森西美香の【心とからだと会話する】気づきブログ。 -518ページ目

食育~食べることは、生きること~

友達に薦められて

「食堂 かたつむり」 を読んだ。

著 ポプラ者/小川糸 



食べることは、生きること。

自分の存在を大切にすること。

すべての存在を大切にすること。

あらためて、最近の食について、考えた。



今日も、新聞には「汚染米」の記事が掲載されていた。


そして最近の自分を振りかえった。

昔は、朝目覚める感覚は、

「お腹すいた~」だった。


最近は、夕食を旦那の帰りに合わせて食べると遅くなり、

ながら食べで、満腹なのかわからず食べ過ぎる。

目覚めに「お腹すいた~」がない・・・

ハワイ旅行は、食の気づきの場だった。


朝食は、ビュッフェ。

いろんな人の、選んだものを観察してみると、


・ライス・マッシュポテト、ワッフル、炭水化物・・・の組み合わせ。


・ベーコン、ウィンナー、ポテト、ハムの大盛り・・・・の組み合わせ。


・緑、赤、黄色、白、色とりどりのあらゆる栄養素・・・の組み合わせ。


多くの人の体型と、食事の選択は連動していてるようだ。

そして、家族の体型が似ていることも多い。

お父さん、お母さん、子供達・・「なるほど・・・・・・」



そして、夜に入った町のローカルなレストラン。



入って、店の中の人達の体型にビックリ・・・・

運ばれてきた料理の量にビックリ・・・・・

おばあさんの食べている、ケーキの大きさにビックリ・・・・


半端でない!!!!


大柄の私が、ほんとに小さく見えたのである。

何を選ぶのか。どのように味わうのか。


カラダの源となる、食事の選び方。


「知らない」ことって多いなかもな・・・と感じる。


「感じてない」ことって多いかもな・・・と考える。



本を読んで、「食べることとは」体型だけでなく、

食材への感謝・・・味わうこと・・・親子関係・・・人間関係・・・・

生きることすべてと繋がっていると感じた。


文中から・・・
洗い立ての手のひらで、それらの食材をにそおっと触れた・・

顔を近づけて鼻を寄せ、彼ら(食材)の「声」に耳を傾ける・・


死を無駄にしてはいけない。

きちんと地面に足をつけて、呼吸しなさい。


生きるということ。


食べ物への感謝。


自分という存在は、いろんな生命の合体。



このように感じて生活すると、体型や体調も変わるし、

人間関係も変わるし、仕事の方法も変わるだろうな。

相手の立場になる

パラリンピックが開会し、「可能性」 「前向きに生きる」

あらゆる視点からの素晴らしいメッセージをもらう。


そんな中、

視覚障害があるフリーライターの川田隆一さんの記事を読んだ。


信号

目が見えない彼が、一人で音のない信号を渡るとき、

車や、人の足音に神経を集中して、歩き出して良いかを判断するという。


世の中、忙しい人が多い。

信号は、「赤」でも車が来ないからと自己責任で渡っている。


けれど彼は、足音で「青」になったと判断する。

皆が歩き出す。

実際は、「赤」・・・危ない!

