めぐ「こんにちは、皆さんいかがお過ごしでしょうか?今回からまたしばらく、先日回りました北海道のお話を進めていきます。初日は函館が少々と札幌への移動となりまして、2日目からが本格的な大旅行ですかね。どこを回ったのでしょう?」
 

 2024年11月6日(水)午前7時6分 札幌市中央区/快活CLUB札幌駅南口店


(A)平日フラット席12時間パック※一部ポイント利用(快活CLUB札幌駅南口店) 2700円
 フラットシートで軽く作業などしつつ、眠気にも任せて朝を迎えた。滞在時間は9時間半強ぐらいだったところ、平日だったので12時間パックとして扱われる。ということでセルフ端末で精算を済ませ、外へ出てから前夜とほぼ同じ画にしてみる。


 こちらも前夜と同じようにアングルを定め、南口の画としてみる。2日目は室蘭へ向かってからそのまま折り返し、乗り継いで北広島を経て"噂の新球場"へバスで向かう。試合のない日でも開いているのだが、秋季キャンプを行うということで狙ってみたということ。

(A)コインロッカー・小(札幌駅東改札付近) 400円
 ではコインロッカーへ大荷物を預け入れよう。すると金額支払いの際、auPAYが使用できたりする。ロッカーそのものは従来型となる鍵式だ。

 室蘭へは距離も短いことから指定をとることなく、全席指定ではあるが空席利用でいいだろう。指定席券売機で調べると窓側の空席はほとんどないものの、通路側の空席は多いという。とりあえずある程度モノでも買って、ホームへ出ようか。


 ホームへ出ると、いたのは連続窓を持つ車両であった。今や紆余曲折を経て、5両編成2本のみを残すレアキャラではないだろうか?


7.札幌7:30発→東室蘭8:58着 特急すずらん2号/東室蘭行き モハ785-502
 ということで2016年に逃し、すっかり希少価値の高くなってしまった785系。現在は登場時点で2両編成だった2本ずつを連結し、2002年に新造した中間車両を合わせて5両編成を組成する。789系1000番台とは共通運用のはずだが、どういうわけか『カムイ』には入らない。


 そうなれば迷うことなく4号車へ。それこそ2002年に『uシート』用として製造された、指定席専用の中間車両だ。編成中この1両のみ窓が個別に分かれるなど、内外装とも従来と大きく異なるものとなっていた。照明は暖色系の蛍光灯を使用し、やや高級な雰囲気を見せる。


 隣の『宗谷』と同時に発車。並走するように収めようとするも、こちらが前へ出てしまい収められず終わった。外はしっかり晴れており、いい1日になりそうな予感がしているか…。


 さてこの『uシート』座席。ヘッドレストは固定式ながらも、左右を大きくとっているのが特徴だろう。中央部分のひじ掛けは広くとられた。ライトブラウン系のモケットも落ち着いた雰囲気を演出。グレードの高さを象徴させてくれるが、形状そのものはその後主流となる座席に通じている。


 全席の背面にコンセントというのは『uシート』の特権で、後に続くのも789系1000番台(同じく4号車のみ)ぐらいだ。また元々は快速『エアポート』向けであったため、大型荷物用のスペースを当初から備えている。


 千歳には特急『すずらん』が停車しながらも、特別快速は通過するという。この時点では窓側も空きが多かったりする。


(A)野菜生活100オリジナル(カゴメ) 105円[軽]
 札幌で朝食として買った品をひとまず並べてみよう。ひとまずは野菜フルーツジュースを持参しなかったからと購入した、野菜フルーツジュースから飲んでいきたい。栄養面でどれだけ付焼刃的だろうと、1杯あれば野菜やフルーツの分がプラスにはなるはず。


 苫小牧から白老にかけては左に海が見られる。平成期に登場した電車特急だけあって、なかなか速いのはある程度当たり前にも思っていたところ。最高速度が120km/hであれど、改めて感じられる速さがあった。


 札幌から乗ること88分。そのまま流しつつ、空席が多いまま東室蘭に到着。隣にはこれから乗る室蘭行きとして、新型電車たる737系が発車を待っている。乗ってきた785系は一応回送扱いでドアが閉まったものの、車内整備を経てそのまま特急すずらん5号として折り返すようだ。
(つづく)