ハワイ合宿物語 ~ふりかえり~
合宿は、仕事ともう一つの目的を持ってきた。
それは、前年の旅とその後この一年を「ふりかえる」こと。
去年、ハワイ島で15年ぶりに運転をした。
ハワイ島一週コース
350kmを1日で走破する強行計画。
ホテルを出発し、道が直線になってから運転交代。
だが、なにしろ15年ぶり・・・
私 「アクセルどっちだった?」
奥山 「・・・・・・・・マジで?!」
こんな会話から始まった。
大自然の中での運転は、運転の仕方だけでなく、
生きるうえで大切な感覚を思い出させてくれた。
人生とは、この大自然のように広大で、どこへでも
行けて、何でもできる。未来は自分がつくれる自由感。
それは、自分の意思で、責任を持って選択をし自律すること。
ハンドルを握り、アクセルを踏む動作は、
自分の人生の主導権を握るような感覚がした。
人や、何かに振り回されるのではない。
揺るがない、どっしりと、安定した本当の自分のあり方。
それを手に入れる感覚だった。
ワイコロア
↓
パーカー牧場
↓
アカカ滝
↓
レインボー滝
↓
ヒロ
↓
キラウエア火口
↓
溶岩トンネル
↓
チェーン・オヴ・クレーター・ロード
↓
コナ
↓
ワイコロア
途中、ハワイの自然に感動し、はしゃぎ
ゆっくり堪能している間に時間は刻々とすぎ、
チェーン・オヴ・クレーター・ロードで日が沈み始めた。
予定していたプナルウ黒砂海岸やコナの町探索を
あきらめて、帰途につく。
この時点で、奥山の体力が限界になり私が運転を担当。
日が落ち、街灯が無く真っ暗、道は狭く長い坂道、
カーブの連続、後でドライブアドバイスの本を読むと、
「夜間は絶対走らないほうが良い。」と書いてあった。
先が見えない不安は、本当に怖かった。
そして長時間五感を研ぎ澄まし最大に集中した。
始めは色々考えながら恐怖の中で運転していた。
それが途中から無になり、ただただ反射の判断で動く。
「今この時」を自分の判断で責任を持って動く感覚。
そして、4時間走りきって、ホテルへ無事到着。
それから、1年。
「自律と自由」をテーマに、あらゆる場所を旅し、
仕事をし、自分とコミュニケーションをとって過ごした。
そして、今回。
気づきと、学びを活かし、さらに未来に繋げる為に、
前回と逆順に島を回った。
真っ暗で怖い道は、絶景の素晴らしい景色だった。
運転に慣れた今、カーブは楽しかった。
時間が足りず、行けなかった場所に全て行き、
新たな体験もし、アクシデントも楽しみに変える
柔軟性がついたことにも気づいた。
この旅の仕事以外のもう一つの目的。
自分の学び、一年の振りかえり。
「自律と自由」への信念の再構築。
NLP(神経言語プログラム)的に表現すると、
体験により作られた考え方、ものの見方(一般化)を、
新たな体験で、今の自分に役立つ考え方、
ものの見方(一般化)に変えること。
「人は自由で無限の可能性をもっている。」ということ。
これを伝える為に、自分自身が体現し、実感し、
変化した自分をふりかる旅。
自分を信じる体験をまた一つ楽しんだ旅。