そして、こう書いてあった。

「周囲の音を聞いて判断している者の存在は、想定外なのだろう」



私は、視覚障害の方を見かけると、

「大丈夫だろうか?」と気にはするが、

普段なにげなくたてている音が、

こんなに影響を与えているとは、考えていなかった。


きっと気づいていない事は、他にも沢山あるだろう・・・



「相手の立場になる」


日常は、無意識に自己中心的な考えになりがちだと感じた。

それも、気づかずに・・・・


NLP(神経言語プログラミング)で相手の立場になるワークがある。

人間関係で、考えても解決しない時に活用していた。


無意識にやっている行動、なにげない日常生活でも、

自分とは違う視点、相手の立場になれるよう、

他人を思いやる気持ちを大切にしようと思った。


ハワイ合宿物語 ~ふりかえり~

合宿は、仕事ともう一つの目的を持ってきた。

それは、前年の旅とその後この一年を「ふりかえる」こと。


去年、ハワイ島で15年ぶりに運転をした。

ハワイ島一週コース

350kmを1日で走破する強行計画。


ホテルを出発し、道が直線になってから運転交代。


だが、なにしろ15年ぶり・・・

私  「アクセルどっちだった?」

奥山 「・・・・・・・・マジで?!」


こんな会話から始まった。

大自然の中での運転は、運転の仕方だけでなく、

生きるうえで大切な感覚を思い出させてくれた。


人生とは、この大自然のように広大で、どこへでも

行けて、何でもできる。未来は自分がつくれる自由感。

それは、自分の意思で、責任を持って選択をし自律すること。


ハンドルを握り、アクセルを踏む動作は、

自分の人生の主導権を握るような感覚がした。


人や、何かに振り回されるのではない。

揺るがない、どっしりと、安定した本当の自分のあり方。

それを手に入れる感覚だった。



ワイコロア

パーカー牧場

アカカ滝

レインボー滝

ヒロ

キラウエア火口

溶岩トンネル

チェーン・オヴ・クレーター・ロード

コナ

ワイコロア


途中、ハワイの自然に感動し、はしゃぎ

ゆっくり堪能している間に時間は刻々とすぎ、

チェーン・オヴ・クレーター・ロードで日が沈み始めた。


予定していたプナルウ黒砂海岸やコナの町探索を

あきらめて、帰途につく。


この時点で、奥山の体力が限界になり私が運転を担当。


日が落ち、街灯が無く真っ暗、道は狭く長い坂道、

カーブの連続、後でドライブアドバイスの本を読むと、

「夜間は絶対走らないほうが良い。」と書いてあった。


先が見えない不安は、本当に怖かった。


そして長時間五感を研ぎ澄まし最大に集中した。


始めは色々考えながら恐怖の中で運転していた。


それが途中から無になり、ただただ反射の判断で動く。

「今この時」を自分の判断で責任を持って動く感覚。

そして、4時間走りきって、ホテルへ無事到着。


それから、1年。

「自律と自由」をテーマに、あらゆる場所を旅し、

仕事をし、自分とコミュニケーションをとって過ごした。


そして、今回。

気づきと、学びを活かし、さらに未来に繋げる為に、

前回と逆順に島を回った。


真っ暗で怖い道は、絶景の素晴らしい景色だった。

運転に慣れた今、カーブは楽しかった。

時間が足りず、行けなかった場所に全て行き、

新たな体験もし、アクシデントも楽しみに変える

柔軟性がついたことにも気づいた。



この旅の仕事以外のもう一つの目的。

自分の学び、一年の振りかえり。

「自律と自由」への信念の再構築。


NLP(神経言語プログラム)的に表現すると、

体験により作られた考え方、ものの見方(一般化)を、

新たな体験で、今の自分に役立つ考え方、

ものの見方(一般化)に変えること。


「人は自由で無限の可能性をもっている。」ということ。


これを伝える為に、自分自身が体現し、実感し、

変化した自分をふりかる旅。


自分を信じる体験をまた一つ楽しんだ旅。


ハワイ合宿物語 ~最終日~

前日は、一日中仕事!


自分達が何を伝えて、何を創りあげたいのか、

白熱の?!意見交換。


アッと言う間に夜21時!

驚いた。ヤッタゼ!

合宿の目標達成し、眠りについた。



そして、最終日の朝。


イルカが遊びにくる

ケアラケクア湾へ向かう。


ワイコロアより、コナ・コースト方面へ、

1時間ほど南下して到着。


ほんと、カーナビは便利!

知らない地、行きたい場所何処へでも行けるって素敵。



イルカには、会えなかったけれど、

山と海のコントラストが綺麗な湾で、

お互いに自由に過ごす。

私は海を眺めて、ボ~~とくつろぐ。


本を読んでいる人、スケッチをしている人

時間がゆっくり流れる。

それから、カヤックを楽しんでいる人が多かった。

次回は、チャレンジしよう~。



そしてここから、カルイア・コナへ戻る。

この町は、カイルワ湾を囲むように作られている。


端から端を歩いても、500mの小さな町。


さっそく、お目当てのアイス店を見つけた。

スカンジナビアン・シェイブアイス店。

店の前のアイスクリームの作り物が目印。

可愛いので写真をとって、アイスを堪能。


ご機嫌に探索を始める。


ハワイで最初に作られた教会、ショッピングビレッジ、

などを楽しみぶらぶら歩き、海の見えるレストランで食事。


店員さんは、真っ黒に焼けた50代後半ぐらいの女性。

陽気で、テキパキと動き魅力的。

「これ美味しいよ!」の一言で注文が決まり!



この島の人に感じる事。

陽気、楽しい、笑顔、エネルギー、輝き

すれ違うだけでも、笑顔や一言のコミュニケーションがある。


そして、どの店に行っても太陽のような陽気な人が多いと感じた。

仕事を踊るようにやってる。

ジョークがでる。


帰り

遊び疲れくたくた。


運転中、一瞬ウトウト・・・!

横から、「あ”~~!!寝てる!」

怒られた。

「うわっ!ごめん目が落ちた」 

居眠り運転・・・自分でビックリした・・・・



最後の夜は、スーパーでお酒や食べ物を買って帰り、

ゆっくり食事をすることにした。


部屋で話しこむ。

「今回の旅で得たもの・・・・学んだことは?」から始まり、

語り疲れ、今度は布団で眠りについた。


ハワイ合宿物語~12時間の旅で息を飲む~

本日は、ハワイ一周。


9時ホテルを出発。


前半運転手は私!

