朝を迎えることとなった。ひとまずはこの日が"予備日"で、予定を組んでいなかったのが幸いだろう。


 最寄りとなる森林公園の駅までは住宅地を進んでいく。東口は戸建て住宅が整然と並び、西口などは集合住宅が林立。札幌市内の東外れに位置しており、中心市街地までは20分もかからない。


 利用が多い札幌市内の駅らしく、待合所や改札周りは券売機,自動改札,有人窓口,LED式発車案内など設備が揃っている。もう少し時間があるのでしばしの小休憩へ…。

 相対式ホームとなる高架駅であり、改札からホームへは階段のほかエレベーターで結ばれる。ホームと階段などの間はドアで仕切られるため、寒さを避けるにはいいだろう。


37.森林公園8:22発→札幌8:38着 普通148M/札幌行き モハ733-115
 来たのは733系で、3両編成の0番台を2本連ねている。2号車に乗るとそこそこ空きが見られるので、札幌まで座っていこう。


 16分で札幌に到着し、そのまま回送となる。733系0番台の後期型は行先表示にカラーLEDを採用し、以降3000番台などに波及していった。登場から10年経過するところ、ステンレス車体の側面は光沢の美しさが保たれているようだ。

 何はともあれ、ロッカーの管理先へ連絡せねば。東改札の付近なので、さほど時間はかからないという。覚えのあるロッカーを見れば延長料金のランプが灯っており、間違いなさそう。


(A)コインロッカー・小延長(札幌駅東改札付近) 400円
 係の方が来ると何とか開けてもらうことができた。その後は連絡先などを用紙に記入することとなり、大荷物を受け取ることとなった。どうも閉鎖時間に1つずつ開けて点検しているようなので、その際に延長料金が加算されることとなるのだろう。

 ということで延長料金が発生しており、ひとまずは追加1日分の400円(小サイズ)でよさそう。今後は管理をしっかりしておきたいところだが…、やはりICカードを介したキーレス式がいいのかもしれない。6日目は以上。


 考えた結果、旭川のセイコーマートへ。北海道フリーパスで"大周遊"を目指そうと稚内というのは遅すぎるし、さすがに道東を3周目とはならない。室蘭にも行っており、函館は初日と最終日がある。旭川への電車特急は、今回乗っていない789系0番台もあった。


 もう、大荷物は持ったままにしよう。それはそうと案内用の液晶画面を見れば、下のほうにWindows10らしきタスクバーが見られる。


38.札幌9:30発→旭川10:55着 特急カムイ9号/旭川行き モハ789-1003
 まず乗り込むは札幌生え抜きの789系1000番台『カムイ』で、4号車に指定席専用の『uシート』を連ねた5両編成。自由席は1~2号車となる。


 旭川までの"往路"は指定席を確保せず、自由席へ乗り込めば座席が交換されていない。このためこの編成で言うならば、4号車のみがグレードアップ指定席となっているのだ。実のところ今回ここまで、純然たる"特急自由席"は前夜の『オホーツク』とこちらのみとなる。

 モケットは濃赤茶系で照明も暖色系なことから、なかなか高級感を覚える車内となる。個人的に好きなのは、車端部にあるLED式案内装置の表面が光沢仕上げとなっていること。これは789系0番台にも、キハ261にもない唯一無二の特徴だ。


 さほど乗ることなく札幌を発車し、結果的にいい"キャンプ地"となった森林公園を通過。ここからは今回の旅行だけでも2回目となるため、軽く流す程度で済ませようか。


(A)絹艶サンド厚切りメンチ&チーズポテト(日糧製パン) 321円[軽]
 期限の関係で温存していたパン2品を、ようやくここで使うこととなる。絹艶という名称が高級感を与えてくれるも、実際は『絹艶』が北海道の食パンブランドということだったりする。メンチカツの衣はすっかり水分を含んでおり、むしろ挟まったキャベツの食感が生きるという…。

 ポテトのほうはポテトサラダ…、とも違うような。マヨネーズらしさを感じられなかった。チーズが入っているので、おそらくそんな味わいだろう。枝豆がいいアクセントになっている。総じて、普通のサンドイッチから脱するに至らないか。

(A)ポテトロール(札幌パリ) 113円[軽]
 こちらのポテトは普通にマヨネーズらしさが感じられ、ポテトサラダと言えよう。ところで実家で作ってもらうようなポテトサラダと、業務用や市販のポテトサラダは大きく味などが変わってくる。何が違うのだろうか?
(つづく)