右ハンドルにも慣れて、絶好調。


19号線コハラ・コーストを通り、南下する。

一直線なので、皆かなりのスピードをだしている。

あっと言う間に100㌔超える。


マイルなので実感がわかず危険。



途中コナの街を通り、コーヒー栽培畑、マカデミアナッツ畑

ビーチを横目に走り、急な下りや、小さなカーブの連続が続く。


対向車がくると、「うわっ」「ひゃ~」

息を飲む!それにしても運転、上達した。

(運転のいきさつは、後日タイトル~ふりかえり~で書きます(笑)



途中から11号線に変わり、まずはプナルウ黒砂海岸に到着。



ここは、溶岩流が海水で冷やされた後、砕け粉々になって出来たビーチ。

その名の通り、砂が真っ黒!


「うわ~黒っ」 息を呑む!


砂浜が黒く、ピカピカしている。


ラッキーなことに、海亀が来ていた。

甲羅が太陽の反射でキラキラして綺麗。

「かわいいっ」 思わず、駆け寄って水に入ってしまった。



次に、ハワイ・ボルケーノ国立公園へ向かう。

標高1200m・・・・どんどん雲が近いくなり、

空の青、と雲に遠くまで伸びる道路が、絵のように素敵。


「凄い~凄い!」 夢の中にいるような気分。



そして、キラウエア・ビジターセンターに到着。

昼食は、公園内にあるボルケーノ・ハウスへいく。



キラウエア・イキ火口から、大きな水蒸気が出ていた。

「凄い水蒸気!!!」

やはり、息を飲む!


迫力!生きている地球を感じる!

水蒸気を見ながら、またまた「凄いよな!!」「凄いよな!!」と食事をとる。



この火山活動の影響で、ハレマウマウ展望台から先には、行けなかった。



なので、Uターンしてビジターセンターに戻り、

反対周りからチェーン・オヴクレーター・ロード向かう。


キラウエア南東斜面見渡す限りの溶岩の荒野。



ここで、ガソリンが半分を切った・・・・・大丈夫だろうか?!

息を呑む・・・・・・



溶岩が32㎞はるかかなた太平洋まで流れこんでいる!

下を見て、迫力に息を飲む!

溶岩が圧倒的な質感を出している。


大自然の中にいると、私達は、なんてちっぽけなんだろう・・・



ガイドブックには、「溶岩流の動きは不規則で予想不能。

付近はガスが発ししやすく、心臓や呼吸器の弱い人には、

危険な環境だ。自己責任において慎重に取り組みたい。」

と書かれている。



気を引き締め、靴を履き替え、道路が溶岩に覆われた地帯を歩く。



ここは、神話火山を司る女神「ペレ」の安住の地といわれる。


今回は、観光客が少なく溶岩に寝転んで、

じっくり地球のエネルギーを感じることができた。



さあ、再び32㎞を戻る!

ガソリンは、大丈夫そう・・・・「ほっ」・・・息を吐く



女神にお別れをつげ、ヒロの街に向かう。

ヒロは日系人が中心になって造った町とも言われる。



ここで偶然見つけたバニヤンの大樹の並木通り。

バニヤンドライブと呼ばれている。


見事な大樹!!!

通りに迷い込み、この場所を見つけた瞬間、車を止め、

感動して木の下まで走っていった。

木の下でしばらくたたずむ。


並木通り一体の気が心地良い。



他にも、モンキーポットの木(CMでおなじみのこの木何の木の木)や

リリウオカラニ庭園という、池や太鼓橋、石灯篭などがある日本庭園・・・・

鳥居や狛犬など、???の配置と異国情緒が微妙なマッチングで

個性的な空間をつくっていた。

町を満喫して、ハマクア・コースト、ヘアピンカーブが続く。

標高900mある山岳ドライブを通る頃には、真っ黒・・・・



ここはどこを走っているのだろう?

お腹がすいた~~~~・・・・・ころに、

ショッピングモールを見つけ食事にありつく。


タイ料理をガッツク!

エネルギー充電。


さあ、あと少し。

だが、街頭が無く、辺りは真っ暗・・全然見えない!

急な下り坂が多い道を、直感で走る。

本当に怖い!

去年の体験を思い出す・・・・・・



だけど山岳なだけに夜空は一面星、星、星。

星が近い近い!

またまたまた感動で息を呑む。


9時半コハラコースト、見覚えのある道に出る。

後は、ホテルに一直線!

「かえってきた~~~」 


走行距離およそ350km13時間のハワイ島一周!


「ビックアイランド」 パワーにに満ちた島。


息を飲みまくりの一日。